元気の日記

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有機化合物の総称 有機酸(ゆうきさん)

有機酸とは

有機酸とは、有機化合物の総称のことで、その多くはカルボン酸とされています。果実に多く含まれているとされ、腸内細菌を整えたり、悪玉菌の発生を抑制したりする働きがあることでも知られています。

有機酸は一般的には弱酸性であり、水には溶けないものとされていますが、ギ酸や酢酸のように溶けやすいものもあります。これに対して有機溶媒にはよく溶けるとされています。有機酸はクエン酸や乳酸など、自然界に存在するものも多くあり、一般的には無機酸に比べると安全と言われています。

有機酸の種類

有機酸には様々な種類の酸があります。中には果実に多く含まれているとされているものもあり、腸内細菌を整えたり、悪玉菌の発生を抑制したりする働きがあることでも知られています。そのため、食品添加物としても使用されているものも多くあります。

調味料の目的で使用されている有機酸のうち、法令で「調味料(有機酸)」の一括表示がな許されているものは16種類であり、それらはすべて合成添加物です。具体的には以下のとおりです。

中でもコハク酸ナトリウムは代表的な有機酸系化学調味料であり、マレイン酸を還元して得られ、貝類特有のうま味成分があります。ちなみにコハク酸は、貝類をはじめ多くの動植物にも含まれている物質です。また、クエン酸はレモンなどの柑橘類、梅干しに多く含有されており、爽やかな酸味があることで知られています。

使用されている食品

有機酸は、調味料として使用される以外にも酸味料としての用途もあります。例えば、麺類、菓子パン、マヨネーズ、漬物、佃煮、アイスクリーム、キャンディなどが挙げられます。

有機酸のうち、独特の酸味やうま味のあるコハク酸を使用している食品例として、醤油や味噌、清酒などの調味料、インスタントラーメン、ハムやソーセージなどが挙げられます。また、フマル酸は酸味が強いため、ジュースやサイダーなどに使用されています。酒石酸は清涼飲料水や菓子類、パンなどに使用されています。その他、牛乳やワインなどの飲料、加工食品のpH調節、味の調整など非常に多くの食品に使用されています。

食品添加物 | 人は食べた物で創られる

ワインから抽出する物質 酒石酸(しゅせきさん) 

酒石酸は有機酸化合物の一つ

酒石酸は、リンゴ酸やクエン酸など、ワインに多く含まれている有機酸化合物の一つで、リンゴ酸やクエン酸は自然界に分布する様々な果実に含まれていますが、酒石酸はブドウ特有のものであり、ワインの酸度を左右する重要な酸として重要視されています。

ブドウの場合、酒石酸がその多くを占めており、1リットルあたり約15グラム、マスト(ブドウ果汁)の中には3〜6グラム程度が存在していると言われています。リンゴ酸もブドウに多く含まれる酸ですが、ヴェレゾン前に急激に増加したり、気候条件によって急激に減少したりするのに対し、酒石酸は比較的穏やかに変化します。

また、酒石酸は醸造過程を経ても激しい減少をしにくいことから、他の有機酸化合物と比較しても、生物学的に安定している酸です。

酒石酸カリウムとは

ワインを嗜む方ならご存じだと思いますが、ワインのコルクの裏側に付着している結晶のようなかたまり。その正体が酒石酸ですが、厳密には酒石酸モノカリウムと呼ばれる物質であり、ワイン中に多く含まれている酒石酸とカリウムなどが結合してできたものです。

瓶詰め後、ワインの液中で酒石酸カリウムができると、キラキラと光ることから「ワインの宝石」などと呼ばれています。

しかし、普段飲んでいる多くのワインは濁りなどが無い透明な処理をされているものが多いため、この酒石酸カリウムをご存じでない方は「汚れ」だったり「カビ」などと勘違いしてしまう方も少なくないみたいです。

酒石酸カリウムは、前述したようにブドウ由来の酒石酸であり、人体に悪影響は一切ないと言われいますが、ザラザラした食感や多少の苦みを呈するため、見た目を含めてこれを嫌う消費者もおおいとか。そのため、多くのワイナリーではワインの製造工程の中で、この酒石酸を除去する作業を行っています。

酒石酸の除去

酒石酸は、ワイン中のカリウムなどミネラル分と結合し、結晶を作ります。これを嫌う消費者が多いため、ワイナリーでは酒石酸を取り除く作業を行っています。その工程を調べました。

まず、ワインが出来上がった後、酒石酸とミネラル分が結合して酒石酸カリウムとして沈殿します。さらに、ワインを瓶詰め前にマイナス3〜マイナス6度程度まで冷却すると、液中の酒石酸カリウムをほとんど沈殿させることができます。その後、徹底した濾過作業を行うことで、瓶詰め後に酒石酸カリウムが発生しにくくなる状態を作ることができるのです。

しかし、この酒石酸カリウムの除去には問題点もあり、一部の生産者はこの工程を避ける傾向にあるようです。

酒石酸カリウム除去をしない理由

酒石酸カリウムを除去してしまうと、特に赤ワインの場合は味わいが薄くなってしまうと言われており、一部の生産者は濾過を行わないとのことです。

問題なのはカリウムなどのボディに関連するミネラル分と結合し、沈殿してしまうことで、ワインの味わいが低下してしまう可能性があるから。また、酒石酸除去をしすぎるとワインのpHが高くなる恐れがあります。

総酸度が低くなる(pHが高くなる)と、酵母の活動が低下したり、ワインに悪影響を与える微生物が増加しやすくなったり、亜流酸を多く使用しなければならなくなるなど、デメリットも少なくありません。これらのことから、一部の生産者は酒石酸カリウムを除去するとワインの品質に影響が出ると考えており、この作業を行わないのです。

酒石酸は補酸目的でも使用されている

酒石酸は、ブドウ由来の有機化合物なので、ブドウを醸造して造られるワインには必ず存在しています。しかし、ブドウによって、また醸造過程によって酒石酸を含め、有機酸が少なくなって酸度が高くなってしまうこともあります。そんな時、酒石酸は補酸目的のため添加されることもあります。

たとえば、酒石酸をワイン1リットルあたり、0.5〜1グラム添加することでpHが0.1下がると言われています。数字だけ見ると、さほど酸度が下がっていないように見えますが、pHが1違えば、酸度に関連する溶液中の水素イオン濃度は10倍違うと言われているので、0.1も大きな数字と考えられます。

しかし、酒石酸は前述したようにカリウムを結合してしまうため、ワインの品質に影響を与えてしまう可能性があります。そのため、近年ではリンゴ酸を使用して少しずつ酸度を下げている生産者もいるようです。

酒石酸は何に使われる

酒石酸は、その酸味を活かし、酸味料として主に清涼飲料水やゼリーなどにもちいられることが多いです。
そのほか、PH調整剤膨張剤調味料として使われることもある、食品添加物です。

酒石酸はの抽出方法

酒石酸は、ワイン作りの過程で副産物として得られます。
ワインの中に沈殿したり、樽や瓶にキラキラした結晶体が付着したり。ちなみにこの結晶体は酒石といい、ワインに含まれる酒石酸とカリウムが結合した物質です。

酒石酸の種類

酒石酸には、 L-酒石酸、D-酒石酸、DL-酒石酸とその塩類があります。
塩類とは、酒石酸のもつ水素原子を金属で置換したり、塩基の水酸基を酸基で置換したりしてできる化合物のことです。

L-酒石酸…多くの植物に含まれている酒石酸です。
D-酒石酸…ごく一部の植物に含まれている酒石酸です。
DL-酒石酸…化学合成で得られる化合物で、L体とD体が1:1の物質です。

酒石酸の特徴

酒石酸は、消化、吸収されない物質です。
そのため、摂取してもそのまま排出されたり、腸内細菌によって分解されたりします。
とはいえ、酒石酸はもともと食品の中に存在するものですから、安全性には問題ないと言われています。

酒石酸の用途と効果

食品添加物として

酒石酸と名のつく食品添加物はいくつかあり、それぞれ用途が異なります。

酒石酸は医薬品にも

眠剤や入眠剤としてゾルピデム酒石酸塩、脳梗塞の後遺症や脳出血の後遺症に伴うめまいの改善としてイフェンプロジル酒石酸塩など、さまざまな医薬品があります。
しかし医薬品の宿命か、どれもなんらかの副作用が指摘されているようです。

酒石酸の危険性や毒性

酒石酸は毒性がないとされていますが、現在のところ、酒石酸の安全性を示す研究データは発表されていません。また使用基準も設定されていません。

酒石酸カリウムナトリウムは食品には使用不可

酒石酸にカリウムとナトリウム両方を結合させた物質で別名:ロッシェル塩とも呼ばれる物質があります。正式名称は酒石酸ナトリウムカリウム四水和物といいます。
膨張剤として使用される酒石酸水素カリウムや調味料として使用される酒石酸ナトリウムと似ているため食品添加物として使用されていそうですが指定(認可)されていません。

テレビ小説で、戦時中にワイン作りを命じられたのを見て、不思議に思った人も多いのではないでしょうか。
酒石酸カリウムナトリウムは音波を捉える特性があるのです。
これを活かすと、潜水艦や魚雷のレーダーとして使えるため、戦時中はは酒石酸が必要とされていたのです。

酒石酸は食品添加物として認められた物質です

酒石酸は毒性がないとされていますが、現在のところ、酒石酸の安全性を示す研究データは発表されていません。
ただし、医薬品としての酒石酸には副作用が報告されており、大量に摂取すると、アシドーシスや腎障害を引き起こすと言われています。

酒石酸は軍事用としても使われていた

最後に、酒石酸にまつわるエピソードを紹介します。

お伝えしているように、酒石酸はワイン中のカリウム、またはナトリウムなどにミネラルと結合して酒石酸カリウムを作ります。当然、ワインを貯蔵する酒樽の周壁に酒石酸がこびりつくわけですが、これは粗酒石(そしゅせき)と呼ばれており、これに加里ソーダを化合させると、酒石酸加里ソーダが精製されます。酒石酸加里ソーダは「ロッシェル塩」と呼ばれるもので、第2次世界大戦時のドイツがこのロッシェル塩を使用して、音波防御レーダーを開発しました。潜水艦や魚雷に対処する兵器として、この音波防御レーダーは活躍するのですが、実は酒石酸がその開発の根本を担っていたのです。

当時、山梨県にある「サドヤ醸造場」が国内で唯一、ロッシェル塩の製造が可能でしたが、後に酒石酸の増産が政府により決定され、県内中のワイナリーのワイン造りが奨励されたという過去があります。山梨県は、日本国内でも有数のワイン銘醸地ですが、酒石酸が武器の元となることから、別の側面でのワイン銘醸地としても活躍し続けていたのです。

まとめ

コルクの裏に付着している結晶に関連する「酒石酸」について調べました。

酒石酸は、自然に分布している有機酸とは違い、ブドウ特有の珍しい有機化合物です。ワイン中の味わいや酸度に大きな影響を与えるほか、見た目という部分も消費者である私たちに影響を与えます。

良かったらワイン中に酒石酸カリウムを見つけた際、「汚れ」「カビ」としてのでなく勘違いして嫌がるのでなくぜひじっくりと眺めてみてはいかがでしょうか。

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既存添加物(令和2年2月26日から適用)

既存添加物

既存添加物一覧

番号 品名名称 用 途
1 アウレオバシジウム培養液 増粘安定剤
2 アガラーゼ 酵素
3 アクチニジン 酵素
4 アグロバクテリウムスクシノグリカン 増粘安定剤
5 アシラーゼ 酵素
6 アスコルビン酸オキシダーゼ 酵素
7 L-アスパラギン 調味料、強化剤
8 L-アスパラギン酸 調味料、強化剤
9 アスペルギルステレウス糖たん白質 製造用剤
10 α-アセトラクタートデカルボキシラーゼ 酵素
11 5’-アデニル酸 強化剤
12 アナトー色素 着色料
13 アマシードガム 増粘安定剤
14 アミノペプチダーゼ 酵素
15 α-アミラーゼ 酵素
16 β-アミラーゼ 酵素
17 L-アラニン 調味料、強化剤
18 アラビアガム 増粘安定剤
19 アラビノガラクタン 増粘安定剤
20 L-アラビノース 甘味料
21 L-アルギニン 調味料、強化剤
22 アルギン酸 増粘安定剤
23 アルギン酸リアーゼ 酵素
24 アルミニウム 着色料
25 アントシアナーゼ 酵素
26 イソアミラーゼ 酵素
27 イソアルファー苦味酸 苦味料等
28 イソマルトデキストラナーゼ 酵素
29 イナワラ灰抽出物 製造用剤
30 イヌリナーゼ 酵素
31 イノシトール 強化剤
32 インベルターゼ 酵素
33 ウェランガム 増粘安定剤
34 ウコン色素 着色料
35 ウルシロウ ガムベース、光沢剤
36 ウレアーゼ 酵素
37 エキソマルトテトラオヒドロラーゼ 酵素
38 エステラーゼ 酵素
39 エレミ樹脂 増粘安定剤、ガムベース
40 塩水湖水低塩化ナトリウム液 調味料
41 オゾケライト ガムベース
42 オゾン 製造用剤
43 オリゴガラクチュロン酸 製造用剤
44 γ-オリザノール 酸化防止剤
45 オレガノ抽出物 製造用剤
46 オレンジ色素 着色料
47 海藻灰抽出物 製造用剤
48 カオリン 製造用剤
49 カカオ色素 着色料
50 カキ色素 着色料
51 花こう斑岩 製造用剤
52 カシアガム 増粘安定剤
53 カタラーゼ 酵素
54 活性炭 製造用剤
55 活性白土 製造用剤
56 ガティガム 増粘安定剤
57 カテキン 酸化防止剤
58 カードラン 増粘安定剤、製造用剤
59 カフェイン(抽出物) 苦味料等
60 カラギナン  増粘安定剤
加工ユーケマ藻類
精製カラギナン
ユーケマ藻末
61 α-ガラクトシダーゼ 酵素
62 β-ガラクトシダーゼ 酵素
63 カラシ抽出物 製造用剤
64 カラメルⅠ 着色料、製造用剤
65 カラメルⅡ 着色料、製造用剤
66 カラメルⅢ 着色料、製造用剤
67 カラメルⅣ 着色料、製造用剤
68 カラヤガム 増粘安定剤
69 カルナウバロウ ガムベース、光沢剤
70 カルボキシペプチダーゼ 酵素
71 カロブ色素 着色料、製造用剤
72 カロブビーンガム 増粘安定剤
73 カワラヨモギ抽出物 保存料
74 カンゾウ抽出物 甘味料
75 カンゾウ油性抽出物 酸化防止剤
76 カンデリラロウ ガムベース、光沢剤
77 キサンタンガム 増粘安定剤
78 キシラナーゼ 酵素
79 D-キシロース 甘味料
80 キチナーゼ 酵素
81 キチン 増粘安定剤
82 キトサナーゼ 酵素
83 キトサン 増粘安定剤、製造用剤
84 キナ抽出物 苦味料等
85 キハダ抽出物 苦味料等
86 キラヤ抽出物 乳化剤
87 金 着色料、製造用剤
88 銀 着色料
89 グァーガム 増粘安定剤
90 グァーガム酵素分解物 増粘安定剤
91 グアヤク脂 酸化防止剤
92 グアヤク樹脂 ガムベース
93 クエルセチン 酸化防止剤
94 クチナシ青色素 着色料
95 クチナシ赤色素 着色料
96 クチナシ黄色素 着色料
97 グッタハンカン ガムベース
98 グッタペルカ ガムベース
99 クリストバル石 製造用剤
100 グルカナーゼ 酵素
101 グルコアミラーゼ 酵素
102 グルコサミン 増粘安定剤、製造用剤
103 α-グルコシダーゼ 酵素
104 β-グルコシダーゼ 酵素
105 α-グルコシルトランスフェラーゼ 酵素
106 α-グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア 甘味料
107 グルコースイソメラーゼ 酵素
108 グルコースオキシダーゼ 酵素
109 グルタミナーゼ 酵素
110 L-グルタミン 調味料、強化剤
111 グレープフルーツ種子抽出物 製造用剤
112 クローブ抽出物 酸化防止剤
113 クロロフィリン 着色料
114 クロロフィル 着色料
115 くん液  製造用剤
木酢液
リキッドスモーク
116 ケイソウ土 製造用剤
117 ゲンチアナ抽出物 苦味料等
118 高級脂肪酸 製造用剤
119 香辛料抽出物 苦味料等
120 酵素処理イソクエルシトリン 酸化防止剤
121 酵素処理ナリンジン 苦味料等
122 酵素処理ヘスペリジン 強化剤
123 酵素処理ルチン(抽出物) 酸化防止剤、強化剤、着色料
124 酵素処理レシチン 乳化剤
125 酵素分解カンゾウ 甘味料
126 酵素分解リンゴ抽出物 酸化防止剤
127 酵素分解レシチン 乳化剤
128 酵母細胞壁 増粘安定剤、製造用剤
129 コウリャン色素 着色料
130 コチニール色素 着色料
131 骨炭 製造用剤
132 ゴマ油不けん化物 酸化防止剤
133 ゴマ柄灰抽出物 製造用剤
134 ゴム ガムベース
135 ゴム分解樹脂 ガムベース
136 コメヌカ油抽出物 酸化防止剤
137 コメヌカ酵素分解物 酸化防止剤
138 コメヌカロウ ガムベース、光沢剤
139 サイリウムシードガム 増粘安定剤
140 サトウキビロウ ガムベース、光沢剤
141 サバクヨモギシードガム 製造用剤、増粘安定剤
142 酸性白土 製造用剤
143 酸性ホスファターゼ 酵素
144 酸素 製造用剤
145 シアノコバラミン 強化剤
146 シェラック  ガムベース、光沢剤
白シェラック
精製シェラック
147 シェラックロウ ガムベース、光沢剤
148 ジェランガム 増粘安定剤
149 ジェルトン ガムベース
150 シクロデキストリン 製造用剤
151 シクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ 酵素
152 L-シスチン 調味料、強化剤
153 シソ抽出物 製造用剤
154 シタン色素 着色料
155 5’-シチジル酸 強化剤
156 ジャマイカカッシア抽出物 苦味料等
157 ショウガ抽出物 製造用剤
158 焼成カルシウム  強化剤、製造用剤
うに殻焼成カルシウム
貝殻焼成カルシウム
焼成カルシウム
造礁サンゴ焼成カルシウム
乳清焼成カルシウム
卵殻焼成カルシウム
159 植物性ステロール 乳化剤
160 植物炭末色素 着色料
161 植物レシチン 乳化剤
162 しらこたん白抽出物 保存料
163 水素 製造用剤
164 ステビア抽出物 甘味料
165 ステビア末 甘味料
166 スピルリナ色素 着色料
167 スフィンゴ脂質 乳化剤
168 生石灰 製造用剤
169 精油除去ウイキョウ抽出物 酸化防止剤
170 セイヨウワサビ抽出物 酸化防止剤、製造用剤
171 ゼイン 製造用剤
172 ゼオライト 製造用剤
173 セージ抽出物 酸化防止剤
174 セピオライト 製造用剤
175 L-セリン 調味料、強化剤
176 セルラーゼ 酵素
177 粗製海水塩化カリウム 調味料
178 粗製海水塩化マグネシウム 製造用剤
179 ソバ柄灰抽出物 製造用剤
180 ソルバ ガムベース
181 ソルビンハ ガムベース
182 ダイズサポニン 乳化剤
183 タウマチン 甘味料
184 タウリン(抽出物) 調味料
185 タマネギ色素 着色料
186 タマリンド色素 着色料
187 タマリンドシードガム 増粘安定剤
188 タラガム 増粘安定剤
189 タルク ガムベース、製造用剤
190 胆汁末 乳化剤
191 単糖・アミノ酸複合物 酸化防止剤
192 タンナーゼ 酵素
193 タンニン(抽出物) 製造用剤
柿タンニン
植物タンニン
ミモザタンニン
194 チクル ガムベース
195 窒素 製造用剤
196 チャ乾留物 製造用剤
197 チャ抽出物 酸化防止剤、製造用剤
198 チルテ ガムベース
199 L-チロシン 調味料、強化剤
200 ツヌー ガムベース
201 ツヤプリシン(抽出物) 保存料
202 5’-デアミナーゼ 酵素
203 低分子ゴム ガムベース
204 テオブロミン 苦味料等
205 デキストラナーゼ 酵素
206 デキストラン 増粘安定剤
207 鉄 強化剤、製造用剤
208 デュナリエラカロテン 強化剤、着色料
209 銅 製造用剤
210 トウガラシ色素 着色料
211 トウガラシ水性抽出物 製造用剤
212 動物性ステロール 乳化剤
213 トコトリエノール 酸化防止剤
214 d -α-トコフェロール 酸化防止剤、強化剤
215 d -γ-トコフェロール 酸化防止剤、強化剤
216 d -δ-トコフェロール 酸化防止剤、強化剤
217 トマト色素 着色料
218 トラガントガム 増粘安定剤
219 トランスグルコシダーゼ 酵素
220 トランスグルタミナーゼ 酵素
221 トリプシン 酵素
222 トレハロース 製造用剤
223 トレハロースホスホリラーゼ 酵素
224 トロロアオイ 増粘安定剤
225 納豆菌ガム 増粘安定剤、製造用剤
226 ナフサ 製造用剤
227 生コーヒー豆抽出物 酸化防止剤
228 ナリンジナーゼ 酵素
229 ナリンジン 苦味料等
230 ニガーグッタ ガムベース
231 ニガヨモギ抽出物 苦味料等
232 ニッケル 製造用剤
233 ニンジンカロテン 強化剤、着色料
234 ばい煎コメヌカ抽出物 製造用剤
235 ばい煎ダイズ抽出物 製造用剤
236 パーオキシダーゼ 酵素
237 白金 製造用剤
238 パパイン 酵素
239 パーム油カロテン 強化剤、着色料
240 パーライト 製造用剤
241 パラジウム 製造用剤
242 パラフィンワックス ガムベース、光沢剤
243 パンクレアチン 酵素
244 ヒアルロン酸 製造用剤
245 微結晶セルロース 製造用剤
246 微小繊維状セルロース 増粘安定剤、製造用剤
247 L-ヒスチジン 調味料、強化剤
248 ビートレッド 着色料
249 L-ヒドロキシプロリン 調味料、強化剤
250 ヒマワリ種子抽出物 酸化防止剤
251 ひる石 製造用剤
252 ファーセレラン 増粘安定剤
253 ファフィア色素 着色料
254 フィシン 酵素
255 フィターゼ 酵素
256 フィチン酸 酸味料、製造用剤
257 フィチン(抽出物) 製造用剤
258 フェルラ酸 酸化防止剤
259 フクロノリ抽出物 増粘安定剤
260 ブタン 製造用剤
261 ブドウ果皮色素 着色料
262 ブドウ果皮抽出物 製造用剤
263 ブドウ種子抽出物 酸化防止剤、製造用剤
264 ブラジルカンゾウ抽出物 甘味料
265 フルクトシルトランスフェラーゼ 酵素
266 プルラナーゼ 酵素
267 プルラン 増粘安定剤、製造用剤
268 プロテアーゼ 酵素
269 プロパン 製造用剤
270 プロポリス抽出物 酸化防止剤
271 ブロメライン 酵素
272 L-プロリン 調味料、強化剤
273 分別レシチン 乳化剤
274 粉末セルロース 製造用剤
275 粉末モミガラ ガムベース
276 ペカンナッツ色素 着色料
277 ヘキサン 製造用剤
278 ペクチナーゼ 酵素
279 ペクチン 増粘安定剤
280 ペクチン分解物 保存料
281 ヘスペリジナーゼ 酵素
282 ヘスペリジン 強化剤
283 ベタイン 調味料
284 ベニコウジ黄色素 着色料
285 ベニコウジ色素 着色料
286 ベニバナ赤色素 着色料
287 ベニバナ黄色素 着色料
288 ベネズエラチクル ガムベース
289 ペプシン 酵素
290 ヘプタン 製造用剤
291 ペプチダーゼ 酵素
292 ヘマトコッカス藻色素 着色料
293 ヘミセルラーゼ 酵素
294 ヘム鉄 強化剤
295 ヘリウム 製造用剤
296 ベントナイト 製造用剤
297 ホスホジエステラーゼ 酵素
298 ホスホリパーゼ 酵素
299 没食子酸 酸化防止剤
300 ホホバロウ ガムベース
301 ポリフェノールオキシダーゼ 酵素
302 ε-ポリリシン 保存料
303 マイクロクリスタリンワックス ガムベース、光沢剤
304 マクロホモプシスガム 増粘安定剤
305 マスチック ガムベース
306 マッサランドバチョコレート ガムベース
307 マッサランドババラタ ガムベース
308 マリーゴールド色素 着色料
309 マルトースホスホリラーゼ 酵素
310 マルトトリオヒドロラーゼ 酵素
311 未焼成カルシウム 強化剤
貝殻未焼成カルシウム
骨未焼成カルシウム
サンゴ未焼成カルシウム
真珠層未焼成カルシウム
卵殻未焼成カルシウム
312 ミックストコフェロール 酸化防止剤、強化剤
313 ミツロウ ガムベース、光沢剤
314 ミルラ ガムベース
315 ムラサキイモ色素 着色料
316 ムラサキトウモロコシ色素 着色料
317 ムラサキヤマイモ色素 着色料
318 ムラミダーゼ 酵素
319 メナキノン(抽出物) 強化剤
320 メバロン酸 製造用剤
321 メラロイカ精油 酸化防止剤
322 モウソウチク乾留物 製造用剤
323 モウソウチク抽出物 製造用剤
324 木材チップ 製造用剤
325 木炭 製造用剤
326 モクロウ ガムベース、光沢剤
327 木灰 製造用剤
328 木灰抽出物 製造用剤
329 モモ樹脂 増粘安定剤
330 ヤマモモ抽出物 酸化防止剤
331 ユッカフォーム抽出物 乳化剤、製造用剤
332 ラカンカ抽出物 甘味料
333 ラクトパーオキシダーゼ 酵素
334 ラクトフェリン濃縮物 製造用剤
335 ラック色素 着色料
336 ラノリン ガムベース、光沢剤
337 ラムザンガム 増粘安定剤
338 L-ラムノース 甘味料
339 卵黄レシチン 乳化剤
340 L-リシン 調味料、強化剤
341 リゾチーム 酵素
342 リパーゼ 酵素
343 リポキシゲナーゼ 酵素
344 D-リボース 甘味料
345 流動パラフィン 製造用剤
346 リンターセルロース 製造用剤
347 ルチン酵素分解物 酸化防止剤
348 ルチン(抽出物) 酸化防止剤、着色料
アズキ全草抽出物
エンジュ抽出物
ソバ全草抽出物
349 ルテニウム 製造用剤
350 レイシ抽出物 苦味料等
351 レッチュデバカ ガムベース
352 レンネット 酵素
353 L-ロイシン 調味料、強化剤
354 ログウッド色素 着色料
355 ロシディンハ ガムベース
356 ロシン ガムベース
357 ローズマリー抽出物 酸化防止剤

一覧で見ると数の多さに驚きます。大丈夫、問題ないといわれる方の意見もおおいですが不安になる気持ちも分かります。もう少し整理して減らす事は出来ないんでしょうか。

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466品もある 指定添加物(令和2年6月18日改定)

指定添加物の種類

指定添加物一覧


番号 品 名 主 な 用 途
1 亜鉛塩類 (グルコン酸亜鉛) (硫酸亜鉛) 強化剤
2 亜塩素酸水 殺菌料
3 亜塩素酸ナトリウム 漂白剤、殺菌料
4 亜酸化窒素 製造用剤
5 アジピン酸 酸味料
6 亜硝酸ナトリウム 発色剤
7 L-アスコルビン酸 強化剤、酸化防止剤
8 L-アスコルビン酸カルシウム 強化剤、酸化防止剤
9 L-アスコルビン酸2-グルコシド 強化剤
10 L-アスコルビン酸ステアリン酸エステル 強化剤、酸化防止剤
11 L-アスコルビン酸ナトリウム 強化剤、酸化防止剤
12 L-アスコルビン酸パルミチン酸エステル 強化剤、酸化防止剤
13 アスパラギナーゼ 酵素
14 L-アスパラギン酸ナトリウム 調味料、強化剤
15 アスパルテーム 甘味料
16 アセスルファムカリウム 甘味料
17 アセチル化アジピン酸架橋デンプン 増粘安定剤、製造用剤
18 アセチル化酸化デンプン 増粘安定剤、製造用剤
19 アセチル化リン酸架橋デンプン 増粘安定剤、製造用剤
20 アセトアルデヒド 香料
21 アセト酢酸エチル 香料
22 アセトフェノン 香料
23 アセトン 製造用剤
24 亜セレン酸ナトリウム 強化剤
25 アゾキシストロビン 防かび剤
26 アドバンテーム 甘味料
27 アニスアルデヒド 香料
28 β-アポ-8’-カロテナール 着色料
29 (3-アミノ-3-カルボキシプロピル)ジメチルスル
ホニウム塩化物
香料
30 アミルアルコール 香料
31 α-アミルシンナムアルデヒド 香料
32 DL-アラニン 調味料、強化剤
33 亜硫酸ナトリウム 保存料、酸化防止剤、漂白剤
34 L-アルギニンL-グルタミン酸塩 調味料、強化剤
35 アルギン酸アンモニウム 増粘安定剤
36 アルギン酸カリウム 増粘安定剤
37 アルギン酸カルシウム 増粘安定剤
38 アルギン酸ナトリウム 増粘安定剤
39 アルギン酸プロピレングリコールエステル 増粘安定剤
40 アルゴン 製造用剤
41 安息香酸 保存料
日本で使用が認められリスト化されている食品添加物には指定添加物と既存添加物があります。
以下にそのリストを示します。
指定添加物(令和2年6月18日改定)
42 安息香酸ナトリウム 保存料
43 アントラニル酸メチル 香料
44 アンモニア 製造用剤
45 アンモニウムイソバレレート 香料
46 イオノン 香料
47 イオン交換樹脂 製造用剤
48 イソアミルアルコール 香料
49 イソオイゲノール 香料
50 イソ吉草酸イソアミル 香料
51 イソ吉草酸エチル 香料
52 イソキノリン 香料
53 イソチオシアネート類 香料
54 イソチオシアン酸アリル 香料
55 イソバレルアルデヒド 香料
56 イソブタノール 香料
57 イソブチルアミン 香料
58 イソブチルアルデヒド 香料
59 イソプロパノール 香料、抽出溶剤
60 イソプロピルアミン 香料
61 イソペンチルアミン 香料
62 L-イソロイシン 調味料、強化剤
63 5’-イノシン酸二ナトリウム 調味料
64 イマザリル 防かび剤
65 インドール及びその誘導体 香料
66 5’-ウリジル酸二ナトリウム 調味料
67 γ-ウンデカラクトン 香料
68 エステルガム ガムベース
69 エステル類 香料
70 2-エチル-3,5-ジメチルピラジン及び2-エチル3,6-ジメチルピラジンの混合物
香料
71 エチルバニリン 香料
72 2-エチルピラジン 香料
73 3-エチルピリジン 香料
74 2-エチル-3-メチルピラジン 香料
75 2-エチル-5-メチルピラジン 香料
76 2-エチル-6-メチルピラジン 香料
77 5-エチル-2-メチルピリジン 香料
78 エチレンジアミン四酢酸カルシウムニナトリウム 酸化防止剤
79 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 酸化防止剤
80 エーテル類 香料
81 エリソンビン酸 酸化防止剤
82 エリソルビン酸ナトリウム 酸化防止剤
83 エルゴカルシフェロール 強化剤
84 塩化アンモニウム 製造用剤
85 塩化カリウム 調味料
86 塩化カルシウム 強化剤、豆腐用凝固剤
87 塩化第二鉄 強化剤
88 塩化マグネシウム 強化剤、製造用剤
89 塩酸 製造用剤
90 オイゲノール 香料
91 オクタナール 香料
92 オクタン酸 殺菌料(過酢酸製剤の成分)
93 オクタン酸エチル 香料
94 オクテニルコハク酸デンプンナトリウム 増粘安定剤、乳化剤、製造用剤
95 オルトフェニルフェノール
オルトフェニルフェノールナトリウム
防かび剤
96 オレイン酸ナトリウム 被膜剤
97 過酢酸 殺菌料(過酢酸製剤の成分)
98 過酸化水素 漂白剤、殺菌料
99 過酸化ベンゾイル 小麦粉処理剤
100 カゼインナトリウム 製造用剤
101 過硫酸アンモニウム 小麦粉処理剤
102 カルボキシメチルセルロースカルシウム 増粘安定剤
103 カルボキシメチルセルロースナトリウム 増粘安定剤
104 β-カロテン 着色料、強化剤
105 カンタキサンチン 着色料
106 ギ酸イソアミル 香料
107 ギ酸ゲラニル 香料
108 ギ酸シトロネリル 香料
109 キシリトール 甘味料
110 5′-グアニル酸二ナトリウム 調味料
111 クエン酸 酸味料
112 クエン酸イソプロピル 酸化防止剤
113 クエン酸三エチル 香料、乳化剤
114 クエン酸カリウム
クエン酸カリウム
調味料
115 クエン酸カルシウム 調味料、強化剤、製造用剤
116 クエン酸第一鉄ナトリウム 強化剤
117 クエン酸鉄 強化剤
118 クエン酸アンモニウム 強化剤
119 クエン酸三ナトリウム 酸味料、調味料
120 グリシン 調味料、強化剤、製造用剤
121 グリセリン 製造用剤
122 グリセリン脂肪酸エステル 乳化剤、ガムベース、製造用剤
123 グリセロリン酸カルシウム 強化剤
124 グリチルリチン酸二ナトリウム 甘味料
125 グルコノデルタラクトン 酸味料、製造用剤
126 グルコン酸 酸味料
127 グルコン酸カリウム 酸味料、調味料、製造用剤
128 グルコン酸カルシウム 強化剤
129 グルコン酸第一鉄 強化剤
130 グルコン酸ナトリウム 酸味料、調味料、製造用剤
131 グルタミルバリルグリシン 調味料
132 L-グルタミン酸 調味料、強化剤
133 L-グルタミン酸アンモニウム 調味料
134 L-グルタミン酸カリウム 調味料、強化剤
135 L-グルタミン酸カルシウム 調味料、強化剤
136 L-グルタミン酸ナトリウム 調味料、強化剤
137 L-グルタミン酸マグネシウム 調味料、強化剤
138 ケイ酸カルシウム 製造用剤
139 ケイ酸マグネシウム 製造用剤
140 ケイ皮酸 香料
141 ケイ皮酸エチル 香料
142 ケイ皮酸メチル 香料
143 ケトン類 香料
144 ゲラニオール 香料
145 高度サラシ粉 製造用剤
146 コハク酸 酸味料、調味料
147 コハク酸一ナトリウム 酸味料、調味料
148 コハク酸二ナトリウム 酸味料、調味料
149 コレカルシフェロール 強化剤
150 コンドロイチン硫酸ナトリウム 製造用剤
151 酢酸イソアミル 香料
152 酢酸エチル 香料、製造用剤
153 酢酸カルシウム 強化剤
154 酢酸ゲラニル 香料
155 酢酸シクロヘキシル 香料
156 酢酸シトロネリル 香料
157 酢酸シンナミル 香料
158 酢酸テルピニル 香料
159 酢酸デンプン 増粘安定剤、製造用剤
160 酢酸ナトリウム 酸味料、調味料、製造用剤
161 酢酸ビニル樹脂 ガムベース、被膜剤
162 酢酸フェネチル 香料
163 酢酸ブチル 香料
164 酢酸ベンジル 香料
165 酢酸l – メンチル 香料
166 酢酸リナリル 香料
167 サッカリン 甘味料
168 サッカリンカルシウム 甘味料
169 サッカリンナトリウム 甘味料
170 サリチル酸メチル 香料
171 酸化カルシウム イーストフード、強化剤
172 酸化デンプン 増粘安定剤、製造用剤
173 酸化マグネシウム 強化剤、製造用剤
174 三二酸化鉄 着色料
175 次亜塩素酸水 殺菌料
176 次亜塩素酸ナトリウム 殺菌料、漂白剤
177 次亜臭素酸水 殺菌料
178 次亜硫酸ナトリウム 保存料、酸化防止剤、漂白剤
179 2,3-ジエチルピラジン 香料
180 2,3-ジエチル-5-メチルピラジン 香料
181 シクロヘキシルプロピオン酸アリル 香料
182 L-システイン塩酸塩 強化剤
183 5’-シチジル酸二ナトリウム 調味料
184 シトラール 香料
185 シトロネラール 香料
186 シトロネロール 香料
187 1,8-シネオール 香料
188 ジフェニル 防かび剤
189 ジフェノコナゾール 防かび剤
190 ジブチルヒドロキシトルエン 酸化防止剤
191 ジベンゾイルチアミン 強化剤
192 ジベンゾイルチアミン塩酸塩 強化剤
193 脂肪酸類 香料
194 脂肪族高級アルコール類 香料
195 脂肪族高級アルデヒド類 香料
196 脂肪族高級炭化水素類 香料
197 2,3-ジメチルピラジン 香料
198 2,5-ジメチルピラジン 香料
199 2,6-ジメチルピラジン 香料
200 2,6-ジメチルピリジン 香料
201 シュウ酸 製造用剤
202 臭素酸カリウム 製造用剤
203 DL-酒石酸 酸味料
204 L-酒石酸 酸味料
205 DL-酒石酸水素カリウム 調味料
206 L-酒石酸水素カリウム 調味料
207 DL-酒石酸ナトリウム 酸味料、調味料
208 L-酒石酸ナトリウム 酸味料、調味料
209 硝酸カリウム 発色剤、製造用剤
210 硝酸ナトリウム 発色剤、製造用剤
211 食用赤色2号
食用赤色2号アルミニウムレーキ
着色料
212 食用赤色3号
食用赤色3号アルミニウムレーキ
着色料
213 食用赤色40号
食用赤色40号アルミニウムレーキ
着色料
214 食用赤色102号 着色料
215 食用赤色104号 着色料
216 食用赤色105号 着色料
217 食用赤色106号 着色料
218 食用黄色4号
食用黄色4号アルミニウムレーキ
着色料
219 食用黄色5
食用黄色5号アルミニウムレーキ
着色料
220 食用緑色3号
食用緑色3号アルミニウムレーキ
着色料
221 食用青色1号
食用青色1号アルミニウムレーキ
着色料
222 食用青色2号
食用青色2号アルミニウムレーキ
着色料
223 ショ糖脂肪酸エステル 乳化剤、ガムベース、製造用剤
224 シリコーン樹脂 製造用剤
225 シンナミルアルコール 香料
226 シンナムアルデヒド 香料
227 水酸化カリウム 製造用剤
228 水酸化カルシウム 強化剤、製造用剤
229 水酸化ナトリウム 製造用剤
230 水酸化マグネシウム 強化剤、製造用剤
231 スクラロース 甘味料
232 ステアリン酸カルシウム 強化剤、製造用剤
233 ステアリン酸マグネシウム 製造用剤
234 ステアロイル乳酸カルシウム 乳化剤
235 ステアロイル乳酸ナトリウム 乳化剤
236 ソルビタン脂肪酸エステル 乳化剤、ガムベース
237 D-ソルビトール 製造用剤
238 ソルビン酸 保存料
239 ソルビン酸カリウム 保存料
240 ソルビン酸カルシウム 保存料
241 炭酸アンモニウム 製造用剤
242 炭酸カリウム(無水) 製造用剤
243 炭酸カルシウム ガムベース、強化剤、製造用剤
244 炭酸水素アンモニウム 製造用剤
245 炭酸水素ナトリウム 製造用剤
246 炭酸ナトリウム 製造用剤
247 炭酸マグネシウム 強化剤、製造用剤
248 チアベンダゾール 防かび剤
249 チアミン塩酸塩 強化剤
250 チアミン硝酸塩 強化剤
251 チアミンセチル硫酸塩 強化剤
252 チアミンチオシアン酸塩 強化剤
253 チアミンナフタレン-1,5-ジスルホン酸塩 強化剤
254 チアミンラウリル硫酸塩 強化剤、製造用剤
255 チオエーテル類 香料
256 チオール類 香料
257 L-テアニン 調味料、強化剤
258 デカナール 香料
259 デカノール 香料
260 デカン酸エチル 香料
261 鉄クロロフィリンナトリウム 着色料
262 5,6,7,8-テトラヒドロキノキサリン 香料
263 2,3,5,6-テトラメチルピラジン 香料
264 デヒドロ酢酸ナトリウム 保存料
265 テルピネオール 香料
266 テルペン系炭化水素類 香料
267 デンプングリコール酸ナトリウム 増粘安定剤
268 銅塩類(グルコン酸銅) (硫酸銅) 強化剤
269 銅クロロフィリンナトリウム 着色料
270 銅クロロフィル 着色料
271 dl - α- トコフェロール 酸化防止剤
272 トコフェロール酢酸エステル 強化剤
273 d- α- トコフェロール酢酸エステル 強化剤
274 DL-トリプトファン 調味料、強化剤
275 L-トリプトファン 調味料、強化剤
276 トリメチルアミン 香料
277 2,3,5-トリメチルピラジン 香料
278 DL-トレオニン 調味料、強化剤
279 L-トレオニン 調味料、強化剤
280 ナイシン 保存料
281 ナタマイシン 製造用剤
282 ナトリウムメトキシド 製造用剤
283 ニコチン酸 強化剤
284 ニコチン酸アミド 強化剤
285 二酸化硫黄 保存料、酸化防止剤、漂白剤
286 二酸化塩素 製造用剤
287 二酸化ケイ素 製造用剤
288 二酸化炭素 酸味料、製造用剤
289 二酸化チタン 着色料
290 二炭酸ジメチル 殺菌料
291 乳酸 酸味料
292 乳酸カリウム 調味料、pH調整剤
293 乳酸カルシウム 調味料、強化剤
294 乳酸鉄 強化剤
295 乳酸ナトリウム 酸味料、調味料
296 ネオテーム 甘味料
297 γ-ノナラクトン 香料
298 ノルビキシンカリウム 着色料
299 ノルビキシンナトリウム 着色料
300 バニリン 香料
301 パラオキシ安息香酸イソブチル 保存料
302 パラオキシ安息香酸イソプロピル 保存料
303 パラオキシ安息香酸エチル 保存料
304 パラオキシ安息香酸ブチル 保存料
305 パラオキシ安息香酸プロピル 保存料
306 パラメチルアセトフェノン 香料
307 L-バリン 調味料、強化剤
308 バレルアルデヒド 香料
309 パントテン酸カルシウム 強化剤
310 パントテン酸ナトリウム 強化剤
311 ビオチン 強化剤
312 L-ヒスチジン塩酸塩 調味料、強化剤
313 ビスベンチアミン 強化剤
314 ビタミンA 強化剤
315 ビタミンA脂肪酸エステル 強化剤
316 1-ヒドロキシエチリデン-1・1-ジホスホン酸 殺菌料(過酢酸製剤の成分)
317 ヒドロキシシトロネラール 香料
318 ヒドロキシシトロネラールジメチルアセタール 香料
319 ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン 増粘安定剤、製造用剤
320 ヒドロキシプロピルセルロース 製造用剤
321 ヒドロキシプロピルデンプン 増粘安定剤、製造用剤
322 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 製造用剤
323 ピペリジン 香料
324 ピペロナール 香料
325 ピペロニルブトキシド 製造用剤
326 ヒマワリレシチン 乳化剤
327 氷酢酸 酸味料、製造用剤
328 ピラジン 香料
329 ピリドキシン塩酸塩 強化剤
330 ピリメタニル 防かび剤
331 ピロ亜硫酸カリウム 保存料、酸化防止剤、漂白剤
332 ピロ亜硫酸ナトリウム 保存料、酸化防止剤、漂白剤
333 ピロリジン 香料
334 ピロリン酸カリウム 製造用剤
335 ピロリン酸二水素カルシウム 強化剤、製造用剤
336 ピロリン酸二水素二ナトリウム 製造用剤
337 ピロリン酸第二鉄 強化剤
338 ピロリン酸四ナトリウム 製造用剤
339 ピロール 香料
340 L-フェニルアラニン 調味料、強化剤
341 フェニル酢酸イソアミル 香料
342 フェニル酢酸イソブチル 香料
343 フェニル酢酸エチル 香料
344 2-(3-フェニルプロピル)ピリジン 香料
345 フェネチルアミン 香料
346 フェノールエーテル類 香料
347 フェノール類 香料
348 フェロシアン化物
343-1フェロシアン化カリウム
343-2フェロシアン化カルシウム
343-3フェロシアン化ナトリウム
製造用剤
349 プシコースエピメラーゼ 酵素
350 ブタノール 香料
351 ブチルアミン 香料
352 sec -ブチルアミン 香料
353 ブチルアルデヒド 香料
354 ブチルヒドロキシアニソール 酸化防止剤
355 フマル酸 酸味料
356 フマル酸一ナトリウム 酸味料、調味料
357 フルジオキソニル 防かび剤
358 フルフラール及びその誘導体 香料
359 プロパノール 香料
360 プロピオンアルデヒド 香料
361 プロピオン酸 保存料、香料
362 プロピオン酸イソアミル 香料
363 プロピオン酸エチル 香料
364 プロピオン酸カルシウム 保存料
365 プロピオン酸ナトリウム 保存料
366 プロピオン酸ベンジル 香料
367 プロピコナゾール 防かび剤
368 プロピルアミン 香料
369 プロピレングリコール 製造用剤
370 プロピレングリコール脂肪酸エステル 乳化剤、ガムベース
371 へキサン酸 香料
372 へキサン酸アリル 香料
373 へキサン酸エチル 香料
374 ヘキシルアミン 香料
375 へプタン酸エチル 香料
376 l - ペリルアルデヒド 香料
377 ベンジルアルコール 香料
378 ベンズアルデヒド 香料
379 2-ペンタノール(別名sec-アミルアルコール) 香料
380 ペンチルアミン 香料
381 trans-2-ペンテナール 香料
382 1-ペンテン-3-オール 香料
383 芳香族アルコール類 香料
384 芳香族アルデヒド類 香料
385 没食子酸プロピル 酸化防止剤
386 ポリアクリル酸ナトリウム 増粘安定剤
387 ポリイソブチレン ガムベース
388 ポリソルベート20 乳化剤
389 ポリソルベート60 乳化剤
390 ポリソルベート65 乳化剤
391 ポリソルベート80 乳化剤
392 ポリビニルピロリドン 製造用剤
393 ポリビニルポリピロリドン 製造用剤
394 ポリブテン ガムベース
395 ポリリン酸カリウム 製造用剤
396 ポリリン酸ナトリウム 製造用剤
397 d - ボルネオール 香料
398 マルトール 香料
399 D-マンニトール 製造用剤
400 メタリン酸カリウム 製造用剤
401 メタリン酸ナトリウム 製造用剤
402 DL-メチオニン 調味料、強化剤
403 L-メチオニン 調味料、強化剤
404 N-メチルアントラニル酸メチル 香料
405 5-メチルキノキサリン 香料
406 6-メチルキノリン 香料
407 5-メチル-6・7-ジヒドロ-5H-シクロペンタピラジン 香料
408 メチルセルロース 増粘安定剤
409 1-メチルナフタレン 香料
410 メチルβ-ナフチルケトン 香料
411 2-メチルピラジン 香料
412 2-メチルブタノール 香料
413 3-メチル-2-ブタノール 香料
414 2-メチルブチルアミン 香料
415 2-メチルブチルアルデヒド 香料
416 trans-2-メチル-2-ブテナール 香料
417 3-メチル-2-ブテナール 香料
418 3-メチル-2-ブテノール 香料
419 メチルヘスペリジン 強化剤
420 dl - メントール 香料
421 l - メントール 香料
422 モルホリン脂肪酸塩 製造用剤
423 葉酸 強化剤
424 酪酸 香料
425 酪酸イソアミル 香料
426 酪酸エチル 香料
427 酪酸シクロヘキシル 香料
428 酪酸ブチル 香料
429 ラクトン類 香料
430 L-リシンL-アスパラギン酸塩 調味料、強化剤
431 L-リシン塩酸塩 調味料、強化剤
432 L-リシンL-グルタミン酸塩 調味料、強化剤
433 リナロオール 香料
434 5’-リボヌクレオチドカルシウム 調味料
435 5’-リボヌクレオチドニナトリウム 調味料
436 リボフラビン 着色料、強化剤
437 リボフラビン酪酸エステル 着色料、強化剤
438 リボフラビン5’-リン酸エステルナトリウム 着色料、強化剤
439 硫酸 製造用剤
440 硫酸アルミニウムアンモニウム 膨脹剤、製造用剤
441 硫酸アルミニウムカリウム 膨脹剤、製造用剤
442 硫酸アンモニウム 製造用剤
443 硫酸カリウム 調味料
444 硫酸カルシウム 強化剤、豆腐用凝固剤
445 硫酸第一鉄 強化剤
446 硫酸ナトリウム 製造用剤
447 硫酸マグネシウム 製造用剤、強化剤
448 DL-リンゴ酸 酸味料
449 DL-リンゴ酸ナトリウム 酸味料、調味料
450 リン酸 酸味料、製造用剤
451 リン酸架橋デンプン 増粘安定剤、製造用剤
452 リン酸化デンプン 増粘安定剤、製造用剤
453 リン酸三カリウム 調味料、製造用剤
454 リン酸三カルシウム ガムベース、強化剤、製造用剤
455 リン酸三マグネシウム 強化剤、製造用剤
456 リン酸水素二アンモニウム 製造用剤
457 リン酸二水素アンモニウム 製造用剤
458 リン酸水素二カリウム 調味料、製造用剤
459 リン酸二水素カリウム 調味料、製造用剤
460 リン酸一水素カルシウム ガムベース、強化剤、製造用剤
461 リン酸二水素カルシウム 強化剤、製造用剤
462 リン酸水素二ナトリウム 調味料、製造用剤
463 リン酸二水素ナトリウム 調味料、製造用剤
464 リン酸一水素マグネシウム 栄養強化剤、イーストフード
465 リン酸三ナトリウム 調味料、製造用剤
466 リン酸モノエステル化リン酸架橋デンプン 増粘安定剤、製造用剤
2020年6月18日新規指定添加物を網掛け

安全性が確認され問題ないと言われていますが数が多すぎます。多いから危険、少なれければ安全とは言えませんが、不安になるのは仕方ないことだと思います。

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意外と知らない 食品添加物の表示の見方

食品添加物とは

食品添加物とは、通常それのみを食品として食べるものではなく、食品を製造や加工する際にいろいろな目的で食品に添加するものです。

食品添加物の表示

添加物を使用した場合、原則として容器包装入りの加工食品には、すべて表示しなくてはならないことになっています。食品衛生法など関係法規に基づいたルールがあり、それに従って表示されています。

物質名で表示する

使用された添加物は、原則としてすべて物質名表示です。
品名、別名、簡略名、類別名のいずれかで表示されます。
【表示例】
L-アスコルビン酸(品名) = ビタミンC(別名)
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使用された食品添加物は名称やわかりやすい簡略名、類別名で表示されています。
名称 簡略名または類別名
L-アスコルビン酸ナトリウム ビタミンC、V.C
炭酸水素ナトリウム 重曹
硫酸アルミニウムカリウム ミョウバン
ビートレッド アカビート、野菜色素
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用途名を併記する食品添加物

添加物の物質名だけでなく、その用途目的も併せて表示したほうが分かりやすいため、甘味料や保存料など8種類の用途のものには、その用途名と物質名が記載されています。
【表示例】
甘味料(サッカリンNa)
保存料(ソルビン酸カリウム

用途名 表示例
甘味料 甘味料(サッカリンNa)
着色料 着色料(アナトー)またはアナトー色素
保存料 保存料(安息香酸Na)
増粘剤、安定剤、ゲル化剤
または糊料
増粘剤(キサンタン)、安定剤(CMC)、
ゲル化剤(カラギナン)、
糊料(グァー)
酸化防止剤 酸化防止剤(エリソルビン酸Na)
発色剤 発色剤(亜硝酸Na)
漂白剤 漂白剤(亜硫酸塩)
防かび(防ばい)剤 防かび剤(OPP)
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一括名で表示できる食品添加物

次の14の用途で使用する場合には、使用目的を表す「一括名」で表示することが認められています。例えば、中華麺に使用される「かんすい」は数種類の添加物が配合されていますが、この品名を示すよりも、「かんすい」という一括名で表示したほうが分かりやすくなります。

イーストフード・ガムベース・かんすい・酵素・光沢剤・香料・酸味料・軟化剤・調味料・豆腐用凝固剤・苦味料・乳化剤・水素イオン濃度調整剤(pH調整剤)・膨張剤

表示が免除される場合がある

栄養強化の目的でビタミンやミネラルなどが添加された場合、また、食品の加工時に添加物を使用したが、最終食品に効果がない場合などはその添加物の表示は免除されます。

食品添加物の表示が免除されるのは次の場合に限られます。
 表示の免除  免除される理由 食品添加物
加工助剤 加工工程で使用されるが、除去されたり、
中和されたり、ほとんど残らないもの
活性炭、ヘキサン
水酸化ナトリウム
キャリー
オーバー
原料中には含まれるが、使用した食品には微量で
効果がでないもの
せんべいに使用される
しょうゆに含まれる保存料
栄養強化剤 食品の常在成分であり、諸外国では食
品添加物とみなしていない国も多く
FAO/WHOでも食品添加物として扱っていない
ビタミンD3、L-メチオニン
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食品添加物の見分け方

添加物は、表示が免除される場合(ルール4)を除き、「原材料名」
欄にすべて表示されます。
 身近な食品で、食品添加物の表示について調べてみましょう(図)。
①添加物表示の先頭を見つける。
 JAS法では、原則として食材と添加物は区別し、使用された重量順に記載することを
定めています。
添加物として調味料を使用してある場合には、他の添加物よりも一般的に量が多いので、
調味料が先頭に記載されます。つまり、調味料以降が添加物だということになります。
②用途名の後にカッコ書きされているものや、一括名で書かれているものは添加物です。
③長いカタカナのものや○△□酸、アルファベットや数字のついているものは添加物です。

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食品添加物の安全性の確かめ方

安全性が確認されるまで

調べ方は動物を使って、科学的な試験がおこなわれます。その食品添加物が安全か、どうかということは、具体的に確かめなくてはわからないということです。

ラットやマウスなど、人間と同じほ乳動物を使って、じっさいに多くの試験をしています。たとえば、いっぺんに多くの量を食べさせてみるとか、ずーっと食べさせたらどうなるかとか等々、こんな動物実験をつうじて、これなら安全という量を調べていきます。

このほか、癌になったりしないか、生まれてくる赤ちゃんに悪くないかなども、動物を使ってきびしくチェックします。つまり、食品添加物は、今食べている人たちにも、そして、つぎの世代の子供たちにもまったく影響がないように、こまかく試験されて添加物の安全性が十分に確かめられているんです。

安全性を確認するための主な試験

一般毒性試験 28日間反復投与毒性試験 実験動物に28日間繰り返し与えて生じる毒性を調べる
  90日間反復投与毒性試験 実験動物に90日間以上繰り返し与えて生じる毒性を調べる
  1年間反復投与毒性試験 実験動物に一年以上の長期間にわたって与えて生じる毒性を調べる
特殊毒性試験 繁殖試験 実験動物に二世代にわたって与え、生殖機能や新生児の生育におよぼす影響を調べる
  催奇形性試験 実験動物の妊娠中の母体に与え、胎児の発生、生育におよぼす影響を調べる
  発がん性試験 実験動物にほぼ一生涯にわたって与え、発がん性の有無を調べる
  抗原性試験 実験動物でアレルギーの有無を調べる
  変異原性試験
(発がん性試験の予備試験)
細胞の遺伝子や染色体への影響を調べる
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動物にはまったく害のない量に、さらに100倍をこえる安全率をみこんでいます。

無毒性量(No Observed Adverse Effect Level)
ラットやマウスなどの実験動物を使って、有害な影響が見られない最大の用量をいいます。
食品添加物の使用基準
食品添加物の摂取量がADIを超えないように、食品衛生法第11条の規定に基づいて設けられています。添加物の使用基準の定め方には・・・①使用できる食品の種類の制限②食品に対する使用量や使用濃度の制限③使用目的についての制限④使用方法についての制限通常これらが必要に応じて組み合わされて定められています。
1日摂取許容量(ADI)
ADI(Acceptable Daily Intake)ともいいます。この1日摂取許容量は、無毒性量の通常1/100としてもとめられます。一生食べつづけても安全と認められた量を体重1キログラムあたり1日に何ミリグラムまでとあらわされます。
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まとめ

安全性は、動物により多くの試験項目で調べられています。特に心配ないように感じてしまいますが、動物にがいないから人間にの安全とは絶対にはいえないの事実です。

しかし今の時代、添加物の含まれていない食品を選び出すのは至難の業です。上手く添加物と共存するのが必要かもしれません。

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世界一の食品添加物王国 日本

食品添加物とは

食品添加物は、厚生労働省の定めによると「保存料や甘味料、着色料や香料など、製品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるもの」。

加工や保存において添加されることで、長くおいしく食べられるようしたり、旨味がしっかりと感じられたりとさまざまな利点があり、今日の豊かな食生活を形作ってきました。ただし科学的に合成された食品添加物も多く使用されているのが現状です。

これらは食歴史にはない新しく作られた添加物ということで、厚生労働省による厳正な調査を経て「人の健康を損なわない」と認められたものだけが流通しています。

食品添加物の種類は大きくわけて4つ。

指定添加物

ソルビン酸キシリトールに代表されるように、安全性を評価した上で厚生労働大臣が指定したもの。

既存添加物

日本にてすでに使用され長い食経験があるものの例外的に指定を受けることなく使用・販売が認められたクチナシ色素や柿タンニンなど。

天然香料

バニラ香料やカニ香料など動植物から得られる天然の物質。

一般飲食物添加物

イチゴジュースや寒天など一般的に飲食に供されているもので添加物として使用される。

令和元年6月6日現在では、指定添加物が463品目、既存添加物が365品目、天然香料が約600品目、一般飲食物添加物が約100品目、それぞれ認定されています。

世界での食品添加物の認可数

実は、食品添加物は国によって使えるものが決まっており、その種類が限られています。ではまず、世界の国ではどのくらいの種類の添加物が使われているのでしょうか。​

食品添加物が許可されている種類

アメリカ:133種類

・ドイツ :64種類

・フランス:32種類

・イギリス:21種類


アメリカはカラフルな食べ物がたくさんあるので、もともと添加物が多いイメージがありませんか、またヨーロッパの食品はどれだけ自然で安全なのかもわかると思いますし安心感があります。

日本の食品添加物 認可数

では日本はどのくらいの種類の添加物が使用されているのでしょうか。
日本の食品添加物 認可数

・指定添加物:約400種類
・既存添加物:約400種類
・天然香料:約600種類
・一般飲料物添加物:約100種類​

なんと合計『約1500種類』もの添加物が認可されているのです!特に体に害がない香料を抜いても900種類です。​

なんとアメリカの7倍以上もの添加物が使用されているんです。
もちろんこれは世界一でしょう。信じられませんし知りませんでした。

「日本の食品は安全」は添加物によって支えられている

「日本の食品は安全」といった日本のイメージは、国やメディアによって洗脳されたものです。日本の食品は新鮮、清潔だから日持ちするのではありません。添加物によって守られているのです。

・「着色料、合成保存料は使っていません」は他の違うものを使っているだけ。
・激安食品は添加物の塊です。
・激安チェーンの飲食店では添加物によって超長期保存可能なものが使われている。
・惣菜についてくる醤油は、添加物でつくった醤油味のタレ。

などなど、日本で使われている添加物が書ききれないことばかりです。ただし添加物=全てが悪いもの。というわけではなくむしろ、本当に安全な添加物もあります。

安全な使用例

例えば最近どこでも売っているカット野菜。家で野菜をカットした場合、数時間で変色しますし次の日には食べれません! 

でも、市販されているものは変色せずに翌日でも食べることができます。もちろんこれも添加物によって長期保存が出来ているのですが、ちょっと違うんです。​

では、カット野菜が商品になるまでの行程を見てみましょう。

01.野菜を水と殺菌剤でよく洗う。
⇒主に使われる殺菌剤は、家庭用漂白剤でもよく使用されている次亜塩酸ナトリウムでです。ちなみに袋を開けた時に、少し塩素っぽいニオイがするのはこの次亜塩酸ナトリウムのおかげです。 次亜塩素酸ナトリウムは、水道水の安全確保のためにも使用されています。

02.野菜をカットする。​

03.カットした野菜の変色防止と鮮度維持の為、出荷時にはpH調整剤(クエン酸、グルコン酸、コハク酸)を噴射する。⇒このpH調整剤によって、翌日でも食べることができます。また、このpH調整剤は食べても安全な添加物です。国も認可しているものなので健康を害することはありません。​

04.袋詰めして出荷。
このように、カット野菜に使用されている次亜塩酸ナトリウムとpH調整剤は人体には影響がない添加物です。
むしろカット野菜は、不衛生な家のキッチンでサラダをつくるよりも遥かに安全と言えるのです!

まとめ

調べで分かった事ですが、残念ながら日本は世界一の食品添加物大国でした。

日本の食品は添加物によって新鮮で安全が守られているのは現実であり事実です。ただし、商品によって添加物の使われ方が全く違うので、商品ごとにしっかりと選ぶことも重要です。

また、他国では発ガン性があるため禁止となった添加物も、日本ではまだ認可されているものもあります。しかも、その中には使用制限値がない添加物もあるのです。このような状態が添加物への不信感を植え付けるものだと思います。

この日本では、添加物が使用されていない食品のほうが圧倒的に少ないです。
むしろほとんど無い。といっても過言ではないのかもしれません。​

食品添加物は全てが危険なものでは無いのですが、少しでも添加物の摂取を少なくすることが大切なのです。やはり、自炊をすることが最も安心な食事と言えます。​

毎日のように外食している人は、この機会に少しでも自炊の回数を増やして安心な食事を取るように心掛けてはいかがでしょうか。

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