感染症対策 咳エチケット
咳エチケットの基本
マスクを着用する
マスクは、鼻からあごまでを確実に覆い、隙間がないようにつけます。同じマスクを何度も使いまわしはせず、出来るだけ取り替えましょう。
ティッシュ・ハンカチ等で口や鼻を覆う
マスクがない場合・・・
コロナ、インフルエンザ等の感染症を他人に感染させないよう、咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ・ハンカチを使って、口や鼻をおさえることです。
咳やくしゃみを手でおさえたり、何もせずに咳やくしゃみをするのはやめます。
ティッシュ・ハンカチ等で口や鼻を覆う
他の人から顔をそらす
くしゃみや咳の飛沫は、1~2m飛ぶと言われています。
くしゃみや咳をするときは、他の人にかからないようにします。
くしゃみや咳等を抑えた手から、ドアノブ等周囲の物にウイルスを付着させたりしないように、こまめな手洗いを心がけます。
ティッシュはすぐに捨てる口と鼻を覆ったティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てます。
くしゃみや咳をするときは、ティッシュ等で口と鼻を覆います。
こまめなうがいや手洗いを行う
こまめな手洗い、うがいを行う。
マスクのつけ方・はずし方
マスクはただつけるだけでは十分な効果は発揮できません。正しく着用することによってはじめて効果的な予防ができます。これからマスクの正しいつけ方とはずし方について調べてみました。
まず、マスクをつける前にはしっかりと手洗いを行いましょう。
マスクの上下を確認
マスクの上下はすぐに分かります。
針金が入っている方が上(鼻の方)です。
なぜ針金が上かというと、鼻のラインにぴったりと沿わせるためです。 針金を鼻の形に合わせて、なるべくすき間ができないように使用してください。
すき間があると、そこから埃やゴミが入ってきて、マスクをしてる意味が下がってしまいます。マスクによっては針金がないタイプがあるので、ない場合は記事を最後まで読んでくださいね!
マスクの表裏の確認
患者さんが付けてくるマスクを見ていると、みなさん色々な方法で表裏を判断されているようです。
一番分かりやすいのは表裏を文字で書いてあるタイプだと思います。
このように「内側」と文字が入っているマスクを見たことがあります。
次に多いのが耳にかける紐の縫い目で判断。
縫い目がある方が内側というわけです。
ですが、実はこの判断の仕方ではマスクの正しい表裏にならない場合があります。
マスクの表裏の見極め方
マスクの表裏は、ひだの向きで決まります。
上の写真のように、マスクにはひだがついていて、溝が出来ています。
正しいマスクの付け方は、溝が下にくる向きです。
なぜ下向きかというと、上を向いていると埃やゴミが溜まってしまい、マスクを付けている効果が下がってしまうからです。
このマスクを表裏逆につけると、溝が上を向いてしまいます。
これは正しくないマスクの付け方で、こうなっている人をけっこう見かけるので注意してください。
上下に溝ができるタイプに注意
マスクによっては上下両方に溝が出来てしまうものがあります。
このタイプは上下や表裏をどのようにしても上向きの溝ができてしまうので、あまり良くはないと思います。 上向きの溝が下半分になるように心がけましょう。
と言っても、今は選べるほどマスクが流通していないので、このタイプのマスクを外す際には、表面に触れないよう特に気を付けてください。
マスクを外す時は表面に触れない
マスクを外す際には表面に手が触れないよう注意して外しましょう。
マスクの表面は、僕たちが吸い込むはずだったものを代わりに受け止めてくれている部分です。
今回の騒動に合わせていえば、僕たちが吸い込むはずだったコロナウイルスが表面には付いています。なので、マスクを外す際に表面に触れてしまってはマスクをしていた意味がなくなってしまいます。
耳のゴムを外してマスクの表面や裏面には極力触らないようにしてから、外してそのままごみ箱へ入れましょう。一般家庭の場合はその日にゴミ出しできないと思うので、何か袋に入れて捨てた方がより安全です。
さいごに
マスクの表裏を判断するポイントは次の2つです。
- 針金が上にくるように!
- ひだが下を向くように!
正しくマスクを着用して、みなさんも新型コロナウイルスの感染予防に努めてください。同じくコロナ予防でみなさんアルコール手指消毒をする機会が増えてきたと思います
マスクの金具部分を鼻の形に合わせる
マスク着用にあたって、ここが重要なポイントになります。不織布マスクの中には針金が入っており、自分の鼻の形に合わせて針金を折り曲げ、鼻の両脇の隙間をしっかりとふさいでください。
よく、マスクを着用はしているが鼻を覆っていない人を見かけます。鼻を覆わないでいると、マスクの効果が半減してしまいますので、必ず鼻と口の両方を同時に覆ってください。
マスクを顔にフィットさせる
不織布マスクは波状になっており、上下に引き伸ばすことができます。
鼻あてを片手で押さえながら、あごを包むようにマスクを下まで伸ばして顔にフィットさせてください。これにより、マスクが肌に密着するため、より防御効果がアップします。また、マスクをしながら話しをしてもずれたりしません。
このようにマスクをより自分にフィットさせるには、自分に合ったサイズのマスクを選ぶことも重要です。
マスクの取替え頻度と注意
不織布製マスクは原則使い捨てですが、1日1~2枚程度を目安に使用してください。
ただし、インフルエンザ感染者や咳・くしゃみをした人と接した場合、マスクの表面にウイルスが付着している可能性がありますので、もったいないと思わず、すぐに交換してください。交換時、マスク表面にはウイルスが付着している可能性がありますので、ゴムバンドのみを触ってはずし、マスク表面には触らないように注意しましょう。