元気の日記

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安全なものとも言い切れない ソルビトール(ソルビット)

ソルビトール(ソルビット)とは

ソルビトールとは、ブドウ糖を還元してできる糖アルコールのことで、元々自然の食べ物にも含まれており、海藻類やバラ科の果物(りんご、なし、桃、プルーン)に多く含まれています。
食品や飲料への添加物として使用される他、保湿性があることから化粧品やスキンケア商品などに使用されたり、下剤や栄養剤などの医薬品に使用されたりすることがあるようです。

ソルビトール (sorbitol) は、グルコースを還元※し、アルデヒド基をヒドロキシ基に変換して得られる糖アルコールの一種。ソルビット (sorbit) またはグルシトール (glucitol) ともいう。甘味があり、食品添加物などに用いられる。

※酸化物から酸素を奪う反応、もしくはある物質が水素と化合する反応のこと。

ソルビトールの用途

ソルビトール使用の目的

  1. 冷凍障害の防止・・・多くの水分を保持できるため、凍る時に食品の細胞膜に傷がつきにくくなります。
  2. 味がよく染みる・・・浸透性が良いので、味がよく染みます。煮物や漬物にも利用されています。
  3. 微生物の繁殖を抑える・・・水分活性を低下させるため、微生物の繁殖を抑えることができます。

ソルビトールは、食品添加物としては主に甘味料の用途で使用されています。サッカリンアセスファムカリウムと比べて、甘味の質が良いとされていますが、その甘味度は、砂糖の60%程度と言われています。

そのため、ダイエットのための食品や飲料、サプリメントなどに使用されていますが、甘みが少ないために満足感を感じにくいので多めに摂取してしまう傾向があり、ダイエット効果が減少してしまうこともあるそうです。

ソルビトールは溶解する際に吸熱反応を起こすことから、口の中に入れると清涼感を得られます。この性質がガムや飴などの菓子類に利用されているのです。

また、ソルビトールは保湿性や安定性があるため、煮豆や佃煮、生菓子などにも使用されています。ソルビトールを冷凍のすり身に加えると、水分を保持し、冷凍後も品質が変わりにくくなるとも言われています。コンビニで販売されているおにぎりにも、米がパサパサしないようにソルビトールが添加されていることがあります。

過剰摂取による危険性

2012年に、海外で医療機関においてソルビトールを投与された女性が死亡した事故が発生したという、ショッキングな報道がありました。しかし現地当局の情報によると、女性の死因は他の物質の摂取によるものであったとされています。実際のところ、その因果関係は明らかになっていませんが、ソルビトールの摂取が直接の死因となったわけではなさそうです。

一般的に、ソルビトールは、通常の摂取量ならば特に危険性はないとされています。しかし、過剰摂取すると健康への影響が心配されます。具体的な症状としては、お腹がゆるくなりやすく、腹痛や下痢などを起こしやすくなります。ソルビトールは国際機関でも安全性が高いと評価されているため、1日あたりの摂取許容量は定められてはいないようです。しかしどんなものでも過剰に摂取していいものなんて存在しないと思います。

また、ソルビトールには発がん性などの毒性も確認されておらず、安全性は高いと言われています。ただし、糖尿病を罹患している人は、ソルビトールの摂取は要注意です。砂糖に比べて、血糖値をがさほど上昇させないため安全ではないかと思われるかもしれませんが、ソルビトールは細胞中に溜まりやすい性質があるため、高血糖の糖尿病の人は合併症を引き起こすリスクがあるとされています。

まとめ

ソルビトールは甘みが控えめであることから、より多く摂取したくなる衝動に駆られやすく、依存性の高いものとされています。健康な人でも、あまり積極的に摂取することは好ましくないかもしれません。

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日本では未だ使用が制限されている物質 サッカリン

サッカリンとは

サッカリンは、無色透明の結晶、もしくは白色の粉末の形状をしている人工甘味料です。1800年代後半にアメリカで発見され、すぐに商用化されるようになりました。ショ糖の約200〜700倍の甘さがあり、高濃度では苦味を感じられると言われています。非常に甘いにもかかわらず、カロリーが低いためダイエットを目的とした飲食物に使われることもあります。

サッカリンは非水溶性であるため、チューインガムのみしか使用できませんが、これをナトリウム塩にした水溶性のサッカリンナトリウムによって様々な用途に使用することができます。

例えば、漬物や練り製品などの加工食品、醤油や味噌などの調味料、清涼飲料水、アイスクリームやジャムなどの菓子類に使用されています。また、食品以外にも歯磨き粉や口紅、家畜の飼料などに使われています。サッカリンは、私たちがほぼ毎日使うような調味料や歯磨き粉など大変身近なものにまで使用されているのです。醤油の場合は、甘い醤油が好まれる地域では甘草・ステビアサッカリンがよく目にする甘味料で特に九州の南部ではサッカリンの甘さが地場の醤油の味として根付いているそうです。

ちなみに、サッカリン厚生労働省によると、許容一日摂取量は体重1キログラムあたり5ミリグラムまでとされており、安全性に問題がないということが確認されているようです。サッカリンは過剰に摂取すると、血糖値が高くなる恐れがあったり、胃腸に負担をかけたりすることがあると言われています。

サッカリンの発がん性の指摘

サッカリンは、1960年代にアメリカで行われた動物実験により、弱い発がん性があるとみなされたため、日本を含む世界各国で使用禁止になった物質ですが、一旦使用禁止になったものの、後年になって先の実験結果が見直され、サッカリンに発がん性はないという見方がされるようになりました。
そして、各国で使用が再開され、日本でも現在は使用が認められているんです。

ただし安全性の観点から、法律で食品などへのサッカリンの使用量については定めがあります。このようなことを背景に、近年、加工食品にはサッカリンの代わりとしてスクラロースアスパルテームなどが多く使用されるようになってきているようです。

ちなみに、この時同様に発がん性の問題で使用禁止になった人工甘味料にズルチンやチクロと呼ばれる物質がありますが、サッカリンとは異なり、これらは日本では未だ使用禁止のままです。

一方で、最近になってサッカリンには抗がん作用があるという驚きの研究結果がアメリカで報告されています。従来の発がん性があるという印象がまだ十分に払拭できているとは言いがたいわが国の使用状況からすると、にわかに信じがたい事実です。今後、さらに研究が進み、サッカリン抗がん剤として使用されるようになる日もやってくるのかもしれません。

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化学物質で人工的に作られた甘味 アセスルファムk(カリウム)

アセスルファムkカリウム)とは

アセスルファムkカリウム)は西ドイツで開発された合成甘味料で、甘さは砂糖の約140~200倍もあります。
天然甘味料や人工甘味料とは異なり化学物質の掛け合わせで作られているため後味が悪いと感じる人もいるようです。

日本では平成12年4月(2000年4月)に食品添加物に指定され、使用基準及び成分規格が定められました。平成11年時点で世界90ヶ国以上で使用が認められています。
また2008年には医薬品添加物に指定され医薬品にも使用できるようになりました。

アセスルファムkは英語でAcesulfame Potassiumといいます。

植物のさとうきびやてん菜などを原料とした砂糖などを「糖質甘味料」というのに対して、アセスルファムkは「非糖質甘味料」と呼ばれます。また非糖質甘味料は「非栄養甘味料」とも呼ばれています。

理由は栄養にならない食品添加物だからです。アセスルファムkは摂取したほとんどが尿や便に排出されてしまいます。そのことは「日本栄養・食糧学会誌」でも紹介されていますが、その内容をみると、アセスルファムkは摂取したほとんどが24時間以内に尿中に排泄される、そして7日以内にはその全量が排出されると述べられており、そのような裏付けから非栄養甘味料とも呼ばれています。

アセスルファムkは砂糖よりも強い甘味であるにもかかわらず糖質の摂取量は、なんとゼロ、近年のメタボリックシンドロームや糖尿病などの生活習慣病の原因となる肥満を解消すべき話題に取り上げられる健康志向やダイエットということに着眼されて、砂糖の代用となる食品添加物として使われています。

低カロリー、カロリーゼロ、カロリーオフをうたう商品に使い消費者の気をひくため、また高い甘味度を利用してのコスト削減、そして味の調整がしやすい点などを理由に飲料などの多くの商品に使われています。

ちなみにアセスルファムkは砂糖に比べておよそ200倍もの甘味があることから「高甘味度甘味料」と呼ばれたり、甘味が強いので少量でも甘さを加えることができるため、摂取エネルギーを抑えることができることから「低エネルギー甘味料」とも呼ばれます。

他の甘味料との相性がいい

アセスルファムkを単体で使用するとわずかに苦みを感じるため、他の甘味料と併用することで後味をよくすることができます。特にアスパルテームと相性が良く併用すると砂糖に近い味になります。
またスクラロースと併用することで甘さの調整をする場合もあります。

アセスルファムkは匂いの無い白色の粉末で水によく溶けるため飲料水にもよく使われています。
加熱しても成分が失われにくいためあんこや生菓子、アイスクリーム、ガム、ジャム、タレ、漬物、リキュール、乳飲料乳酸菌飲料などさまざまな食品に使用されています。
ただし食品によっては厚生労働省により使用基準が定められています。

厚生労働省の定めた使用基準

さまざまな食品に使用されているアセスルファムkカリウム)ですが、以下の食品に添加する場合は使用量の制限があります。

  • 砂糖の代わりに使用する場合・・・食品1キロ当り15g(1.5%)以下
  • 栄養機能食品(タブレットに限る)・・・食品1キロ当り6.0g(0.6%)以下
  • チューインガム・・・食品1キロ当り5.0g(0.5%)以下
  • 生菓子、菓子及びあん類・・・食品1キロ当り2.5g(0.25%)以下
  • ジャム類、漬物、氷菓、アイスクリーム類、たれ及びフラワーペースト・・・食品1キロ当り1.0g(0.1%)以下
  • 果実酒、雑酒、清涼飲料水、乳飲料乳酸菌飲料及び、はっ酵乳(希釈して飲料に供する飲料水にあっては希釈後の飲料水)・・・食品1キロ当り0.50g(0.05%)以下
  • その他の食品・・・食品1キロ当り0.35g(0.035%)以下

 (厚生労働省医薬食品局食品安全部、「食品添加物の指定、使用基準の改正等について」、平成16年1月20日

使用量は少なくても砂糖の200倍の甘さなので十分なのです。

アセスルファムkの危険性や副作用

アセスルファムkカリウム)はジケテン(刺激性のある有毒な物質)という食酢(ビネガー)に含まれるの物質と酸性洗浄剤などに利用されるスルファミン酸(アミド硫酸)を反応させ、さらに無水硫酸を加えるなどの化学合成により製造されます。

JECFA(国連の食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)の合同食品添加物専門家会議)の評価では突然変異・発がん性は認められず、アセスルファムk自体・加水分解物ともに毒性試験では無害と確認されていて、各種動物実験でも安全性が確認されています。

しかし使用基準が設けられているということは継続的に摂取することで何らかの危険性が増すということでしょう。
例えば以下のような危険性が心配されているようです。

人工甘味料は血糖値を上昇させてしまう危険性

過去にワシントン大学で行われた研究で糖尿病と診断されていない肥満者に対してこんな実験が行われました。

ブドウ糖負荷試験とは血糖値の推移を見るために30分から数時間ごとに採血し血糖値の推移を計る検査のことです。また血糖値測定と併せて血液中のインスリン濃度も計測します。

スクラロースに糖質は含まれていないので血糖値は1回目と変わらないはずなのですが、2回目のほうが水を飲んだあとに計った血糖値よりも高くなってしまったそうです。
これは結果的に脳が騙され血糖値が上昇したということが考えられます。

人工甘味料による発がん性の問題

前述したとおりアセスルファムk単体での使用については突然変異・発がん性は認められていません。しかしアセスルファムkは他の甘味料と併用されることが多いので他の人工甘味料と併用した場合の安全性は未知数です。

化学物質で作られた物質同士を併用した場合の研究結果はありませんので危険性はぬぐい切れません。
なお過去に発がん性が問題になり禁止された人口甘味料にズルチン、サイクラミン酸ナトリウム(チクロ)があります。

下痢に関する心配について

アセスルファムkなどの非糖質甘味料を使用した飲料などを摂取して下痢を引き起こす場合があると言わることがあります。しかし都民の低カロリー系飲料などの摂取における調査結果によると、アセスルファムkが添加されている飲料を摂取したことが原因で下痢の症状が出たと自覚している人はほとんどいませんでした。

しかしながらアセスルファムkが下痢を引き起こしやすいと言われる理由に考えられる点は確かにあります。アセスルファムkは体に吸収されずその全量がほぼ体外に排出されてしまうので、甘味度が高いのに低カロリーでダイエットに良いと言われる反面、体内の免疫力が反応してアセスルファムkを異物と捉えて早く体外へ排出しようと水分をたくさん放出するために下痢になりやすいと考えられていることです。ただ、調査結果にもあるように、アセスルファムkを成分表示している飲料を摂ったから下痢になったと感じる人はいないようです。

虫歯に関する心配について

大人もまた子供に関しても虫歯の予防対策の効果に期待し、飲料や菓子などの食品にノンシュガーと表示されるものを摂取することあると調査報告があがっています。

食品表示にあるノンシュガーの飲料や食品の甘味成分には人工甘味料アセスルファムkなどが使われています。口の中の細菌は砂糖を餌にして歯石の原因となる物質を産出したり、歯のエナメル質を溶かす酸を作るので、それが虫歯の原因の一つになるのですが、アセスルファムkは口の中の細菌の餌にならず、またはされにくい性質があると報告されています。

そのためその性質を利用して「虫歯になりにくい」と表示したガムやキャンディ、歯磨き粉などにアセスルファムkなどの人口甘味料は利用されています。

頭痛に関する心配について

海外の食品安全機関などの報告書から人工甘味料の摂取によって頭痛や吐き気、胃痛などの症状があるという意見書があげられています。人工甘味料アセスルファムkの副作用の急性症状の一つに頭痛が報告されているのは事実です。

その原因には、体内で吸収されないアセスルファムkは体から異物として排出されるまでに体の様々な臓器に負担をかけてしまうことが動物実験などで報告されていることから、その急性病状の一つに頭痛があげられるのです。

まとめ

アセスルファムkカリウム)は加熱に強いためさまざまな食品に使用されていますが、後味の悪さから他の甘味料と併用されることが多い甘味料です。そのため発がん性のリスクがぬぐい切れないなどの不安はあります。

アセスルファムkのような人工甘味料(合成甘味料)を食品に使用する目的は低カロリーを前面に押し出したいためです。それは低カロリー=健康的というイメージによるものです。果たして本当にそれが健康的といえるのかは消費者であるわたしたちが判断すべきことです。

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界面活性剤? ショ糖脂肪酸エステル

ショ糖脂肪酸エステルとは

ショ糖脂肪酸エステルとは、ショ糖と脂肪酸が結合した非イオン界面活性剤で、食品添加物の一つで、別名はシュガーエステルやSEと言います。

原料と製造方法

ショ糖は、砂糖の主成分です。
ショ糖とはぶどう糖に果糖が結びついた物質で1つの分子には水になじむ部分が8箇所あります。この8箇所に植物由来の脂肪酸を結合させ(この結合をエステル結合といいます)作られます。

ショ糖脂肪酸エステルの用途は

ショ糖分子の水になじむ部分8箇所に脂肪酸を結合させて作られるショ糖脂肪酸エステルですが、脂肪酸を結合させるとその砂糖は甘くなくなり無味無臭となります。甘くなるなくなるということは原料は砂糖でも用途は甘味料ではなくなります。
水になじみやすいショ糖と、油になじみやすい脂肪酸が結合したショ糖脂肪酸エステルは食品には乳化剤として使用されます。

乳化剤は食品衛生法での分類のことで食品以外では界面活性剤と呼ばれます。界面とは物質の境界(表面)のことです。その境界に付着して作用する物質が乳化剤(界面活性剤)です。

その作用は水と油を混ざりやすくするといった乳化以外にも可溶化(溶けたように見せる)、分散、起泡、消泡、湿潤、でん粉の老化防止、洗浄、製造工程の改善、食感の改善などさまざまです。

使用目的

パン類

ボリュームを増やしたり食感の改善に使用されます。また生地を冷凍保存する際の劣化防止にも使用されます。パン生地が劣化せずに冷凍できれば大きな工場で製造・成形し冷凍し、店舗では焼くだけといったことが可能となります。

ご飯類

ご飯の表面で作用することにより粒のほぐれを良くすることができます。外食などでご飯の量を均一にするために炊いたご飯を機械でお茶碗に入れているところには非常に便利です。

麺類

茹で麺の品質劣化を防ぎます。また麺に含まれるデンプンがお湯に溶けだすのを防ぎます。
また冷凍した麺同士がくっつかないようにする効果もあります。

クッキーやビスケットなど

サクサクした食感や口どけをよくすることができます。

ちくわやかまぼこなどの練り物

保水性や食感(弾力性)の向上やデンプンの劣化による品質の劣化を防止します。

その他

天ぷら、天ぷら粉、インスタントラーメン、ケーキ、餃子、シュウマイ、中華まん、缶コーヒー、缶紅茶、飴、キャラメル、ガム、カレーのルー、食肉加工品、豆腐、ドレッシング、マーガリン、乳飲料など。

ショ糖脂肪酸エステルの安全性

ショ糖脂肪酸エステルが日本で食品添加物として認可されたのは1959年です。それ以降、特に使用中止が検討されたことはありません。
また、使用基準(対象食品、使用料、使用制限)も設定されていません。ということはどんな食品にどんだけたくさん使用しても問題ないということです。
食品添加物専門家合同委員会(FAO/WHO)などの国際機関でも安全性の高さは認められており、欧米はもちろん、世界各国で食品添加物としてもちいられています。

ショ糖脂肪酸エステルの危険性

油脂から得た脂肪酸とショ糖を反応させて製造されるショ糖脂肪酸エステル。乳化剤のほかに、起泡剤、増粘剤、デンプンの老化防止などの目的で使われています。一部で奇形や染色体への異常が指摘され、妊婦は控えるべきだという意見もあります。

またショ糖脂肪酸エステルは、多量に摂取すると下痢を起こすことが指摘されています。
ですが、ショ糖脂肪酸エステルは乳化剤等の食品添加物ですから、それ自体を摂り過ぎてしまう心配はほとんどありません。
それ以外に心配されている点としては、以下のものがあります。

多種類あるショ糖脂肪酸エステル

前述しましたがショ糖脂肪酸エステルはショ糖の分子8箇所に脂肪酸が結びついた物質です。
この結びつくところを仮に1番~8番と呼ぶことにします。
現在の製造技術では1番だけに結び付けたり4番と5番にだけ結びつけるといったことができません。いくつ結びつけるかということは可能ですが、「どこに」ができないということです。
(研究レベルでは可能ですが工業的に低コストでつくることはできません。)
脂肪酸が結びついている場所が違うということは別の物質と言えます。

また結びつける脂肪酸の種類を変えることで性質が変わり、それにより幅広い機能を持たせることができるわけです。と簡単に説明しましたが、結びつける脂肪酸の種類が変わっても名称はショ糖脂肪酸エステルのままなのです。

このようにショ糖脂肪酸エステルにはさまざまな種類がありますが、一部の安全性の試験によって安全だと言っているのです。

発がん性

国際機関であるFAO/WHO食品添加物専門家会議(JECFA)は、ショ糖脂肪酸エステルをADI(使用基準)を特定しない物質として評価しています。また本物質を食品を通じてヒトの健康に影響を与えるものとは考えられないされています。

また、欧州食品安全機関(EFSA)は平成19年(2004年)にショ糖脂肪酸エステルのTDI(耐容一日摂取量)を30mg/kg体重/日から40mg/kg体重/日に改めています。

TDI(耐容一日摂取量)

耐容一日摂取量(たいよういちにちせっしゅりょう)とは、ヒトがある物質を生涯にわたって継続的に摂取した際に、健康に悪影響を及ぼすおそれがないと推定される1日当たりの摂取量のことです。

ショ糖脂肪酸エステルはヒトに摂取されるとショ糖と脂肪酸加水分解され、それぞれ代謝されるので安全性は高いとされています。

結論は、ショ糖脂肪酸エステルは、催奇性や、染色体異常を引き起こす恐れ、発がん性のリスクも特に報告されておらず安全性の高い食品添加物と言われています。

ショ糖脂肪酸エステルを避けたい場合

ショ糖脂肪酸エステルは乳化剤です。
乳化剤は一括表示が認められた食品添加物なので、複数の乳化剤を使用した場合は乳化剤とだけ記載すればよいことになっています。ですから特定の物質だけ避けるのは容易ではありません。
どうしても気になるようなら乳化剤の入っていない食品を選びましょう。
ただ、ショ糖脂肪酸エステルは、それほど神経質になる必要はありません。簡単に避けられるケースなら避けるにこしたことはありませんが、そうでないならあまり気にしすぎずに。できれば、知識として持っていても良いと思います。

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最新の人工甘味料 スクラロース

スクラロースとは

スクラロースは1970年代にイギリスの大学と企業の共同研究によって開発された人工甘味料の一つで、砂糖を原料として造られたスクラロースですが、その甘味度は砂糖の約600倍とも言われています。
日本では、1999年に食品添加物として認可されており、世界でも80カ国以上で使用が認められているそうです。

特徴として甘さの質が比較的良いのでガムや菓子、生菓子、ジャム、清涼飲料水、乳飲料乳酸菌飲料などに使用されています。またアルコールにも良く溶けるため清酒合成酒、果実酒などにも使用されています。
スクラロースは他の人工甘味料(合成甘味料)との併用が多いことも特徴のひとつとしてあげられます。

スクラロースの使用基準や用途

スクラロースの使用基準は、菓子類については1キロにつき1.8グラム以下、ジャムについては1キロにつき1.0グラム以下、また酒類や清涼飲料水、乳飲料などについては1キロにつき0.4グラム以下などと用途により定めがあります。

スクラロースは、高い甘味度を有する甘味料にもかかわらず、口にしたときに感じる甘さは、自然でくせがなく、ほとんど砂糖のように感じられるといわれています。

また、食品などの製造過程における加熱に耐えられることの他、安定性も高い物質であることから、様々な食品や飲料などに多くの商品に使用されています。例えば、菓子、ジャム、デザート類、パン、清涼飲料水、酒類、漬物、調味料などが挙げられます。また、スクラロースはノンカロリーであることから、ダイエット用の食品や飲料などにも使用されています。その他にも、医薬品や健康食品などに使用されています。

ヤクルトの甘味料にもスクラロースが使用されている

腸の中の良い菌を増やし悪い菌を減らすことで腸内環境を改善し、おなかの調子を整える乳酸菌シロタ株を含有していることでおなじみのヤクルトの一部の製品の甘味料にスクラロースが利用されているとのことです。

通常のヤクルトの甘さには砂糖やとうもろこし由来のぶどう糖果糖液糖が使われていますが、近年の肥満予防などのダイエットブームに伴い糖質やカロリーをひかえた商品が開発され、そうしたヤクルトの商品には砂糖やぶどう糖果糖糖液糖の成分の含有量を減らす代わりに、甘さの味の質を調整するために人口甘味料のスクラロースが使用されています。

たとえば「Newヤクルト」65ml/50kcalの甘味成分はブドウ糖果糖液糖と砂糖が使われ、糖質は11.5gであるのに対して、この商品よりカロリーを50%offした「Newヤクルトカロリーハーフ」65mlはカロリーを半分、そして甘さや糖質をひかえ、甘味成分にはブドウ糖果糖液糖と還元水あめほか、スクラロースを少量添加して味の質を調整し糖質を5.7gにしています。

人工甘味料の危険性がささやかれている中で、人工甘味料スクラロースの使用についてヤクルト側に問い合わせたところ、「使用する量はごく少量であり、健康に影響はない」と回答をもらいました。

梅干しにもスクラロースが使用されているってホント?

市販されている梅干しや減塩または甘味仕立ての梅干しの甘味料に人工甘味料スクラロースが使用されているものもあります。

高級な甘味仕立ての梅干しは天然のはちみつを使用していることをうたっている商品もありますが、一般にスーパーなどで販売されている梅干しはほんのり甘さを出し食べやすく味の質を整えるためにスクラロースが添加されています。

砂糖やハチミツなどを使用すると高価になってしまうのでコスト削減も一つの理由です。その使用量は国が定める食品添加物の規格や基準に基づき使用されているので、健康には害はないと考えられてます。

スクラロースの危険性

高温で熱すると有毒ガスが出る

内部告発によってスクラロースは138度以上で熱すると化合された塩素から有毒ガスが出るという報告が出されています。以前国会でも取り上げられました。

前述した菓子、ジャム、デザート類、パン、清涼飲料水、酒類、漬物、調味料などの食品であれば138度に加熱されることはあまり考えられませんがスクラロースの原体を138度以上で加熱すると塩化水素ガスが出るというデータがあるということは厚生労働委員会も認めている事実だそうです。
塩化水素ガスが出るということはスクラロース自体が変化しているということですが変化した物質の危険性については現段階では不明の状態です。

厚生労働省スクラロース製造メーカーが作成したデータで安全基準を決めているようです。また厚生労働省スクラロースを添加物として指定する際クッキーを210度で8分焼いた場合に塩素を含むものを含め分解物は検出されなかったと報告しています。

スクラロースの血糖値への作用

過去にワシントン大学で行われた研究で糖尿病と診断されていない肥満者に対してこんな実験が行われました。

1回目:水を飲んだあとブドウ糖負荷試験を行う
2回目:スクラロースを飲んだあとブドウ糖負荷試験を行う

スクラロースに糖質は含まれていないので血糖値は1回目と変わらないはずなのですが、2回目のほうが水を飲んだあとに計った血糖値よりも高くなってしまったそうです。
これは最近の研究によると、インスリンを分泌する膵臓細胞はグルコースぶどう糖)以外の甘味料(スクラロースなど)にも反応してインスリンを分泌するということです。血糖値の下がった空腹時にノンカロリー甘味料を摂取するとますます低血糖状態になるため危険な状態になってしまいますので注意が必要です。

スクラロースの妊婦への影響

妊娠中の女性がスクラロースを摂取した場合、下痢によって流産しやすくなるなどとささやかれていますが、これに関して具体的な調査報告書は現状ではまだありません。

スクラロースは体内で消化、吸収されないので体内に入ると、体はスクラロースを異物として捉え早く排出しようとするため水分をいっぱいだしてそれが下痢になりやすくなる場合があることは、食品の表示欄などに注意書きされていることもあります。ただしスクラロースが直接の原因となって流産するかどうかの明白な事例は上がっていません。

スクラロースが妊婦に悪影響を及ぼすことを心配する団体が、スクラロースを妊娠中の動物に投与し実験したという報告を目にしました。それによると半分近くの試験動物が下痢を起こし流産したことで、下痢による流産の危険のある食品であると意見があがったのは事実です。

その団体はもし妊娠した女性が下痢を起こせば子宮に悪影響を与えるため、厚生労働省スクラロースの使用基準について安全審査を作り直すように働きかけているようです。

近年砂糖に代わる甘味料として使用されているスクラロースなどの人工甘味料は、日本や欧米などでは人の健康に悪影響を与えることはないと評価しています。日本でもスクラロース厚生労働省が管轄している食品衛生法に基づき、色々な基準が定められて甘味料の食品添加物として使用が認められています。

たとえばその基準の一つである、人が一生涯に渡って毎日摂取し続けても健康への悪影響はないと推定される1日の摂取許容量(ADI)は、スクラロースの場合0-15(mg/kg 体重/日)などという基準があります。

またスクラロースとは限りませんが、人工甘味料を妊娠している試験動物の母体に与え、胎児の発生や生育におよぼす影響を調べる催奇形性試験なども行われるなど、化学的に安全性の評価がなされた物質です。

スクラロースは様々な検証をもとにした国の規定の下で、健康に影響がないように管理され添加されており、また実際に摂取している量は極めてわずかなので心配する必要はないというのが商品を製造する側の意見です。

しかしながら、なんでも過剰摂取するのは体には毒なことであり、特に妊娠中は免疫力も落ち何が起こるかわからないため、清涼飲料水を飲みすぎたり、アイスなどのお菓子類を食べすぎないように気を付けた方がよいと言われるのも事実です。

スクラロースの犬への影響

近年のペットブームでは犬を家族同様に飼っている愛犬家が多い中で起こってしまった事故ですが、愛犬が家庭内で人工甘味料入りのお菓子を食べてしまって重篤な症状が出てしまったという事故がありました。その後の検査で犬は菓子に含まれているキシリトールによって中毒症状を起こしたことがわかり手当てをしました。

中毒の原因となったキシリトールスクラロースと同じ非糖質系甘味料の天然甘味料で、人間にとっては毒性のない安全な甘味料なのですが、人間と犬は代謝や感受性が異なり、犬が摂取した場合重篤な症状を起こすという報告が2006年アメリカの獣医学会から発表されています。

人間が摂取した場合は血糖値の上昇やインスリンの分泌を抑制しますが、犬の体内ではインスリンの分泌を促し血糖値がさがり低血糖をおこし、その症状は嘔吐、衰弱、意識の低下、脱力、昏睡、痙攣などの症状が現れるそうです。また最近では肝臓の障害を起こす可能性があると報告されており、犬にはキシリトール入りの食べ物を与えてはいけないといわれています。

では同じ非糖質系甘味料でもスクラロース入りのお菓子などをもし犬が食べてしまったときはどうなるのだろうという愛犬家の心配の声をもとにその実態を調べたところ、スクラロースが犬の体に悪影響を及ぼすかどうかの具体的な報告書は現在のところありません。

実際日常生活で考えると、例えば甘味料にスクラロースを配合したバニラアイスを犬が食べても犬の体になんら影響は見受けられません。もしアイスを食べて下痢や嘔吐してもスクラロースが直接の原因であるとは獣医師も見ていないようです。

犬に甘みのあるものを与えるのはすすめられていませんが、たとえ人工甘味料スクラロースが入っているアイスやクッキーなどのお菓子を犬が食べてしまっても、犬の体に悪影響がでたという報告はなく、もし何らかの症状があるなら、他からの原因が考えられるようです。

スクラロースの副作用

東京都健康安全研究センターが行った調査でも報告されていますが、スクラロースに限らず人工甘味料を過剰摂取することで下痢を引き起こすことがあるようです。
ただしこの下痢の症状は一過性であり病変ではないとのことです。

スクラロースの安全性

スクラロースの甘さは砂糖の600倍もありますが砂糖とは異なり体内で分解されることはありません。分解されないということは体内に吸収されることはないということになります。

体内に吸収されないということは血糖値が上昇することもなく、インスリンの分泌にも影響を与えません。
前述したように、過去にスクラロースを使用してブドウ糖負荷テストを実施したら血糖値が高くなってしまったという結果も報告されていますが脳の誤反応であるならば問題ありません。

現時点で厚生労働省の発表では、血圧・神経系・呼吸器・心臓なども含め、異常は認められていません。
高温で熱すると塩素系ガスが発生するという報告は無視できませんが国としては使用基準を守れば添加物として使用できることになっています。

スクラロースの1日の一日摂取許容量は1kgに対し10~15gとなっています。スクラロースは個人で購入することはできない物質です。企業しか買えない物質であるため、企業が使用基準を守っていれば安全といえるでしょう。

砂糖が原料なのに虫歯の原因にはならない理由

スクラロースは、砂糖を原料としているにもかかわらず、虫歯の原因にはなりません。
虫歯の原因は歯に付着している細菌が糖質を餌として分解消化するときに生成される酸が、歯の表面を壊してしまう症状です。これをう蝕(虫歯)いいます。

スクラロースは糖質を含まない甘味料のため非う蝕性であり虫歯にはなりません。

虫歯の原因になる甘味料(う蝕性)

グルコースぶどう糖
異性化糖
・マルトース
・水飴
・はちみつ

など。

虫歯の原因にならない甘味料(非う蝕性)

マルチトール還元麦芽糖水飴
ソルビトール
・マンニトール
キシリトール
・エリスリトール
サッカリン
ステビア
アスパルテーム
スクラロース

など。

【まとめ】

スクラロースが開発された経緯としては、元々農薬の開発途中で偶然に発見されたことが発端であったとされています。スクラロースの用途がほとんど食品や飲料などであることを考えると、少しショッキングな事実ですが、過剰摂取しなければ非常に有能な甘味料といえます。

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急激な血糖値の上昇に注意 ブドウ糖果糖液糖(異性化糖)

ブドウ糖果糖液糖(異性化糖)とは

ブドウ糖果糖液糖とは、さつまいもやじゃがいも、トウモロコシのでんぷんから作られる食品添加物で、別名を異性化糖、正式名称を高フルクトースコーンシロップといいます。フルクトースとは、果糖のことで、直訳すると高果糖のトウモロコシ液となるわけですが、これだけでどんなものなのかだいたい想像がつきませんか。

原料や造られ方

ブドウ糖果糖液糖の原料はさつまいもやじゃがいも、トウモロコシです。
まず、さつまいもやじゃがいも、トウモロコシのでんぷんに水とα-アミラーゼという酵素を加えて加熱したあと、グルコアミラーゼという酵素の力でぶどう糖の液を作ります。
そして、そのぶどう糖の液とグルコースイソメラーゼという酵素を反応させると、ブドウ糖果糖液糖のできあがります。ブドウ糖から果糖に変化、つまり異性化することから、異性化糖とも呼ばれます。
つまり、ブドウ糖果糖液糖は、トウモロコシの遺伝子組み換え食品だといえるでしょう。遺伝子組み換えと聞くとなんか不安ですね。

異性化糖の種類

異性化糖とは、上記のようにブドウ糖から果糖に変化した糖のことをさします。
そして、その異性化した糖分の割合によっていくつか呼び分けがあり、たとえば、ブドウ糖果糖液糖は、糖全体のうち、異性化した果糖の割合が50%未満のものをいいます。つまり、半分以上は異性化していない糖が含まれているということです。

これが、異性化した果糖の割合が50%を超えると変化が現れ、50%~90%なら果糖ブドウ糖液糖、90%以上なら高果糖液糖と呼ばれるようになります。

また、各異性化糖に10%以上の砂糖を加えたものは砂糖混合異性化液糖と呼ばれ、たとえばブドウ糖果糖液糖に10%の砂糖を加えたものなら、砂糖混合ブドウ糖果糖液糖です。なんか分かりづらいですね。これらは、日本農林規格 (JAS)によって定められています。

ブドウ糖果糖液糖の味

ブドウ糖果糖液糖は、なによりも甘さを出すことを目的として作られています。
そのため、味はとても甘く、さわやかさもないためそのままではとても飲めません。
ちなみに、ブドウ糖果糖液糖のカロリーは100gあたり276kcalです。

ブドウ糖果糖液糖が含まれているのも

ブドウ糖果糖液糖は、身近なさまざまな食品に含まれています。
スポーツドリンクや清涼飲料水、ヤクルトなどの乳飲料、コーラなどの炭酸飲料等そのまま飲用するものや、焼肉や鍋物の際につけて食べるタレ、料理に使用するみりんなど様々です。
飲料水においては、内容量のだいたい10%ほどがこのブドウ糖果糖液糖のようです。

ブドウ糖果糖液糖(異性化糖)の作用

ブドウ糖果糖液糖を摂取すると、通常ではありえないスピードで血糖値が上昇します。
通常、摂取した糖質はブドウ糖に分解され、小腸から吸収され、グリコーゲンとして肝臓に蓄えられという過程をたどります。
そして、必要に応じて血液中に送り出され、筋肉や脳のエネルギー源となるわけですが、この、血液中のブドウ糖のことを血糖というのです。
つまり、血液の中に血糖を送るので、血糖値が上がるわけです。

しかし、はじめからブドウ糖と果糖が分離しているブドウ糖果糖液糖の場合、体内で分解されることなく血液中に送り出されるので、血糖値が急上昇するのです。

ブドウ糖果糖液糖の害

まず最初に、ブドウ糖果糖液糖は天然甘味料です。
しかし、天然甘味料とは、食品に含まれる甘味成分そのもののことでなく、この成分を取り出し、何らかの精製をほどこした場合も、天然甘味料に分類されるのです。
現に、ブドウ糖果糖液糖も最初に述べたような方法で作られており、原料こそトウモロコシやさつまいもであるものの、遺伝子組み換えという人工的な手段がもちいられています。

肥満から心臓病につながりやすい

ブドウ糖果糖液糖は、はじめからブドウ糖と果糖に分離しています。
そのため、吸収のよい果糖がそのまま体内にたくわえられ、中性脂肪の元となってしまいます。そして消化、分解の過程を必要としないぶん満足感が得られにくく、ついつい摂取しすぎてしまうことも肥満につながりやすいと言われています。
肥満になると、臓器の周りにも脂肪がつくので、心臓病や脂肪肝などのリスクも高ります。

それに加えて、摂取しすぎるということは、体内にブドウ糖果糖液糖がある状態が普通だということになり、その状態に体が慣れると、依存性になってしまう危険性もあるのです。

肌荒れの原因

すでに述べたとおり、ブドウ糖果糖液糖を摂取すると、血糖値が急激にあがります。
このとき、体が炎症を起こし、ニキビなどの症状として肌にあらわれることがあるのです。

糖尿病の原因にも、糖尿病の悪化にもつながる

肥満につながりやすいこと、依存性があることから、ブドウ糖果糖液糖は糖尿病の原因にもなりやすいと言われています。

また、それに加えて、血糖値の上昇に対して分泌されるインスリンに耐性ができてしまうことも心配されています。
インスリンが分泌されにくくなるのですから、これは、糖尿病の原因にも、悪化にもつながると言われています。

遺伝子組み換え食品としての害

1番の心配点は、ブドウ糖果糖液糖は、トウモロコシを原料にした遺伝子組み換え食品と言うことです。
遺伝子組み換え食品においては、アレルギーをはじめ、ガンやいろいろな腫瘍、不妊症などの原因になると指摘されています。
そのため、それらもブドウ糖果糖液による害の一つに数えてもいいと考えられます。

ちなみに、遺伝子組み換え食品をもちいた場合はその旨を表示しなければならないと定められているのですが、成分を分解している場合、表示義務がなくなってしまいます。原材料を分解して作られている異性化糖にも、遺伝子組み換え食品であることの表示義務はないのです。

遺伝子組換えとうもろこしの使用・流通の状況

日本に流通するとうもろこしの大部分は、最大の生産国であるアメリカから輸入されています。アメリカでのとうもろこし遺伝子組換え作物比率は、米国農務省(USDA)の発表によると2005年には52%でしたが2010年には86%と増加しています。今後、エタノールなどの需要が増えてくるに従い、遺伝子組換え作物の作付け比率は更に上がるものと予想されます。ちなみに大豆の遺伝子組換え作物比率は93%です。

アメリカで商業栽培されている遺伝子組換え作物は、すべて日本で食品としての安全性審査が行われており安全性は問題ないため区別されず流通して輸入されます。一方で、消費者の要望にこたえるため、非遺伝子組換え作物のみを分別して流通・輸入する場合があります。この場合の分別・流通はIPハンドリングシステム(後述)に基づき決められた手順で管理されて輸入されます。

日本に流通するとうもろこし約1,600万トンのうち大半は飼料用として利用されており、コーンスターチ用原料としては約330万トン程度、コーングリッツ、フラワー・ミール及びスナック菓子用原料として約12万トン程度輸入されています。このうち、食品用途として利用されるコーンスターチの原料とコーングリッツ、フラワー・ミールおよびスナック菓子用原料は、主にIPハンドリングによる非遺伝子組換えとうもろこしが利用されています。とうもろこし遺伝子組換え作物比率の増加によっては非遺伝子組換品の入手が困難な状況となることも考えられます。

ブドウ糖果糖液糖の安全性

さまざまな危険性のあるブドウ糖果糖液糖が、なぜこんなにも幅広く使用されているのかというと、やはり簡単に甘みを加えられることと、砂糖よりもコストが抑えられることでしょう。
では、安全性は本当に大丈夫なのでしょうか。

前述した通り、ぶどう糖果糖液糖(異性化糖)は、摂取しても消化に時間がかからないため急速に血糖値が上昇します。
これは糖尿病の方や血糖値が高めの方には非常に危険です。

血糖値に問題がない方も多量の摂取は控えたほうがよいでしょう。

避けられるもののみ避けべき

以上のことから、ブドウ糖果糖液糖は、できれば避けたほうがいいものだといえそうです。
ただ、一般の家庭で、これを完ぺきに避けるのは難しく、とくに、現状では不可能にちかいです。
そんな中で、どうしても避けなければいけないと考えては、プレッシャーが強く、精神的にかえってよくありません。
避けられるときに避けるにこしたことはありませんが、まずは危険性を知るだけでもじゅうぶんです。少しずつ、これからの食生活に活かしていってはいかがでしょうか。

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腸内で発がん物質に変化する? カラギーナン(カラギナン)

カラギーナン(カラギナン)とは

カラギーナンとは、 スギノリやギンナンソウなどの藻類より、水又はアルカリ性の水溶液で抽出された多糖類です。その呼称はカラギーナンの他にカラギナン、カラゲーナン、カラゲニン、カラゲナン、アイリッシュモスなど様々ありますが、国際糖質命名規則によって現在は「カラギーナン(カラギナン)」と呼ばれているようです。

カラギーナンは、17世紀にアイルランドで起きた大飢饉の際に食べられていたカラギーンの中に入っていた粘性のある物質であるカラギーニンがとなっており、1844年に初めて紅藻(こうそう) から抽出されたと言われています。ちなみにカラギーンとは、元々アイルランドの町の地名であるようです。

カラギーナンは、白〜褐色の粉末状で、臭いはほとんどせず、水には溶解します。また、常温下で力を加えるとゲル化する性質があります。

性質の異なる3タイプ

カラギーナンは、D−ガラクトースと硫酸から構成されていますが、そのガラクトースに含まれる誘導体によって、カッパ、イータ、ラムダという3種類に分けられ、原料となる藻の種類も異なっています。

カッパ

カッパは強固なゲルを形成するので、アイスクリームや乳製品、飲料に使用されており、ハムには離水(りすい)防止のために使用されているようです。

イータ

イータは粘度が高く軟らかいゲルを形成するので、プリンやゼリーなどのゲル化剤に使用されたり、ソース類の増粘剤や乳化安定剤などとしても使用されたりしています。

ラムダ

ラムダは、カッパやイータのように水ではゲル化しませんが、タンパク質を加えると軟らかいゲルを形成します。この性質から、乳製品の安定剤などに使用されています。

一般的にカラギーナンは、上記に挙げたものの他に食品添加物としては、ちくわやかまぼこなどの魚肉加工品、パテやコンビーフなどの加工肉、ビールなどにも使用されています。さらに、食品以外では歯磨き粉やシャンプー、消火器、芳香剤、ペットフードなどにも使用されていることがあります。

カラギーナンの危険性とは

カラギーナンは、国立健康・栄養研究所の見解によれば、腸内で発がん物質に変化するということで議論があるようです。動物実験によってその可能性が明らかになったのですが、JECFAではヒトには問題ないとし、一応安全性があるとの見方があります。

また、低分子のカラギーナンは摂取すると大腸の障害を起こすとされています。妊婦や授乳期の女性に関しては避けたほうが良いとされています。

その他、血圧降下剤や抗凝結剤を服用している人は、使用により薬の影響が強くなりすぎたり、出血傾向が高まったりする恐れはあるので摂取は控えた方が良いかもしれません。さらに、飲み薬そのものの効能を弱めてしまう可能性もあるとされています。

カラギーナンは、食品中に含まれている量の摂取であれば、おそらく安全とされていますが、品質が劣化したものは危険性があるため、摂らない方が無難かもしれません。

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