内科医に聞いた胃腸の調子が悪い時の食事のポイントとは
内科医に聞いた胃腸の調子が悪い時の食事のポイント
胃腸の調子が悪い時のおススメな対応法
そんなお腹の調子を崩しているときには、お腹に優しい食べ物を食べたりお腹に優しい食べ方をしたりして、少しでも辛い症状を和らげたいものかと思いませんか?
そこで今回のブログでは、胃腸の調子が悪い時に取るべきお腹に優しい食事のポイントについて、ご紹介していきたいと思います。
そして次回のブログでは胃腸の調子が悪い時に取るべきお腹に優しい食べ物について、ご紹介してきたいと思いますので、今回のブログと次回のブログをセットで見ていただければ嬉しいです。
お腹の調子が悪い時に気をつけるべき食事のポイント1・食物繊維を控える
お腹の調子が悪い時に気をつけるべき食事のポイントその1は、こちら食物繊維を控えめにすることです。
食物繊維には便秘解消効果や腸内環境を整える効果があるので、普段は積極的に食べてほしい成分なのですが、お腹の調子が悪い時には控えめにしてもらった方がいいんです。
食物繊維は消化に時間がかかってしまうので、お腹に負担がかかってしまいます。
特にきのこ類、海藻類、ごぼうなどの根菜類は消化に時間がかかってしまうので要注意です。
お腹の調子が悪い時に気をつけるべき食事のポイント2・脂肪分を控える
お腹の調子が悪い時に気をつけるべき食事のポイントその2は、こちら脂肪分を控えめにすることです。
油や脂肪分の多いお肉は食物繊維同様に、消化に時間がかかってしまうので胃腸の調子が悪い時には控えめにしてもらった方が良いと思います。
出来れば揚げ物や炒め物ではなく、蒸したり茹でたりして調理をする。
そして脂身の多いお肉ではなくて、鶏ささみや白身魚にするなどを意識してもらうと良いと思います。
お腹の調子が悪い時に気をつけるべき食事のポイント3・冷たいものを控える
お腹の調子が悪い時に気をつけるべき食事のポイントその3は、こちら温かくして食べることです。
冷たい食事は胃に刺激を与えて、負担をかけてしまいます。
また冷たいものを食べることで胃の機能が低下して、消化不良や下痢の悪化に繋がる可能性もあるんです。
そしてだいたいの食べ物は柔らかく加熱することで、消化吸収がしやすくなるんです。
なのでお腹の調子が悪い時には、温かいものを食べるようにしてください。
ざるうどんよりもかけうどん、そして生野菜サラダよりも温野菜サラダを選んでもらった方が良いと思います。
お腹の調子が悪い時に気をつけるべき食事のポイント4・胃に負担をかけない
お腹の調子が悪い時に気をつけるべき食事のポイントその4は、こちら胃酸の分泌を促す食材を避けることです。
胃の調子が悪い時に胃酸の分泌が過剰になってしまうと、胸焼けや胃もたれ胃の痛みなどにつながってしまいます。
胃酸の分泌を促す食材には、
- 漬物
- 梅干しなどの塩辛い食材
- 香辛料
- 酸味の強い酢の物や柑橘類
- チョコレート
- コーヒー
- 炭酸飲料
- アルコールなどが挙げられます。
なので胃の調子が悪い時には、これらの食材については控えめにしてもらった方が良いと思います。
最後に
今回はお腹の調子が悪い時に気をつけるべき食事のポイントとして、
- 食物繊維を控えめにすること
- 油や脂肪分を少なめにすること
- 温かい食べ物を食べること
- 胃酸の分泌を促す食材を避けることを紹介しました。
お腹の調子が悪い時にもある程度水分や食事は必要ですが、食事の食べ方によっては症状を悪くしてしまいます。
ぜひ胃腸の調子が悪い時には,今回紹介した内容を参考にしてみてください。
そして次回のブログでは胃腸の調子が悪い時に取るべきお腹に優しい食べ物について取り上げていきたいと思います。