元気の日記

自分が元気に頑張れるようになる為のブログ

ただ飲むなんてもったない! お茶に秘められた効果

忙しい毎日を過ごす中で、ホッと一息つけるお茶。

仕事に休憩時間に、一息つけるお茶。

友人、恋人など話の合間に一息つけるお茶。

そう「お茶でも飲みましょうか」と言うと、どんなお茶を思い浮かべますか?

など嗜好飲料全般指すことが多く種類も好みも様々です。

日本には多くのお茶が存在し、私たちの生活に潤いを与えてくるだけでなく茶葉から淹れたお茶には、嬉しい栄養や効能もあるんですよ。

お茶とは

緑茶・ウーロン茶・紅茶は、実は全て同じ「チャ」というツバキ科の植物から作られているんです。

「チャ」の木の種類や育て方、作り方の違いで、色々な種類のお茶に分かれます。

大きくは、緑茶は「不発酵茶」、紅茶は「発酵茶」、ウーロン茶などの中国茶は「半発酵茶」に分類されます。

それらをお湯で浸出したものを「お茶」と呼び、私たちの身近な飲み物として飲んでいます。

お茶の種類と効果

お茶の種類と効果1・緑茶「不発酵茶」

茶葉には、

など多くの栄養素が豊富に含まれています。

これらの成分は、浸出した液にはほとんど出てきませんが、カフェイン・カテキン・テアニンなどの水溶性成分は摂取できます。

カフェインは脳の覚醒作用・利尿作用があります。

カテキンは渋み成分で、高い抗酸化作用・殺菌作用をもち、高血圧予防・歯周病予防の効果があるとも言えます。

緑茶の種類

●煎茶・・・一般的な緑茶。標準的な蒸し時間で蒸してから乾燥させます。

●深蒸し煎茶・・・普通煎茶よりも2~3倍の時間をかけて蒸したもので苦味が少なく濃い味わいです。

●抹茶・・・茶葉を細かく粉にしたものをお湯で溶いて飲むため、お茶の成分をそのまま摂ることができます。

●玉緑茶・・・葉の形を整える工程を省いた、葉が勾玉型の形をしたお茶。さっぱりした味わいが魅力です。

●かぶせ茶・・・茶葉を摘む7日前から茶園を覆って栽培。普通煎茶と玉露の中間的なお茶のイメージです。

玉露・・・お茶の新芽が伸び始めから20日間ほど、日光を遮り栽培したもの。旨味が強く、苦味・渋みが少ないですがカフェインは多く、100g中160mg含むので集中力を出したい時などに一服するがお勧めです。

お茶の種類と効果2・ほうじ茶

煎茶や番茶などを強火で焙じて作った茶。

香ばしい香りと味が特徴。高温でいることにより、カフェイン含有量は100g中20mgと少めです。

カフェイン少なめのお茶をとりたい時にはおすすめです。

お茶の種類と効果3・紅茶「発酵茶」

銘柄名となっている産地の気候や風土によって、品質や香りが異なり、さまざまな個性を持っています。

カフェインは浸出液100g中30mgとほうじ茶同様少なめです。

お茶の種類と効果4・ウーロン茶「半発酵茶」に

中国茶の代表として有名です。

製造方法の違いにより、カテキン類は減少しますがポリフェノール類の一種であるテアフラビン類などに変化し、抗酸化・抗菌・脂肪吸収抑制などの働きがあります。

油を多く使う料理の際には、ウーロン茶を一緒に飲むと良いとされるのは、このポリフェノール類の効果と言われています。

お茶の種類と効果5・その他のお茶

これらの茶葉以外にも、大麦を焙煎して作る麦茶や、クマザサ茶・ドクダミ茶・甘茶などの薬草を使ったものも「茶」と呼ばれています。

植物の個性や効能を生活に取り入れた飲み物なので、自身の体調や好みに合わせて選んで楽しめます。

最後に

お茶は、古くは中国から日本に伝わり、寺院や武家を中心に発展したと言われています。

主に家の中で飲むものでしたが、今ではペットボトルで気軽に広く親しまれています。

日本茶にもたくさんの良い効能があるので、普段コーヒーや紅茶を好んでいる方も、選んでみてはいかがでしょうか。