元気の日記

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拠を持たないが信じてしまう 日本のジンクス

迷信との違い

ジンクスは、因縁があるとされる事柄や、縁起の悪いもの、「こういう場合はこうなる」と信じられている事を意味します。勝負ごとにおいて、良い、または悪い縁起をかつぐものとしても用いられます。「迷信」とは違って社会で広く共有されるものでは無く、個人の中でのみ存在している事も多いく例えば、「靴ひもを左から結べば勝負に勝てる」といった、一種の思い込みや洗脳で、そう思う事によって心を安定させ十分に力を発揮させるという効果があります。本当に心の底から信じている訳では無い場合も多いです。

迷信は、化学的に全く根拠が無い上、社会的に実害を及ぼす事が多い信仰の事である。例えば「人の着ていたお古の服を着ると、その人の運気がうつる」や、「夜に爪を切ると親の死に目にあえない」といったものがあり、そういう風に伝わる経緯やその迷信が作られた時代からするとうなずける物もいくつかみられる為、迷信であると判断するのが難しいものも多いです。しかし出身や家柄等と絡めたものは間違いなく迷信であり、くだらない迷信に惑わされて差別しはいけません。「ジンクス」とは違い、個人の中だけのもので、広く社会で共有されていないものは迷信とは呼ばないみたいです。

日本の迷信

1. 朝の蜘蛛は縁起がいい

昔から、朝の蜘蛛は幸福を運んでくる象徴だといわれています。

2. 朝の蜘蛛は仇でも逃がせ

「朝の蜘蛛は縁起がいい」と同じ。

3. 夜の蜘蛛は縁起が悪い

泥棒が入る前兆だといわれる地域が多いようです。

4. 夜の蜘蛛は親でも殺せ

「夜の蜘蛛は縁起が悪い」と同じ。

5. ツバメが低く飛ぶと雨が降る

ツバメの餌になる虫は湿度が上昇すると羽が重くなって高く飛べないため。

6. 秋茄子(あきなす)は嫁に食わすな

秋茄子は体を冷やすから、大事な嫁に食べさせるなという意味。もうひとつは、憎らしい嫁に美味しい茄子を食べさせるのは、もったいないという意味。

7. 遠くの音がよく聞こえると雨

8. アリが巣穴をふさぐと雨

9. 池の魚が水面でパクパクすると雨

10. 朝焼けは雨・夕焼けは晴れ

11. 朝霧・朝つゆは晴れ

12. ご飯粒が茶碗につきやすいと晴れ

13. 大雪の年は豊作

14. 星が瞬くと風が強くなる

15. 桜の色が薄い年はいつまでも寒い

16. 春の入道雲はヒョウが降る

17. 蛙が鳴くと雨

18. 山が笠をかぶると雨

19. 太陽や月に笠がかかると雨

20. 猫が顔を洗うと雨が降る

21. 嘘をつくと閻魔様(えんまさま)に舌を抜かれる

二度とつけなくなるという嘘つきへの戒め。

22. 嘘をつくと地獄に落ちる

「嘘をつくと閻魔様(えんまさま)に舌を抜かれる」と同じ。

23. うなぎと梅干しを一緒に食べるとお腹を壊す

昔は、鰻の脂っこさと梅干しの酸味が刺激し合い、消化不良を起こすと考えられていたようです。他にも「天ぷらと氷」「スイカと天ぷら 」などが食べ合わせが悪いといわれます。

24. 櫛をまたぐと嫁に行けない

25. 白いヘビは吉

26. 寺社の門の敷居を踏むと不具になる

27. 蛇の抜け殻を財布に入れておくとお金が貯まる

蛇は脱皮を繰り返すことから、「財布に入れておくとお金を無限に増やしていく」といわれています。

28. 親不孝をするとささくれができる

親の言うことを聞かずに不摂生をすると、栄養のバランスが崩れ、ささくれができる。 または、水仕事などを手伝っていれば、自然と指先を使うからささくれができないので、手伝いをしない親不孝の証などの説があります。

29. かかあ天下の夫婦には男の子、亭主関白の夫婦には女の子ができやすい

30. 栗の木で土台を作ると、家は万年持つ

31. 妊娠中は葬式に出るな

32. 大晦日に早く寝ると老人になる

33. 鏡が割れると不幸が起こる

34. 鏡が割れると7年間は不幸が続く

鏡が持ち主の身代わりになって割れたとされ、その後を慎重に過ごした方がいいとされています。

35. 鏡が割れると怪我をする

36. 鏡が割れると不吉なことが起こる前兆

37. 鏡が割れると身内に不幸がある

38. 風邪は人にうつすと治る

医学的根拠はありません。

39. 火事の夢を見ると良いことがある

「火」は繁栄、浄化を意味し、良くないものを焼き払うとされた。

40. 雷が鳴ったらへそを隠せ

ヘソを隠すときは姿勢が前かがみになり、頭の位置が低くなり、高い所に落ちる雷から身を守ることができるため。

41. カラスが夜に鳴くと人が死ぬ

42. 北枕で寝てはいけない

お釈迦様が亡くなる際に、北の方角に頭を置いたことから、亡くなったか方を北枕で寝かせて極楽浄土へ導こうということ。

43. 牛乳を飲むと背が伸びる

牛乳に含まれるカルシウムによって身長が伸びることにはつながりません。

44. くしゃみをすると誰かに噂されている

くしゃみをすると鼻から魂が抜けて、そこに悪霊が入り込むと言われていた。

45. 靴下を履いて寝ると親の死に目に会えない

死んだ人をあの世へ送る時に白い足袋を履かせたことから寝る時に靴下を履く=は死を連想 させる縁起の悪いことだったようです。

46. くしゃみは悪事の前兆

47. 下の歯は屋根の上・上の歯は縁の下

48. 熊に出会ったら死んだふりをすると助かる

イソップ寓話の「熊と旅人」から生まれた誤解です。

49. 黒猫が前を横切ると縁起が悪い

50. 血液型による性格
科学的根拠はありません。

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51. てるてる坊主を 逆さに吊るすと 雨が降る

52. 子供が火遊びをするとおねしょする

火遊びする子供のことを戒めるため。

53. 食事中に泣くと火が出る

54. からしは意地悪に練らせろ

55. ご飯に箸を刺すと死ぬ

56. ご飯を残すと目がつぶれる

食べ物の大切さを子供に教えるため。

57. 三人で写真に写ると真ん中の人が早く死ぬ

三人で撮影する場合には真ん中の人物は年長者や一番偉い人と言うことになり、一番早く亡くなる可能性が高いという説があります。また、「五人」とする迷信もあります。

58. 写真に撮られると命を吸われる

59. しゃっくりが100回出ると死ぬ

医学的根拠はありません。

60. 嫁が兎肉を食べると3ツ口の子を産む

61. スイカの種を飲み込むと盲腸(もうちょう)になる
「ぶどうの種」とする迷信もあります。

62. トイレを綺麗にすると美人が生まれる
トイレ=厠 厠神(トイレの神様)は出産を司る神でもあり、妊娠している女性がトイレを綺麗に掃除すれば、美人が生まれると言われるようになった。

63. トイレを綺麗にするとかわいい赤ちゃんが授かる

「トイレを綺麗にすると美人が生まれる」と同じ。

64. 数字の四と九は縁起が悪い

四は「死」、九は「苦」に通じるとされています。

65. 四葉のクローバーを見つけると幸せになれる

葉の脈が十字架の形に見える事から幸せの象徴と言う説があります。

66. 梅干の種には天神様がいる

67. 妊婦が火事場に行くと子供が不幸

68. 炊いたご飯が赤いときは火事の前触れ

69. 酢を飲むと体が柔らかくなる

医学的根拠はありません。

70. 洗濯物を夜に干してはいけない

昔は死者の着物(衣類)を夜中にずっと干しておく風習があったため縁起が悪いとされる。

71. ツバメが巣を作る家には幸運が来る

72. 餅は身体が寒くなるほど食べろ/そばは身体が暖まるほど食べろ

73. ねずみがいる家には災難が来ない

74. 食べてからすぐに寝ると牛になる

行儀が悪いということを諭すためのものです。

75. 茶柱が立つといいことがある

柱は、家の中心(大黒柱)を成すもので、柱が立つと言うことは、一家の安寧や繁栄に繋がるということから。

76. 茶柱が立ったことを人に話すと、その人に幸運が移る

77. ひいらぎは災難を防ぐ

78. ビワの木を植えた家には病人が出る

79. 樫の木は縁起がいい

80. お米をこぼすと目が見えなくなる

米を粗末にすることはよくないという教えから。

81. 茶碗を叩くと餓鬼(がき)が集まる

行儀が悪いことを諭すための迷信です。

82. 旋毛(つむじ)を押すと下痢になる

科学的根拠はありません。

83. 旋毛(つむじ)を押すと背が縮む

科学的根拠はありません。

84. 夜泣きする子の腹にキセルのヤニを塗ると夜泣きがなおる

85. 吉事は大安・凶事は仏滅

86. 表札を釘打ちすると出世しない

87. 流れ星に願い事を3回言う

根拠はありません。

88. 二重の虹を見たら幸運になる

89. 歯が抜けたら、上の歯は縁の下へ、下の歯は屋根の上へ投げる

抜けた乳歯を投げた方向へまっすぐ永久歯がはえるというもの。

90. 箸をご飯に立ててはいけない

亡くなった人に供える「枕飯(まくらめし)」に通じることから。 一般的には死人の枕元に飯を山盛に盛り箸を立てます。

91. 初物を食べると75日寿命が延びる

初物は縁起がよく、福を呼び込んでくれると考えられていました。

92. 「人」を手のひらに3回書いて飲むと落ち着く

93. 雛人形の片付けが遅いと晩婚になる

雛人形天皇の結婚式を表したもので、雛人形をいつまでも出しておくと、いつまでも結婚式が終わらないとの考えから。

94. 北の台所は吉

95. はんこの枠は欠けているのが良い

96. 耳たぶが大きいと金持ちになる

七福神の大黒天(だいこくてん)に由来するといわれています。

97. 宵越しの茶は飲むな(夜越しの茶は飲むな)

一晩置いたお茶は美味しさが失われるます。また、お茶の苦みの元になるタンニンが酸化し、酸化したタンニンは胃壁を刺激するので体に良くありません。

98. 表札をいくつも集めると試験に受かる

99. 腹帯は戌の日に締める

100. 夜に口笛をふくと蛇がくる

101. 夜に新しい靴をおろしてはいけない

むかし、夜に新しい靴を履いて外出する時と言うのは、お通夜等がある時位だったため縁起がよくないとされた。

102. 手が冷たい人は心が温かい

103. 夜に爪を切ると親の死に目に会えない

「夜爪(よづめ)=世詰め(よづめ)」から、短命になるという迷信。

104. へそのゴマを取ると お腹が痛くなる

おへそのゴマを取ると腹膜が刺激され、おなかが痛くなってしまうことがあります。

105. 霊柩車を見たら親指を隠せ

106. 門松の一夜飾りはダメ

107. ワカメやコンブを食べると、髪の毛が増える

医学的な根拠がありません。

108. 落ちている鏡を拾うのは縁起が悪い

人を写す鏡には魂がこもっているとされたため鏡を拾うことを恐れた。

109. 柚の木は植えた人が死なないと実がならない

110. 箸と箸で食べ物を渡してはいけない

「箸渡し」といわれるマナー違反です、葬式の風習に関係しています。

111. 黄身が2つある卵を食べると双子が生まれる

むかし、双子を不吉なものと捉え、それを回避させるために言われた。

以上、『日本の迷信・ジンクス・俗信一覧 100選』を紹介しました。

迷信に夢中になり、真剣に信じている人もいる一方で、迷信を全く信じてない人も多くいると思います。

迷信の中にはマナーや作法を諭したり、悪い行いを戒めるために使われ、伝わったものもたくさんあるようです。

中には全く意味のないものもありますが、古くから伝わってきている迷信には意外な意味や由来があるようですね。