ノンカロリー・糖質ゼロでノンカフェイン ルイボスティー
ルイボスティーとは
イギリスやドイツなどを中心にヨーロッパで飲まれ続け、様々なフレイバーも登場しているルイボスティー。日本には25年ほど前に紹介され、現在に至るまで着実に愛飲者を増やしつつあるといわれいます。
カフェインがまったく含まれておらず、口当たりがいいことで、小さなお子様はもちろん、妊娠中や授乳中の女性まで、家族全員が飲めるお茶としてご家庭に広がっています。家族全員が同じお茶を飲めるはいいですね。
さらに、近年SOD様酵素が含まれていることなどから、その美容・健康への効果が知られるようになり、飲みやすい健康茶・美容茶として、世界各地でより一層注目されるようになりました。
ノンカフェインのハーブティーとして代表的なのが、「ルイボスティー」。それゆえ、妊婦さんなど、カフェインに敏感な方にも人気のお茶です。
原産地は、南アフリカ共和国でケープタウンから北に位置するセダルバーグ山脈に囲まれた一帯にしか生息しないのです。
一見紅茶のように見えますが、実は紅茶とは全く別物でルイボスというマメ科の植物から作られる発酵茶であり、ミネラルが豊富で、鉄の吸収を妨げるタンニン含有量が低く、ノンカフェイン。鉄分に困りやすい、貧血でお悩みの方にもおすすめです。ルイボスティーは紅茶や緑茶、中国茶等の「お茶」とは全く種類の異なる飲み物です。ルイボスティーは豆科の低木(いわゆる“しげみ”)の松の葉のような針状の葉の部分で、学名をアスパラサス・リネアリスといいます。
古くより南アフリカの先住民の間で日常的な飲み物として親しまれる一方で、「奇跡のお茶」「不老長寿のお茶」として、日々の健康のために飲まれ続けてきました。
赤い色をしていて、ポリフェノールが多く含まれていることも特徴的です。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、アンチエイジングや美肌効果などが期待できます。女性が安心して飲みやすいお茶なので、プレゼントの品としても人気があるそうです。
ルイボスティーの効果・効能
ルイボスティーの成分には、ダイエット・体質改善・リラックス効果においても優れているとされています。
ダイエットに
ノンカロリー・糖質ゼロなので、食事制限中の方におすすめです。
代謝を高める働きがあるため、有酸素運動を取り入れることでカロリー消費量のUPが期待できます。
また、抗酸化作用が強いため、悪玉菌が増えるのを抑えることで整腸作用が期待でき、便秘解消の効果も。 【カリウム】が豊富に含まれていることで、利尿作用によりむくみも改善されるため、見た目をスッキリさせる効果もあります。
体質改善に
胃腸の調子が悪い方にも優しいルイボスティーなのなで整腸作用や、便秘改善にも効果が期待されます。ノンカフェインなので妊婦さんもOKです。ただし飲みすぎには注意です。
また全病気の85%の原因ともいわれている活性酸素を抑えてくれる働きがあるフラボノイドが豊富に含まれていることから、花粉症、ぜんそく、アトピー性皮膚炎などあらゆるアレルギーにも効果が期待されています。
中でもフラボノイドのひとつである【ケルセチン】と【ルテオリン】にはアレルギー症状を発生させるヒスタミンを減らす力があり、アトピーなどのかゆみを抑えてくれる効果が高いそうです。
リラックス効果
美味しく飲んでリラックス!カフェインレスなので、お休み前にほっと一息。ルイボスティーには、本当に様々な効果・効能があり体に良いことづくめの、万能ティー。みなさんも今日から、毎日の習慣として、ルイボスティーをにいただいてみてはいかがでしょうか。
就寝前に体温を上昇させておくと、深く質の良い眠りに入りやすいと言われています。 マグネシウムには神経の興奮を抑えてくれる働きがあり、興奮や目がさえるのを促進するカフェインが含まれていないので、ルイボスティーはお休み前の安眠ティーにもお勧めです。
酸化を防いで美肌に
ルイボスティーの一番の有効成分は、活性酸素を抑えてくれる。 活性酸素は外敵から私たちの体を守ってくれる働きもありますが、増えすぎてしまうと免疫力を下げたり、しみやしわなどを作り、肌の老化を引き起こしたりします。 そのため、活性酸素抑えることで、体の老化を抑えることが期待できるのです。
血管のトラブルを防ぎ、血圧を下げる
注目したいのが、ビタミンCをサポートして、毛細血管の働きを強化するという【ルチン(別名:ビタミンP)】という成分。 血液の流れを促進したり、血圧降下作用があったりと血管周りで大活躍する成分です。
代謝UP
現代人が不足しがちであるミネラルが豊富に含まれています。 その中のひとつである【マグネシウム】には代謝のアップが期待できます。 また、ルチンが血流を促進してくれるので、全身にしっかりと血液が流れることで元気に過ごせます。
ルイボスティーの副作用は
現在のところ、ルイボスティーに副作用があるという報告はありません。
緑茶やコーヒーなどに比べるとデータの数が少ないということもありますが、ルイボスティーが原因であると特定された健康被害などの報告はないようです。
飲みすぎのデメリット、注意点は
副作用がないといっても、飲みすぎは禁物。 ルイボスティーの過剰摂取について、考えられる注意点をまとめました。1.トイレが近くなる多くのお茶にも当てはまりますが、利尿作用でトイレが近くなります。 そのため、眠る前やお出かけ前は量を控えめにして飲んでください。2.お腹が緩くなるマグネシウムの過剰摂取により、お腹が下ることがあります。 吐き気が誘発される場合もあるので要注意です。3.胃が痛くなるミネラルの過剰摂取により、胃痛がすることもあるそうです。 心配な方は薄めに作って試してください。 たくさん飲んだからといって病気が治るというものではないので、適量を守って飲みましょう。 目安は一日にコップ3杯程度です。4.体の冷えを引き起こすかも暑いアフリカで育ち、その土地で好まれているルイボスティーは、どちらかというと体を冷やす傾向が強いです。 そのため、過剰に飲みすぎてしまうと冷えを引き起こしてしまうこともあるかも。 飲みすぎには注意が必要です。夏の暑い時にアイスで飲むのはありですが、冬や冷えを感じる時にはホットで飲むことをおすすめします。
妊娠後期のルイボスティーの摂取は危険か
豊富な栄養素が含まれており、カフェインを含まないことから妊婦でも安心して飲める飲み物として紹介されているルイボスティー。
しかし近年の研究などで、ルイボスティーやチョコレートなどに含まれる「ポリフェノール」に、胎児に影響を及ぼす可能性のある、動脈管収縮作用があるとの報告がされています。
科学的な裏付けや、学会による正式な発表は未だ行われていないようですが、妊娠初期~出産一か月前までに毎日大量のポリフェノールを摂取したところ、胎児動脈管早期収縮と診断された実例があります。
症例が少なく、一概にポリフェノールは妊婦に悪影響を及ぼすとは言えませんが、心配な方はかかりつけの医師にご相談されるのが良いかと思います。「体に良い」というだけで過剰に摂取するのはではなく、適度に日々の生活に取り入れることが大切です。
ルイボスティーの美味しい飲み方
煮出して飲むのがおすすめ
ルイボスティーは煮出していただくのが、おすすめ。煮出し用のティーバッグは水出しとしても使えますが、煮出した方が香りや成分をしっかりと出すことができ、風味豊かに仕上がりますよ。
茶葉を漬けっぱなしにしておいても渋みが出ないので、水筒にパックと熱湯を入れておくだけで簡単にルイボスティーが作れます。
さいごに
緑茶やコーヒー、紅茶を飲む感覚で毎日のティータイムに取り入れてみてはいかがでしょうか?
美容にも健康にも良く、美味しく飲める”ルイボスティー”
やっぱり体の中からキレイになりたいですよね♡今の季節、あったかい飲み物でホッとするひと時は嬉しい時間♪
ルイボスティーで”ほっこり”癒しのひとときをお過ごし下さい。