元気の日記

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紅茶でなくノンカフェインのハーブティ カモミールティー

カモミールティーに含まれるカフェインは

カモミールティーとはキク科の植物である「カモミールカミツレ)」の花を乾燥させたもので、ハーブティーとして親しまれている飲み物です。

カモミールティーに使用されているカモミールには「ジャーマンカモミール」と「ローマンカモミール」という2種類のカモミールが、ハーブティーには「ジャーマンカモミール」の花が使用されています。

またカモミールティーと一口に言っても、カモミールの乾燥花が100%使用されているものもあれば紅茶葉などとブレンドしてあるものもあります。

カモミールの花自体にはカフェインが含まれていので、カモミールの乾燥花100%のものであればノンカフェインで安心ですが紅茶葉とブレンドしてあるカモミールティーの場合は、紅茶の茶葉にカフェインが含まれているので妊婦さんや小さな子どもは気をつける必要があります。

カモミールティーの効果効能

カモミールの花が使用されているカモミールティーは、カモミールの乾燥花が多く入っていればいるほどカモミール特有の効果効能がはっきりと感じることができます。

そこで、カモミールの効果効能について調べてみました。

リラックス効果

ジャーマンカモミールは青リンゴによく似た香りを持ち、フルーティーで清々しい香りが特徴的で、この優しい香りには高いリラックス効果があり、高ぶった気分を鎮静化してくれる効果が期待できます。

カモミールティーはリラックス効果に優れているので、就寝前に飲む習慣をつければ安眠にもつながるで、夜に飲用する場合は、カフェインの入っていないタイプのカモミールティーを選ぶ必要があります。就寝前のカフェイン摂取には注意が必要です。

皮膚や粘膜を健康に保つ

カモミールに含まれている「アズレン誘導体」という物質には、粘膜を保護したり皮膚を健康的に保ったりする効果も確認されているんです。

ヨーロッパなどでは、カモミール精油医療機関で使用されることもあるほどらしいです。

カモミールティーには先ほどもお伝えしたように、優れた「リラックス効果」もあるため、ストレスからくる消化器官系の不調緩和にも役立つと言われています。

「胃腸の調子がおかしいな…」と感じることがあれば、カモミールティーの粘膜保護の力を借りてみるのも効果が期待できます。リラックスすることで、体の不調も改善へと向かうのでは。

風邪のひき始めに

カモミールには体を温める・発汗促進・利尿作用などといった働きがあるため、風邪の初期症状が出たときにも効果が期待できます。

カモミールティーの高いリラックス作用は人間が本来持っている「免疫力」を高めてくれるので、風邪のひき始めには特に効果が期待できます。また、粘膜を健やかに保ってくれる作用は細菌やウィルスが体の中に侵入するのを防いでくれる働きもあり、風が流行り出す季節には最適ではないでしょうか。

優しい飲み口のカモミールティーですが、風邪予防や症状緩和にとっても効果的でしょう。

アレルギー症状の緩和

カモミールにはアレルギー症状を緩和させる効果があることは有名ですが、これはカモミールティーにも言える効果効能のひとつです。

花粉症や気管支系の不調時には、カモミールティーの蒸気を吸入するだけで症状が楽になったりすることもありえます。試してみる価値はあるのではないでしょうか。

注意点として、花粉症の中でもカモミールと同じキク科である「ブタクサアレルギー」の人は、カモミールティーを飲むことで、アレルギー症状が悪化してしまう場合もあるので注意が必要です。

生理痛緩和

カモミールには、体の中にある「平滑筋」という筋肉組織を落ち着かせる作用があるので、生理痛や腹痛といった痛みを和らげてくれる効果が期待できます。

カモミールは別名「マザーハーブ」とも呼ばれているほどで、女性特有の辛い症状を緩和してくれると言われています。

さらには、カモミールの持つ消炎作用や抗酸化作用によってお肌のトラブルが鎮静化し、美肌に導いてくれるというので言うことなしです。

妊婦さんにカモミールティーは注意

穏やかな香りと高いリラックス作用が魅力的なカモミールティーですが、誰でも安心して飲むことができる…というわけではありません。

カモミール100%のものならカフェインが含まれていないので「妊婦でも安心して飲める」と思ってしまいがちですが、実はカモミールには「子宮を収縮させる」という働きがある報告もありあります。

したがって、妊娠中の女性はカモミールティーを飲むことで子宮の収縮が促進され、最悪の場合は流産につながってしまう可能性も否定できません。

カモミールティーを1杯飲んだだけで流産してしまう」と言っているのではありませんが、大切な赤ちゃんが宿っているお腹です。

妊娠37週以降になるまでは、できるだけ子宮の収縮につながるカモミールティーの飲用は控えておいたほうが賢明でしょう。かかりつけ医と相談の上適量の摂取が大切です。

紅茶とカモミールティーを使い分け

カモミールはノンカフェインであるとともに、穏やかに作用してくれる優しいハーブです。

など、シチュエーションによって使い分けてはいかがでしょうか。

ハーブが人々の生活に根付いているヨーロッパでは、カモミールの体を温める効果が風邪に有効だとして、家庭でも愛飲されている歴史が残っています。

子どもからお年寄りまで幅広く利用することができるハーブとして重宝されているカモミールティーですが、妊婦さんやブタクサにアレルギーがある人は基本的に飲用はしないのが安心です。

自分の体質や状況をしっかりと踏まえた上で、美味しく飲用して楽しんで下さい。

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