年末年始はなぜ太る?休暇太りしないために気を付けること
忘年会や新年会など、外食の機会やお酒を飲む機会が増える年末年始は、いつの間にか太ってしまいやすい期間でもあります。
年末年始に太ってしまう理由と、休暇太りを防ぐポイントって何?
具体例をあげてみました。
年末年始に太りやすい理由
年末年始に太りやすい理由1.だらだらと食べ続けてしまう
食事パターンが普段と一変し、お雑煮やおせち料理などをだらだら食べ続けてしまうことが太る原因のひとつです。
たとえ少量ずつであっても、長時間食べ続けていると、気づかぬうちにいつもより多くの量の食べてしまうことも。
年末年始に太りやすい理由2.糖質を摂りすぎてしまう
摂り過ぎた糖質は、体内で脂肪として蓄えられてしまいます。
年末年始は、年越しそば・お雑煮など、糖質の多い食事を口にすることが多くなります。
おせち料理にはれんこん・里芋など糖質の多い根菜類が多用されているだけでなく、栗きんとん・伊達巻きといった甘い味付けをした物も多く、糖質摂取量が増加しやすくなります。
年末年始に太りやすい理由3.お酒を飲み過ぎてしまう
お酒を飲むと、食欲が増して食べ過ぎてしまう傾向があります。
また、お正月に飲む機会が多い日本酒は、糖質量が多め。おせち料理やおつまみを食べながら飲み続けると、糖質の摂り過ぎにつながりやすくなります。
ビール・甘いカクテルも糖質量が多いので注意が必要です。
年末年始に太りやすい理由4.睡眠不足になり、ホルモンバランスが乱れてしまう
夜更かしなどで寝不足の状態(4時間睡眠)が2日間続いただけで、食欲を抑えるホルモン「レプチン」の分泌が減少し、食欲を高めるホルモン「グレリン」の分泌が増加してしまうことが分かっています。
休暇太りを防ぐ!年末年始の対策3つ
休暇太りを防ぐ1.メリハリのある生活を心がける
「今日くらいはいいかな」という行動が積み重なると、だらだら食べや寝正月につながります。
時間が空いたときは、ごろごろしたり何かを食べたりするのではなく、体を動かしてみましょう。
忙しくて普段は運動ができないという人こそ、ストレッチやウォーキングなどを実践するチャンスです。
運動習慣がある人は、早朝ランニングなどにチャレンジしてみるのもおすすめです。
食欲が増進してしまうのを避けるため、十分に睡眠をとることも忘れないでくださいね。
休暇太りを防ぐ2.糖質の摂り過ぎに注意する
主食と主食を組み合わせた力うどん(お餅入りのうどん)などは避けた方が無難です。
お餅を食べるなら、野菜たっぷりのお雑煮にしたり、納豆や大根おろしなどと組み合わせたりしてみましょう。
お餅を間食にしたら、次の食事の主食(ご飯・パン・麺類)を減らすことも大切です。
お酒を飲むときは、焼酎やウイスキーを選ぶと糖質摂取量を抑えることができます。
水・お茶などをチェイサーとし、お酒を飲み過ぎないようにするのもよい方法です。
休暇太りを防ぐ3.よく噛んで食事をとる
早食いは食べ過ぎの原因になります。
お正月のご馳走もよく噛んで食べましょう。ひと口につき30回くらい噛み、箸を置きながら食べるのが早食いを防ぐコツです。
また、野菜や汁物から先に食べるべジファーストを実践すると、食べ過ぎを防ぎ、血糖値の上昇を抑えられます。
最後に
生活リズムが崩れやすい年末年始ですが、ちょっとした心がけで、休暇太りを抑えることができますよ。