元気の日記

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食品添加物

添加物の目的と表示の見方

私たちが食べている食品によく含まれている「食品添加物」。添加物とはそもそもどのようなもので、どんな食品に、どんな添加物が含まれているのか、あまり気にしない人という方もいると思います。現在では「完全無添加」を売りにした食品も一部で発売されています。何となく「身体にあまり良くないもの」という漠然としたイメージを持っている人もいるかもしれません。私もそう思っています。でもそれは、本当なのでしょうか?それなら、なぜ食品業界に広く浸透しているのでしょうか? 今回は、食品添加物の目的や成分、表示方法について調べてみました。

食品添加物 なぜ必要?

食品添加物とは、食品の加工や保存を目的として、食品に付け加えるものです。たとえば、食品の味を良くするために塩を加えることが昔から行われていますが、こうしたことが食品添加物の始まりだと言われています。

食品添加物の種類は大きく分けて2つあり、化学合成で作られるものと、天然の材料を加工したものです。食品添加物を使用する目的としては、「食品の風味を整える」「色や見た目を良くする」「長持ちさせて保存期間を延ばす」「栄養成分を加えて栄養を強化する」などです。

食品衛生法で「指定添加物」とされている品目が448品目。日本で長年使用されてきた「既存添加物」が365品目、動植物の成分から得られる「天然香料」が612品目となっています。※見直されることも多々あります。

添加物の種類

甘味料

甘味料には、食品に甘みを与える効果があります。甘味料を使用すると砂糖を使用するよりも保存性が高まるため、菓子や飲料などをはじめとする多くの食品に使用されています。キャンデーやガムなどに含まれるキシリトール、清涼飲料水に含まれるステビアなどは甘味料です。

着色料

食品を着色する添加物です。食品の持つ自然の色あいを維持することが難しいため、人工的に色を調整して美しく見せるために着色料が使用されています。かまぼこなどに含まれる「コチニール色素」、ソーセージやハムに含まれる「アナトー色素」などは、着色料の一つです。

保存料

食品の保存期間を延ばします。保存料が含まれていないと微生物が増殖し食品の腐敗が進みやすくなるため、それを抑制する効果があります。また、食品は-18℃以下で保存すると微生物が活動できなくなるため、冷凍食品には保存料が使用されないのが一般的です。チーズなどに含まれる「ソルビン酸」、マーガリンに含まれる「安息香酸」などが保存料にあたります。

ゲル化剤

食品に粘り気や滑らかな食感を与えるため、液体をゼリー状に固める(ゲル化)用途で使用されます。具体的にはゼリーなどに含まれる「ペクチン」、ドレッシングに含まれる「キサンタンガム」などです。

酸化防止剤

添加物そのものが酸化されることにより食品の酸化を防ぎ、保存性を良くします。パンなどに含まれる「L-アスコルビン酸」、水産・食肉加工品に含まれる「カテキン」などがこれにあたります。

香料

食品に香りをつけたり、香りを増強させます。食品の持つ香りと同じ成分をつくり出す「合成香料」と、動植物の原料を組み合わせた「天然香料」の2種類があり、コーヒー風味の菓子や、フルーツ風味の清涼飲料水などに使用されています。

食品を製造する工場などでは、製造過程の途中で添加物が投入されます。たとえばソーセージは肉をミンチ状にした後、かまぼこの場合は、すり身にした後で投入します。

添加物の表示方法

食品添加物の表示方法ですが食品パッケージの裏などには原材料名と一緒に添加物が表示されています。表示方法は食品衛生法で定められていて、添加物は物質名で表示しなければならない決まりがあります。また、どのような目的で使われたのかを消費者に知らせるため、使用目的を表示する場合もあります。

たとえば、飲料に甘みを与えるために甘味料のステビアを使用した場合、飲料の原材料名の欄には「ステビア」、もしくは甘味料(ステビア)という表示がされています。複数の物質を組み合わせてつくられた添加物の場合、わかりやすくする目的でまとめて表示されることがあります。

また香料の場合は、「アセトフェノン」などをはじめとする合成香料と、動植物の成分を使用した天然香料を合わせてつくられることがあります。その場合はすべての成分を記載するよりも、「香料」と記載したほうがわかりやすいため、そのような表記になっています。

また、使用していても表示する必要がない添加物もあります。たとえば、主に加工のために使用され、食品が完成したときにはほとんど成分として残っていない「加工助剤」と呼ばれる添加物がそうです。

さらに、製造工程で使用した調味料の成分に添加物が含まれていたものの、食品が完成した時点でその添加物がほとんど含まれていない場合は「キャリーオーバー」と呼ばれ、表示しなくても良いと決まっています。

添加物は、食品の保存期間を長くしたり、風味や色を良くするなど、いろいろな役割を持っています。添加物の取りすぎは身体に良いとは言えませんが、それは完全無添加だろうが、どんな食べ物でも同じこと。日常生活で普段、適量を食べている分には問題はありませんし、添加物が入っていることによって、食品がより美味しくなっているものもたくさんあります。食品や飲料のパッケージを見て、「これにはどんな添加物が入っているんだろう?」「どんな目的で入っているんだろう?」と調べてみると、もっと興味が出てくるかもしれません。

スーパーの加工食品の添加物

おいしいし、便利だからついつい買ってしまう。今のところ体調も問題ない。しかしその毒素は体内に蓄積され続けている。家族の健康を守るため、知っておきたい「食品表示」。

ハムとたらこで大腸がんに

「スーパーで売っているレトルト食品の原材料表示をじっくり見ると、しばしばリン酸塩という単語が入っていることに気がつきます。これはおいしそうな色を付け、食感を良くする『魔法の添加物』で、様々な加工食品に使われています。

しかし、この成分を過剰摂取していると、カルシウムの吸収が抑制され、骨粗鬆症や腎機能の低下、甲状腺機能に悪影響が出る危険性があります」

普段何気なくスーパーで購入している加工食品。その中には、様々な原材料や食品添加物が含まれており、中には摂りすぎると人体に悪影響を及ぼす「毒物」が多数存在しています。

マーガリン(植物油)には、トランス脂肪酸やジヒドロ型ビタミンK1が含まれており、過剰に摂取すると心筋梗塞脳卒中のリスクが上がるとされています。

揚げ物や菓子パン、ケーキ、チョコ、スナック菓子はもちろんだが、アイスクリームや手巻き寿司のネギトロなどにまで含まれていることがある。

しかし、パッケージの食品表示には「マーガリン」ではなく、ショートニングファットスプレッドなどと馴染みのない呼称で書かれているので注意が必要です。

「本来なら、原材料名などはパッケージの裏にコソコソと書くのではなく、表に分かりやすく書いて、消費者に対して情報開示をしっかりするべきだと思います。ただ現実には、売り上げのために(法律内で)巧妙に隠そうとしているメーカーも少なくないのが現実です」

「戦後、私たちの生活は多くの食品添加物を生み出してきました。が、今後人体に与える影響は、いくら厚労省が安全と認めていても、まだ誰にも分かっていません」

「原材料に台所に馴染みのない成分が多く書かれている商品は気をつけたほうがいいかもしれません」

ではその添加物の中でも、とくに危険なものは何か。

まずは食品の黒ずみを防ぎ、ピンク色に保つために使われる発色剤の亜硝酸ナトリウムです。

亜硝酸ナトリウムはハム、ソーセージ、明太子、たらこ製品によく含まれています。これを過剰に摂ると、『大腸がんになる可能性が高まる』と、WHO(世界保健機関)が公式発表しました。亜硝酸ナトリウムと豚肉に含まれるアミンが化学反応を起こして『ニトロソアミン』という発がん性物質に変化するのです。

明太子やたらこなどの魚卵は、特にそのアミンが多く含まれているため注意が必要。国立がん研究センターは、塩漬けの魚卵を頻繁に食べていると、胃がんの発生リスクが高まることを発表しています」

微糖の缶コーヒーは要注意

同じく加工肉や、はんぺん、かまぼこなどに含まれる保存料のソルビン酸、安息香酸なども発がん性が報告されています。

安息香酸ナトリウムは水に溶けやすいので、清涼飲料水によく使用されています。これらの添加物には、微生物の活動を抑制する働きがあるので腐りにくいのですが、細胞の塊である人間の体にそんなものを多量に入れていいわけがありません」

食品の見た目を色鮮やかにするために使われる着色料にも危険が潜んでいます。

「カラメル色素と一言で表示されていますが、これは製法の違いにより、4種類あります。アンモニウム化合物を加えて作るⅢ、Ⅳには発がん性の疑いがある4-メチルイミダゾールが含まれています。

簡略名しか記載されていないためどの種類なのか見分けることができませんが、日本ではⅢ、Ⅳの生産が圧倒的に多いとされています」

あたかも健康に良いと謳いながら、実は危険な食品添加物を使っている加工食品は多々あります。

「糖質ゼロを謳ったビールやダイエットコーラは砂糖が入ってないので健康に良さそうですが、一概にそうとも言えません。なぜなら砂糖の代わりにアスパルテームスクラロースアセスルファムKなどの人工甘味料が入っているものがあるからです。微糖の缶コーヒーもそうです。

スクラロース有機塩素化合物とも表示され、猛毒のダイオキシンと同じ仲間であり、免疫力を低下させる恐れがあります。また、アスパルテームには発がん性の疑いがあり、アセスルファムKは肝臓へのダメージが懸念されます」

ちなみに食品表示では、原材料の後に添加物を表示する規則になっていますが、量が多い物から順番に記載されているので、順番をきちんと確認して、リスクの低い食品を選ぶことが大切です。

しかし、どれだけ食品表示をつぶさに見ても、完全にリスクを減らせるわけでありません。

なぜなら種類が多い添加物については、すべてを表示せず「一括表示」することが許可されているからです。これにより、メーカー側がどんな物質を実際に使っているか、消費者には分からない仕組みになっています。これこそが、食品表示の大きな問題なのです。

たとえば、パンなどをふっくらさせるために使われるイーストフードは、「イーストフード」と一括で表記されているが、実際には18種類の物質があります。

「その中には、骨粗鬆症心筋梗塞のリスクを上げるリン酸塩も含まれている。しかし『一括表示』の場合、それを表示する義務はありません。

これらから何種類かを選び混ぜて、小麦粉に添加しパンが作られているのです。このように色々な添加物を同時に摂取した場合の安全性については、全く検討されていません」

「ソースやカップ麺、冷凍食品などに含まれる加工でんぷんとしては、11種類の物質が指定されています。その内9種類では、EUの動物試験で腎臓に変化があったため、乳幼児向け食品には使用制限が設けられています。

米国でも製造基準や残留基準が規定されています

。しかし、日本ではまったく規定がされておらず、どの物質が含まれているのか分からないのが現状なんです」

浅漬けの素も危険

いわゆる「うまみ成分」である調味料(アミノ酸等)や酸味料などは、ほとんどの加工食品に入っているが、安全性はどうなのか。

「一括名表示が認められている調味料(アミノ酸等)、酸味料などは、何種類の成分が使用されているのか消費者には皆目分からず、安全性が担保されていない。広く利用されている浅漬けやチャーハンの素、レトルト食品などには、調味料(アミノ酸等)をはじめとする食品添加物が満載です。

現代人は便利さと引き換えに不必要な添加物を体内に取り込んでいるのです。何十年後かに現れる影響を考えると、できるだけ控えたほうがいいでしょう」

簡単、早い、安い、便利と喧伝されている食品には、同時に危険性もあるわけです。そのためにも食品表示をきちんと確認することは重要ですが、実はメーカー側には、こんな「抜け道」もあります。

「『キャリーオーバー』と呼ばれる制度で、添加物が製造の過程で使われていても、最終的に残っていない、もしくは少量の場合は記載しなくてもいいのです。ところがその判断はメーカー自身がしているので、これは非常に問題です。いざとなれば、都合の悪い成分は隠すことができますから」

現在の食において、添加物を完全に避けるのは難しいですが「調理に一手間加えることで毒物を取り除くことができる」方法もあります。

「たとえばソーセージなら茹でる前に切れ目を入れたものと、入れなかったものを比べた場合、切れ目を入れたほうは、ソルビン酸亜硝酸ナトリウムが排出され、30%も減少したという結果が出ています。ちくわなどの練り物も水にさらしたり、湯にくぐらせることで添加物を落とすことができます。

私は『おばあちゃんの下ごしらえ』と呼んでいますが、ゆでこぼし、油抜きなど、昔ながらの調理方法には、『除毒効果』があることが証明されています。

下の表には注意してほしい食品と原材料、添加物を記載してあります。これらを参考にして、自分の目でしっかりと、どんな成分が入っているのかを確認して購入しすることが自分や家族の体を守るための第一歩となります。

※添加物が体にあたえる影響には諸説あり一部の説です。

超加工食品

現在の優れた添加物によって、ある食品は超加工食品へと進化しています。

そんな超加工食品の一部の例をご紹介します。​

・30種類の添加物が調合された魔法の「白い粉」によって、廃棄寸前の腐りかけの肉はでミートボールへと蘇る。

・タンパク質の水増し&着色料でつくられ、激安で販売しているハムやソーセージ。

・海外製の濃縮ブドウ果汁を水で薄めて発酵させれば「国産ワイン」として生まれ変わる。

・コーヒーミルクの中身は水と油と添加物の100%で出来ている。

危険な添加物が入っているもの

特に危険な添加物が使用されている主な食品は以下のものです。​
●食パン
臭素酸カリウム
安い食パンや、山●製パンの「ラ●チパック」などの多くには、危険な臭素酸カリウム発がん性物質が添加されています。
●ハム・ソーセージ
亜硝酸Na

発色剤の亜硝酸Naが多く添加されており、食肉中のアミンと結合して発がん性のあるニトロソアミン類を作り、がんになるリスクを高めるといわれています。

■添加物を多く使用しているメーカー

丸大食品 ⇒ 37品目
プリマハム 34品目
トップバリュ ⇒ 7品目
伊藤ハム 9品目
日本ハム ⇒ 0品目

※商品により異なります。
●練り物・漬物
ソルビン酸カリウム

はんぺん、かまぼこ、ちくわなどの練り物や、漬け物、ワイン、チーズ、ハム、ソーセージなど、多くの食品に保存料として使用されています。

単体でも危険ですが、他の食品添加物と組み合わせると発がん性の威力がより高くなるとも言われています。
●カレールー
・甘味料(アセスルファムKスクラロース
子供向けや、甘口に良く使われている合成甘味料のアセスルファムK肝臓障害を引き起こす可能性が高く、スクラロース有機塩素化合物の一種でリンパ球が減って免疫力が低下する恐れがあります。​

・タンパク加水分解
発ガン性物質が含まれています。カレールーに関しては、残念ながらほとんどの商品に使用されています。
発泡酒
・カラメル色素
カラメル色素は4種類あり、カラメル3とカラメル4には発がん性物質が含まれますが、日本では分類されないのでわかりません。
●缶詰
・着色料(赤色3号)

さくらんぼを真っ赤にするためのタール色素の赤色3号は発がん性の疑いがあります。
●ジャム(例:イチゴ)
落ちた格安りんごと大量の添加物から作られています。絶対に食べ続けてはいけないものの一つです。​

・凝固剤 ⇒ 塩化カルシウム
・着色 ⇒ タール色素の赤色102号、黄色4号
・香料 ⇒ 合成香料のイソ吉草酸メチル、プロピオン酸イソアミル
・甘み ⇒ ソルビット
・利水防止 ⇒ シュガーエステル
・変色防止 ⇒ エリソルビン酸
・粘り強化 ⇒ CMC(繊維素グリコール酸ナトリウム)、アルギン酸、プロピレングリコールエステル、リン酸エステル
・防腐 ⇒ ソルビン酸

ハンバーガ
一般的なハンバーガーセットで、70種類もの食品添加物が摂取できます。

フリスク
100%添加物のみで出来ています。

●「化学会社がつくっている完全人工いくら」

魚卵を一切使っていない完全添加物100%で出来たいくらです。

●「醤油風調味料」

お弁当や総菜に付いている、添加物100%でできた醤油味の醤油

●みりん風調味料

絶対に料理がおいしくならない添加物100%で出来ているみりん。​

●ノンオイルドレッシング

ノンオイルですが、代わりに大量の添加物で油のように見せている「ノンオイルドレッシング」

●激安の霜降サイコロステーキ

注射針で油(添加物)を注入した成型肉(インジェクション肉)です。よくスーパーで売られています。

●コンビニのおでん

CMでかつおや昆布の出汁を使用といっていますが、実はごく少量しか使用しておらず、大半は食品添加物で味つけしています。天然の出汁を多く使用していたらあんな安い値段では出せません。

冷凍食品てすごく便利だけど

お弁当にもいれれて、夕飯のおかずにだってなる!最近のは味もかなり良くなっています。冷凍保存できるものだから添加物の少ないと思ってしまいがちですが保存より味を作るために多くの添加物が使われています。

最近特に、冷凍食品の充実ぶりに感動します。 本当に冷凍とは思えないクオリティの高さの数々の冷凍食品がたくさんで、冷凍食品の人気ランキングがテレビで特集されるほどですが冷凍食品の裏には危険がいっぱいです。食品添加物で偽装された味で栄養価も格段に低いのです。

ミートボールはほぼ食品添加物

お弁当のおかずとして子供たちに絶大な人気を誇っているのがミートボールです。肉加工食品の代表格と言えますが、市販されているミートボールには、一体どんなものが入っているんでしょうか?
ミートボールを家庭で作る際の材料というのは、肉、玉ねぎ、つなぎのパン粉や卵、塩を基本に、風味付けで生姜や調味料を使います。 しかし、大量生産する工場では、これら以外に様々な材料が投じられているのです。

つなぎでデンプン類を使って上げ底にし、アミノ酸などでうま味をプラス、脂肪分を補うためにラード、食感をよくするために大豆たんぱくや発酵調味料…などが使われます。勿論、甘みたっぷりのソースも同様に、増粘剤やカラメル色素など多様な食品添加物が使われています。
こうして出来上がったものは、とてもミートボールとは呼べない代物であり、栄養価も家庭で作るものと比較して各段に低く、付き合い方を見直すべき食材の一つと考えられます。

餃子は偽物

『肉まがい』の具材は今でも使われています。それが、実は「植物性タンパク質」です。植物性タンパク質とは、大手食品メーカーの担当者によると「肉の代替品のようなもので、正体は大豆です。
大豆の殆どは輸入に依存していて、80%は油を搾るために利用されます。油を搾った残りは、脱脂大豆とか大豆カスと呼ばれ、食品関係では主に醤油の原料になりますが、まだ、カスは残ります。
そのカスにもまだタンパク質は残っていて、これを原料にして作るのが粒状植物性タンパクです。」
この粒状植物性タンパクは肉色をしています。さらに、水や油を吸収する性質があり、餃子の具材にすると
増量剤の役割も果たします。価格はどんな食肉よりも安く、大幅なコストダウンが可能です。加工すれば食感も肉のようになりますが、そのためには食品添加物の力が不可欠となります。そこでグルタミン酸ナトリウムなどの化学調味料が威力を発揮するのです。

チャーハンの米は古米

チャーハンの原材料は「米」「野菜」「焼き豚」「卵」「塩」「醤油」です。

しかし、冷凍チャーハンに使用されている「米」はほとんどが「古米」です。古米が悪いと言う訳ではありませんが古米臭さを消す「炊飯改良剤(核酸系調味料など)」が使用されています。
あるメーカの炊飯改良剤には 「冷えてもパサパサせず、おいしさが持続する」とあります。
その他にも冷凍チャーハンに含まれる添加物として 「デキストリン(増粘安定剤」「でんぷん」「豚脂」「しょうが」 「ペースト」「リン酸塩」「チキンエキスパウダー」「帆立エキスパウダー」 「酵母エキスパウダー」「粉末卵白」「香味脂」「アミノ酸等」「PH調整剤」など、 驚くほど多くの添加物が入っています

パスタの味も添加物の味

冷凍パスタにはアミノ酸が含まれています。うまみをつける添加物です。「アミノ酸等」とは、グルタミン酸のことです。大量に摂取すると「中華料理症候群」として知られる健康障害を引き起こします。また、製造過程遺伝子組み換え技術が使われています。

ピザの成分はアメリカでは規制対象

冷凍ピザにはショートニングがふくまれています。マーガリンやショートニングで問題になっているのがトランス脂肪酸です。血管に悪い影響を及ぼし、動脈硬化などの原因になると指摘されており、アメリカでは規制の対象になっています。

うどんだって安心できない

ヘルシーな印象のうどんも意外に「落とし穴だらけ」だ。「肉うどん」(テーブルマーク)には「発がん性疑惑三大物質(たん白加水分解物、加工でん粉、カラメル色素)」が全て使用されており、ローソンPBバリューラインの「かけそば」も同様、「鴨だしそば」(日清食品冷凍)には「冷凍食品には不必要と思われる酸化防止剤」が使用されており、どれもバツマークがつく。

冷凍食品を信用してはいけない。

安全な添加物を含む食品

添加物=すべて危険 ではありません。安全な添加物や無添加で食品を出している信頼できるメーカーもあります。 

セブンプレミアム 無塩せき ポークウインナー
企業名:セブン&アイ・ホールディングス
発色剤の亜硝酸Naを使用していません
セブンプレミアム のむヨーグルト プレーン
企業名:セブン&アイ・ホールディングス
無添加商品。
●イシイのおべんとクン ミートボール
企業名:石井食品
無添加調理」を謳っているメーカーです。肉も「岩手県産」です。
●ドール パイナップル スライス
企業名:ドール
原材料は「パイナップル、砂糖、クエン酸」のみです。
淡麗グリーンラベル 糖質70%オフ
企業名:キリンビール
無添加商品。
ハーゲンダッツ
企業名:ハーゲンダッツジャパン
原材料はクリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄、バニラ香料のみです。
●パスコ 超熟
企業名:敷島製パン
よく使われるイーストフードなど添加物を使用していません。


日本は世界一の添加物王国です。日本の食品が安心、安全というのは添加物で成り立っているといっても過言ではありません。ただし、添加物がすべて悪いものではありません。

100%無添加のみの食品を食べ続けることは、現在の日本では不可能に近いでしょう。​

特に小さい子供がいらっしゃる家庭では特に気をつけたいものです。
食べると危険な添加物と、危険な添加物を使用しているメーカーを覚えれば、大抵は回避できます。また、近年では添加物の改善を行っている企業もあります。

マクドナルドでは2018年にやっと一部のバーガーから、一部の人工添加物を排除しました。

・バンズからプロピオン酸カルシウムを使用中止
・チーズからソルビン酸を使用中止
・ソースからソルビン酸カリウムを使用中止
・ピクルスは変更なし。人工添加物を使用

他にもまだまだ多く使われていますが、より食べやすくなったことは間違いないでしょう。​また安心に見える冷凍食品なども多くの添加物が使われています。
やはり、手料理や自炊が最も安心で安全といえるでしょう。これからは外食や弁当、総菜での購入を控えましょう。また、添加物は食べたら危険!というわけではありません。​

食品添加物の安全は摂取する量で決まります。同じものを毎日食べたり、頻繁に食べることが危険なのです。​日々、いろいろな食材やバランスのよい食事を心がけるようにしましょう。

※添加物が体にあたえる影響には諸説あり一部の説です。