元気の日記

自分が元気に頑張れるようになる為のブログ

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

体に悪影響を与える? 食品添加物の近年の傾向

1 食品添加物とは 食品添加物とは、その名のとおり食品に「添加する」もので、日頃、食べている食べ物・飲み物に多く添加されています。食品添加物は保存性・色・味・照り・香りなど、添加物個々の効果を発揮します。 添加される材料も様々であり、パプリカ…

着色料としてのカラメル色素

カラメル色素とは カラメル色素は、ブドウ糖や砂糖などの糖類やでんぷんなどの加水分解物や糖蜜などを加熱処理することによって製造されます。製法の違いにより4つの種類がありますが、全て淡褐色〜黒褐色をしています。 カラメル色素は、水に溶けやすく、…

カロチノイド(カロテノイド)色素

カロチノイド(カロテノイド)色素とは カロチノイド色素とは、食品添加物に指定されている色素、つまり着色料です。具体的な色は、赤、黄色、オレンジと、それに準ずるもの。明るくて、鮮やかなものです。ちなみに、カロチノイド色素の”カロチノイド”とは、…

乾燥させた虫が原料 コチニール色素(カルミン酸)

コチニール色素とは コチニール色素とは、乾燥させたラックカイガラムシやコチニールカイガラムシを原料とし、それらを熱水などで抽出してできたものです。欧州では中世の時代から染料として使用されており、応用して絵の具としても使われていました。主成分…

水銀汚染が心配される アナトー色素

アナトー色素とは アナトー色素とは、ベニノキ科ベニノキの種子の被覆物から抽出された色素です。カロチノイド系のノルビキシン及びビキシンを主成分で、黄〜橙色の感じの色合いのものです。それが使われている食品は、「カロチノイド色素」「カロテノイド」…

食品のイメージさせる色調を表現する着色料 発色剤と着色料

発色剤と着色料の違い 食品を美味しそうに見せる作用は同じですが、発着剤と着色料の大きな違いは、まず着色料はそれ自体に特有の色調があり、様々な食品に特徴的な色を付けることが目的です。 それに対して、発色剤というのは、それ自体には色はなく、見た…

別名 ベーキングパウダー、ふくらし粉 膨張剤(ぼうちょうざい)

膨張剤とは 食品添加物の膨張剤はパンやケーキを作る時にふっくらと仕上げるため、食品の製造や加工の時に使用されています。ふんわりした柔らかさをだして、ソフトに仕上げてくれるのが膨張剤の働きです。ベーキングパウダー、ふくらし粉ともいいます。 膨…

見た目以外の問題も解消 消泡剤(しょうほうざい)

消泡剤とは 消泡剤とは、製作中に発生した泡を消すためのものです。豆腐の原料は大豆ですが、大豆の中にはサポニンという成分が入っています。このサポニンは天然の界面活性剤(乳化剤)の一つで、水に溶かすとまるで石けんのように泡立つ性質を持っているの…

食品の白色の着色料として使用されている添加物 酸化チタン(二酸化チタン)

酸化チタンとは 酸化チタンとは、チタンの化合物で、二酸化チタンともよばれています。二酸化チタンにはルチル型、アナターゼ型ブルッカイト型の三種類があるのですが、食品や化粧品に使われるのは、そのうちルチル型とアナターゼ型の二つ。ナノ粒子という、…

陶酔効果や気分の高揚別名笑気ガス 亜酸化窒素(あさんかちっそ)

亜酸化窒素とは 窒素酸化物の一種である亜酸化窒素は、1772年イギリス人の化学者により発見された沸点は-90.86℃で無色のにおいの無いガスです。 食材をムース状にする調理法で使用するため2006年4月に食品添加物として認可されました。別名「笑気ガス」と呼…