元気の日記

自分が元気に頑張れるようになる為のブログ

和菓子に欠かせない小豆のお話

小豆と言えば、大福やたい焼き、今川焼、おはぎ、牡丹餅など和菓子には欠かせない大切な食材です。

小豆は自然な赤色で、お祝いの食事に彩りを添えてもくれます。

そんな小豆は、サポニンカリウム・食物繊維を含んでいて、女性には嬉しい、むくみや便秘の改善が期待できる食材なんですよ。

今回は小豆の栄養成分と効果、おいしい食べ方について栄養士さんに聞いてみました。

和菓子に欠かせない小豆の栄養成分と効果

小豆の栄養成分1・サポニン

サポニンは、さまざまな植物に含まれている成分で、苦味やえぐ味のもとになります。

利尿作用によりむくみの改善を助けるほか、抗酸化作用によって体内の脂質が酸化されるのを防ぐ働きがあります。

また、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロール(LDL)を減らして、動脈硬化を予防する効果も期待されています。

小豆の栄養成分2・アントシアニン

小豆には、アントシアニンという赤紫色のもとになる色素が含まれています。

アントシアニンは、植物がもつ色素・苦味・香り成分を指すポリフェノールのひとつであり、抗酸化作用があります。

また、アントシアニンは目の機能の改善に役立つこともわかっています。

というのは、光を感知し、脳へ信号を送るロドプシンという物質の再合成を促す効果が期待されているためです。

小豆の栄養成分3・食物繊維

食物繊維のなかでも、不溶性食物繊維を含んでいます。

水に溶けない不溶性食物繊維は、便のかさを増やし便秘改善を助け、腸内環境を整える働きがあります。

小豆の栄養成分4・カリウム

カリウムには、細胞内液と外液の浸透圧の調整する働きがあります。

余分なナトリウムを尿中に排泄し、むくみの改善や血圧を下げる作用もあります。

小豆の栄養成分5・ビタミンB1

糖質をエネルギーとして使う際のサポートをする働きがあります。

慢性的に不足すると、脳神経の正常な働きに影響したり、倦怠感の原因となったりすることがあります。

糖質の多い食品やアルコールをたくさん摂っている人は、ビタミンB1不足になりやすいので注意が必要です。

小豆の栄養成分5・鉄分

赤血球のヘモグロビンや筋肉のミオグロビンというタンパク質の構成成分で、女性に多い鉄欠乏性貧血の予防・改善のために重要な栄養素です。

小豆のおいしい食べ方

小豆は下処理が面倒と思われがちですが、水に浸す必要がなく豆類のなかでも手間が少なく調理できるんです。

また圧力鍋があるご家庭ならば、煮る時間も大きく短縮できます。

えぐ味を除くために何度か茹でこぼすこともありますが、茹で汁のなかに水溶性のサポニンアントシアニンカリウムが溶け出てしまいます。

これらの栄養素を効率よくとり入れるなら、茹で汁を捨てずに黒豆茶のようなイメージでそのまま飲むのがおすすめです。

もしくは、浮いたアクを丁寧に取りながら煮詰めて水分を飛ばすと栄養素を無駄なく摂ることができます。

最後に

お菓子にお料理に幅広く使える小豆。

味付けをせずに茹でておくと、サラダや煮物に加えて簡単にとり入れることができます。

小豆を上手に使ってむくみや便秘の緩和に役立ててはいかがでしょうか。

秋が旬のきのこ!冷凍できるって知ってましたか?

「食欲の秋」

そんな秋にぜひ食べて欲しいのがきのこ。

きのこは、秋が旬のです。

そんなきは、冷凍保存できるって知っていましたか?

しかも冷凍することで、日持ちするだけでなく、うまみもアップするんですよ。

今回は、きのこの活用法やきのこを冷凍して活用する方法をお伝えします。

食欲の秋は「きのこ」をたべよう

秋はさまざまな食材が旬を迎え、おいしいものが豊富な季節です。

ざっとあげてみると、

  • さつまいも
  • かぼちゃ
  • りんご
  • ぶどう
  • その他多数

どれも美味しく、楽しみな時期です。

しかしダイエッターにとっては、とり過ぎに気を付けたい時期でもあります。

食べ物が美味しい季節にどれもこれも我慢・・・。

なんてことしてたら、メンタルが持ちませんよね。

そんなときに取り入れたいのが、秋が旬のきのこ。

きのこはたっぷり食べてもカロリーオーバーの心配が限りなく少なく、しかも見栄え(かさ)があるので満腹感を作ってくれ、食べ過ぎ防止にも役立つかも。

またダイエットだけでなく、便秘解消やむくみ解消にも役立つなど、さまざまな効果が期待できます。

美味しい物が多くて、ついつい食べ過ぎて太りやすい秋は、きのこをたくさん取り入れて乗り切りませんか。

きのこは冷凍して活用がお勧め

きのこは冷凍しておくと、手軽に使えて日持ちするので便利です。

「きのこを冷凍したらおいしくなくなるのでは?」という心配も無用です。

むしろきのこは、一度冷凍して調理することで、うま味成分が増加すると言われています。

食べやすい大きさにカットしてから冷凍すると、使いたいときにすぐに使えて便利ですよ。

きのこの冷凍方法

今回は3つのきのこをミックスして冷凍する方法を紹介します。

<材料>
お好きなきのこ…3種類(今回はしいたけ、ぶなしめじ、えのきだけ)
冷凍用保存袋…M~Lサイズ

<方法>
しいたけは石づきの硬い部分を取り、スライスする。

ぶなしめじ、えのきだけは石づきを取ってほぐす。3つのきのこを合わせて冷凍用保存袋に入れ、平らにして冷凍庫に入れて凍らせる。

ばらばらに凍るので、使うときは使いたい分だけ取り出し、凍ったまま鍋やフライパンに入れて加熱して使う。

冷凍きのこの活用法

冷凍したきのこはさまざまな料理に活用できます。

・味噌汁やスープの具材として
・炒め物に
・肉や魚のきのこあんかけやきのこ蒸しに
・肉や魚のきのこあんかけやきのこ蒸しに
・炊き込みごはんに
・刻んでハンバーグや餃子のタネなどのかさ増しに

うま味成分が増加するため、きのこのうまみを感じられる料理がおすすめです。

ぶなしめじなど、きのこによっては食感がやや変わってしまうものもあるため、気になる方は細かく切って使うと便利ですよ。

最後に

きのこがダイエットにおすすめな理由や、冷凍方法について取り上げてみました。。

秋の食材を楽しみながらきのこをうまく取り入れて、食欲の秋を乗り切りるだけでなく健康も増進してしまいましょう。

運動はダイエットだけではなく脳のコンディションも整える効果があった

適度な運動は、健康維持に効果があることは多くの方がご存知の事。

しかも運動には、脳にもいいんです。

最近では、運動と脳に関する研究が進んでいます。

最新の研究では、運動を取り入れることによって脳細胞が増えたり、脳内物質の分泌が活発になるなどして、記憶力・認知力・実行力が向上することがわかってきています。

運動はダイエットや筋力を保つだけではなく、脳のコンディションを整えるためにも効果があるようです。

そんな効果のある運動。

では、どんな運動をすれば良いのでしょうか?

内科医の先生に聞いてみました。

運動がもたらす健康効果1・有酸素運動で記憶力を高める

「脳に良い運動」はウォーキング?

それとも、スクワットがいいのでしょうか?

スポーツのどれか?

その前に、エネルギー代謝の種類で運動を区別する時に、酸素を使って糖質や脂質をエネルギーに変える「有酸素運動」と、短時間で強い負荷がかかり、エネルギーを作るのに酸素がいらない「無酸素運動」があるんです。

脳にもたらす影響としては、有酸素運動は脳の神経伝達物質を増やしたり、脳の血管や新しい細胞を生み出す効果があると言われています。

日本で行われた研究では、ウォーキングやヨガなどの軽い運動をわずか10分行うだけで、脳の学習・記憶をつかさどる海馬が刺激され、記憶力を高められることがわかったと言われています。

体力に自信のない人でもお勧めできる運動です。

記憶力や実行力など脳の機能別にどんな運動が効果的かという研究も進められており、今後明らかになってくる結果にも注目だと思います。

 

運動がもたらす健康効果2・幸せホルモンでポジティブ思考になる

たくさんある脳内の神経伝達物質の中で、記憶力や感情に関係する「セロトニン」や「エンドルフィン」は、運動で分泌量が増えたり、活性化されていることが分かっています。「

セロトニン」の活性化には、ウォーキングやジョギングなど「一定のリズムを刻む運動」が効果的と言われています。

セロトニンは脳内の情報伝達のバランスを整える神経物質で、脳内のセロトニン量が増えると心が落ち着いてさわやかな気分になり、集中力も高まります。

不安や抑うつ感なども改善され、元気が出てポジティブな気分になるそうです。

「エンドルフィン」も脳内の神経伝達物質の一つで、鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られます。

試してみよう!脳のパフォーマンスを上げる運動

1.ジョギング・ウォーキング・サイクリング

ゆっくりで良いので、10~30分間行う事です。

おすすめの時間帯は朝。

交感神経が活性化され、心拍数が上がり血行が良くなり、脳への血流もアップ。交感神経が優位な時間が増えると意欲的になり、ポジティブな思考になりやすいです。

ただ、寝起きですぐはNGですよ。

仕事などで座りっぱなしの方は、こまめに立ち上がって歩くことも運動効果が発揮されます。

西オーストラリア大学などが中高年を対象に行った研究では、一定時間の間に、ウォーキングをしたグループの方が座ったままのグループよりも記憶力や実行力が高いということがわかったそうです。

1時間に1度は立ち上がったり、トイレに行くなどを心がけると仕事効率がアップする可能性があるそうです。

2.よく噛んで食べる

よく噛むことも脳の活性化につながるとの研究が進められています。

食事の際は30回以上噛む、ガムを噛むなどすると、脳の前頭前野や海馬にも刺激が与えられ、記憶力や認知力が高まると言われています。

朝は朝食をしっかり噛んで食べて、午後に仕事中に眠くなったり頭が働かないなと感じたら、ガムを噛んでみてはいかがでしょうか。

食事をする際は噛む回数を数ると、噛むことに意識をむけられるのでより効果的です。

3.呼吸(深呼吸を繰り返す)

忙しく動き回っていたり、仕事や作業に集中していると、リラックスしているときと比べて呼吸の回数が少なくなったり、呼吸が浅くなります。

「息をつく暇がない」「息抜き」などの慣用句の表す通り、呼吸は私たちの心理状態とも深いつながりがありますね。深呼吸を繰り返すことで副交感神経が活性化し、心身がリラックスします。ストレス解消に役立てて仕事の効率アップにつなげましょう。

また腹式呼吸を意識すると、「ドローイン」というエクササイズもあるように、横隔膜を動かして深呼吸を繰り返すことによりインナーマッスルを鍛えることもできます。

最後に

運動をすると脳の働きを良くするだけでなく、心身の健康にも役立ちます。

頭の働きや体調を常に良い状態に保つ努力をし、自分で自分のコンディションをコントロールして、様々なことに前向きに取り組んではいかがでしょうか。

「難消化性デキストリン」「イヌリン」「サイリウム」って何? 実はいろいろある食物繊維

いきなりですが「難消化性デキストリン」「イヌリン」「サイリウム」と聞いて思い浮かぶものは?

これらの名前は耳にしたことはあるけど、どのようなものなのかよく知らない…という方も少なくないと思います。

答えは、食物繊維の一種です。

今回はこれらの特徴や働き、取り入れ方について簡単にまとめてみました。

食物繊維の一種 トクホの30%以上に利用「難消化性デキストリン

難消化性デキストリンとは、小腸で消化されにくい水溶性食物繊維の一種です。

主にとうもろこしのデンプンを加工して作られ、水に溶けやすい性質があります。

特定保健用食品(トクホ)の関与成分として用いられており、30%以上もの製品に採用されているといわれています。

特定保健用食品では保健用途として、

  • 「血中中性脂肪が気になる方に適する」
  • 「血糖値の気になる方に適する」
  • 「おなかの調子を整える」

と表示されることが許可されおり、脂肪や糖の吸収を抑える働きや、便の材料を増やしたり、腸内環境を整えたりする働きが期待されています。

特定保健用食品にはお茶、炭酸飲料、即席のみそ汁やスープ、ゼリーなどの食品に含まれているだけでなく、粉末のものを飲み物や食事にプラスするタイプの製品も発売されています。

食物繊維の一種 腸内環境を整えるのに役立つ「イヌリン」

イヌリンはキクイモなどに含まれる水溶性食物繊維の一種です。

腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整えるのを助けてくれます。

腸内細菌の利用率は、難消化性デキストリンが50%であるのに対し、イヌリンはなんと100%ともいわれています。

イヌリンは難消化性デキストリンとは違い、特定保健用食品ではなく機能性表示食品の関与成分として使われています。

機能性表示食品に表示できる機能性には、

  • 「おなかの調子を整える」
  • 「血中中性脂肪を下げる」
  • 「食後の血糖値の上昇をゆるやかにする」

などがあげられます。

製品の種類は、お茶などの飲料、サプリメント、また粉末状のものなどさまざまです。

食物繊維の一種 水と合わせるとゼラチン状になる「サイリウム

サイリウムとは、一般的にオオバコという植物の種皮のことを指します。

このサイリウム由来の食物繊維は、特定保健用食品の関与成分として用いられています。

特定保健用食品には、

などと表示され、コレステロールや便秘が気になる方に効果が期待されています。

また粉末のサイリウムは、水を含むとゼラチン状に膨れる性質があります。

わらび餅やゼリーなどのスイーツ作りにも使うことができ、食物繊維を補給しながらもカロリーや糖質の量を抑えられるとされ、満腹感も生まれやすいのでダイエット中の方に注目されています。

ただし、とり過ぎにより栄養素の吸収を妨げてしまう怖い一面もあります。

製品のパッケージに書かれた1日の摂取量の目安を確認するなどし、とり過ぎには注意しましょう。

最後に

特定保健用食品、機能性表示食品には食物繊維を使用したものだけでなく、さまざまな製品があり、健康やダイエットに期待したい効果はたくさんあります。

しかし「●●をとっているから大丈夫!」という考え方はNGなんですよ。

これらの製品を利用する前に、自身の食生活に「野菜は不足していないか?」または「肉や脂をとり過ぎていないか?」などと振り返ってみることも必要です。

健康食品はあくまで補助的に使い、まずは主食・主菜・副菜を揃えたバランスのよい食事が大切です。

健康食品を取り入れる際は、どのような成分が入っているか?

またその成分にはどのような働きがあるか?ともう一度チェックしてみるといいかもしれません。

バランスのよい食事を基本にしながら、自分の目的に合わせて上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

実は危険な食べ物? ヒ素を含む海藻ひじき

2004年英国食品規格庁は、ひじきには多くのヒ素が含まれるということから、英国民にひじきを食べないように勧告を出しました。

日本でも一部のマスメディアで取り上げられたことから気になっている人も多いのはないでしょうか?

ひじきは健康に良いのか、危険なのか?

今回は、簡単ですがのひじきの情報を整理してみました。

ひじきは食べても大丈夫?

ひじきには、無機ヒ素が多く含まれています。

しかし、イギリスの勧告では調理法には言及していませんでした。

日本では、昔から伝統的にひじきを食べてきた長い歴史があります。

仮に1食に食べるひじきを乾燥重量で5グラム程度として、水戻しにより無機のヒ素が50%に減少したとすると、体重50キログラムの人が週に3回以上(1回当たり乾燥重量5グラム程度として)ひじきを食べなければ、暫定的耐用週間摂取量を超えることはないようです。

実際ひじきの水戻しをすると、この時多くのヒ素は水のほうに出ていくため、実際に食べるときにはかなり少なくなっていることが分かっています。

(水もどしの水は調理に使わず捨てることが大切です※)
※水戻しとゆでこぼしでヒ素は9割ぐらい減ることが分かっています。


このひじきを毎日4.7g以上食べ続けなければ健康に影響がないのですが、日本人の1日あたりの平均的なひじき摂取量は0.9g程度です。

したがって、一般的な食べ方をする限り、ヒ素の問題を気にする必要はなさそうです。

なお、国の食品安全委員会ではこの問題について、引き続き検討しています。

もしひじき好きで、毎日のように大量に召し上がる方は注意が必要かも知れませんし、飽食の時代に栄養があるからと少しでも危険性がある食べ物を食べる必要はないかもしれません。

ひじきは古くから親しまれてきた健康食の一面もある

しかし先に述べたように、ひじきはカルシウム、カリウム、リン、鉄などを多く含んだ食材です。

上手に利用してはいかがでしょうか。

ひじきは、古くから親しまれてきた健康食でもあります。

海に囲まれた日本では、わかめ・昆布とともに欠くことができない存在とも言えます。

一般的に流通しているものは乾物で、旬の2月から5月の時期にかけては生のひじきが店頭に並ぶようになります。

ひじきの栄養成分と効果

ひじきには、

など各種ミネラルが豊富に含まれています。

カルシウム

カルシウムは丈夫な骨や歯をつくり、筋肉や神経の働きをサポートします。

乾燥ひじき15gのカルシウム量は150㎎。

ヨーグルト1カップ本分(120g)と同じくらいのカルシウムを摂ることができます。

タンパク質やマグネシウムクエン酸ととると効率よく吸収できるので、大豆製品や柑橘類・お酢などを使用した料理と一緒に組み合せてとり入れましょう。

食物繊維

ひじきは食物繊維が豊富な食材で、乾燥ひじき15g当り約7.8gの食物繊維が含まれています。

食物繊維は胃で水分を吸収して満腹感を与え、食べ過ぎを防ぐの役立ちます。

また、便のカサを増やし、腸を刺激するので便秘予防や、血中コレステロールの吸収を抑えるなどさまざまな働きをしています。

マグネシウム

マグネシウムは骨の重要な成分になっているほか、酵素の働きをサポートします。

また筋肉の働きをコントロールしたり、神経の興奮を抑えたりする働きもあります。

ひじきのおいしい食べ方

ひじきの茎の部分が長ひじき、先端の芽の部分が芽ひじきです。調理の際は洗ってゴミを取り除き、たっぷりの水で20~30分戻してから使います。

かさは約8.5倍になります。煮物・酢の物・サラダ・炊き込みごはんなどの具に利用可能です。

保存は密閉容器に入れ、直射日光を避けた冷暗所に保存しましょう。

最後に

ひじきはカルシウム、カリウム、リン、鉄、食物繊維なども多く含んだ食品です。

日本では長く食べ続けてきた食品であり、これまで健康被害が発生したという報告もありません。

しかし健康に良い食品だからと言って、極端にたくさん食べ続けることは避けるべきかも知れませんがこれまで通り普段の食生活に上手に取り入れていくぶんには、問題はないかもしれません。

ハロインナイトでお馴染み かぼちゃの健康効果

近年では、かぼちゃはハロウィンの飾り必需品のようなイメージがあり、しかも冬至に食べる風習があるため、冬の野菜?と思ってませんか?

実は、かぼちゃは夏に収穫される夏野菜ですよ。

かぼちゃには、抗酸化作用のあるビタミンA(β‐カロテン)・ビタミンC・ビタミンEや食物繊維などを多く含み、美肌効果や便秘解消効果が期待できると言われています。

ハロインナイトでお馴染み かぼちゃの栄養成分と効果

ビタミンA(β‐カロテン)

ビタミンA(β‐カロテン)は、「目のビタミン」とも呼ばれ、視覚・視力の維持に欠かせない栄養素です。

また、皮ふや粘膜を健康に保ち、優れた抗酸化力で老化の原因となる活性酸素を除去するはたらきがあります。

ビタミンC

ビタミンCは、お肌のハリを保つコラーゲンの生成を助けたり、シミやしわの予防をしたりと美肌対策に効果を発揮する栄養素です。

その他にも、免疫力をアップさせて、風邪などの病気にかかりにくくする作用があります。

ビタミンE

ビタミンEは、「若返りのビタミン」とも呼ばれ、細胞の酸化による老化を抑えるはたらきがあります。

また、血液中の悪玉コレステロールの酸化を防いで血栓をできにくくします。

カリウム

カリウムは、ナトリウムによる血圧の上昇を抑え、体水分量を調節する作用があるので、むくみ緩和にも効果が期待できます。

食物繊維

かぼちゃの食物繊維は、水に溶けにくい不溶性食物繊維を多く含んでいます。

不溶性食物繊維は、水分を吸収することにより便のカサを増やし、便秘解消に役立ちます。

ハロインナイトでお馴染み かぼちゃの種類

日本かぼちゃ

表面に溝があるものが多く「菊かぼちゃ」とも呼ばれます。

甘みが少なくねっとりした肉質で、煮物に向いています

西洋かぼちゃ

日本で流通するかぼちゃのほとんどが西洋かぼちゃの改良種。

ほくほくとして甘みが強いのが特徴です。

ペポかぼちゃ

かぼちゃの中でも、ズッキーニと同じグループにあたるのがペポかぼちゃ。

古くから日本で栽培されているのは金糸瓜(そうめんかぼちゃ)で、加熱すると果肉が糸状にほぐれる性質があります。

シャキシャキした食感で、和えものやお浸しによく使われます。

かぼちゃのおいしい食べ方

表皮の緑色が濃く、左右対称をした形のずっしりしたものを選ぶのがコツです。

かぼちゃは、収穫したてより、追熟させた方がおいしくなるのが特徴で、ヘタがコルクのように乾燥しているものが食べ頃のかぼちゃです。

カットされたかぼちゃを買うときは、種が詰まっていて色が濃く肉厚のものを選ぶようにするといいですよ。

かぼちゃの保存方法

丸のままのかぼちゃは、涼しく風通しのよいところに置いておけば、2ヶ月ほど保存が可能です。

切り分けたかぼちゃは、ワタと種を取り除いてからラップで包んで冷蔵庫へ保存すれば、1週間くらい日持ちがします。

おすすめ調理法

ビタミンA(β‐カロテン)は油脂類に溶ける性質があるので、油で調理すると吸収率が高まります。

また、かぼちゃのビタミンCはでんぷんと結合していて、加熱しても壊れにくい性質がありますので、天ぷらや煮物にしてもビタミンCの損失が少なく美味しく食べられます。

最後に

実は、かぼちゃの皮にも栄養素はたっぷりあります。

少し食べづらいですが、上手く活用して皮も捨てずに食べるよう調理すると栄養価が高まりますよ。

健康効果の高いお茶で癌?危ないお茶の飲み方があつた

お茶と聞くと最近では、健康に良い、いろいろな種類のお茶の健康パワーも紹介されいます。

しかし、今回は癌のリスクを高めてしまうかもしれない、危険なお茶をテーマにお話をしていきたいと思います 。

皆さんお茶は好きですか?

お茶には様々な種類があり、それぞれのお茶によって飲み方も様々です。

しかもどのお茶も優れた健康的効能を持ち合わせているので、毎日健康のために飲んでいるという人も多いと思います。

実際にお茶というのは、健康に良いことがほとんどです。

お茶は基本的には抗酸化作用が強いので、積極的に飲むことは健康にとってはいいはずなんです。

ちなみに以前に出した多くのブログでは、様々なお茶の健康効果について取り上げていますので、良ければ是非このブログについてもチェックしてみて下さい。

健康効果の高いお茶で癌?危ないお茶の飲み方があつた

日頃よく飲むことが多い健康に良いお茶にですが、知らないうちに飲み続けることで癌になるリスクが上がるかもしれないそのような研究がされているんです。

そこで今回のブログでは、飲み続けると癌のリスクが上がってしまうかもしれない、皆さんがよく飲むことが多いお茶について内科医の先生から聞いたことをご紹介してきたいと思います。

健康効果の高いお茶で癌?危ないお茶の飲み方・熱いお茶

飲むと癌のリスクを上げてしまう危険なお茶それは、ズバリこちら熱いお茶です。

意外に思うかもしれませんが実は熱いお茶というのは、食道がんのリスクを高めてしまうという結果が出ているんです。

今回引用した論文というのはイラン北東部で行われた5万人を対象とした観察研究になります。

イランのゴレスタン州というところでは、普段から熱いお茶が好んで飲まれていたそうです。

そのような普段から熱いお茶を飲む習慣がある地区において、約5万人の男女を10年間にわたって追跡調査してお茶の飲み方と癌になる可能性について調べた研究が今回紹介する研究になります。

具体的には、普段どのくらいの温度のお茶を飲んでいるのかということをこの研究でを調べています。

そしてこの研究では、どのくらいの温度になると良くないのかというところについても調べているんです。

60度以下が安全なお茶の温度

そこで気になる結果についてですが、まずは60°c未満のお茶であった場合には食道がんのリスクは上昇しないので問題ないという結果でした。

一方でお茶の温度が60°cから64°cになるとそうでない人に比べて、食道がんのリスクが1.44倍になっていたことが確認されているんです。

そして更にお茶の温度が64°よりも上の温度になるとそうでない人に比べて、食道がんのリスクが1.36倍になっていたという結果でした。

つまりこの研究の結果からは、熱いお茶は基本的には避けた方が良いということが分かるかと思います。

しかし現実には熱いお茶は、避けておいたほうがいいという結果が出ていても実際には、お店に行ったりすると熱いお茶が出てくることが多いと思います。

熱いお茶は5分間冷ます

そこで心がけて欲しいのが熱いお茶は、5分以上冷ましてから飲むということなんです。

熱いお茶の場合でも基本的には、5分以上冷ましておくことで飲みやすい60°c未満の音に下がることがほとんどだと思います。

なので、お茶は5分以上冷ましてから飲むということ出来たらして欲しいという事です。

ちなみにこれはお茶に限った話ではなくて、コーヒーやスープそして鍋などの汁物についても同様のことが言えると思います。

熱い食べ物の場合には、口の中でモグモグさせることで本当自然に下げてから飲み込むことが多いと思いますが、飲み込むものが液体の場合にはそのまま勢いに任せて一気に飲み込んでしまうことも実際には多いと思います。

このように熱い液体というのは、一気に飲み込んでしまうことも多いので注意が必要なんです。

まだはっきりとは証明されていないのですがおそらくは、熱い飲み物が食道の粘膜を損傷させてその修復作業の過程で、細胞分裂が繰り返されて癌細胞が偶発的に産生されているのではないかということが推測されています。

喫煙者、飲酒の多い方は特に注意

また中国で行われた46万人を対象とした別の研究によると、喫煙者や飲酒の量が普段から多い人が熱い飲み物を飲むと相乗効果によって、さらに食道がんのリスクが上昇したということも示されているんです。

なので普段からタバコやお酒をよく嗜む人は、特に熱いお茶について気をつけてもらった方がいいと思います。

最後に

今回は食道がんのリスクを高める恐れのあるお茶として、60°以上の熱いお茶を紹介しました。

熱いお茶をたまに飲む程度なら問題ないと思いますが、普段から頻繁に熱いお茶を好んで飲む人は要注意だと思います。

特に喫煙者やお酒をよく飲む方は相乗効果で、リスクを高めてしまいますので気をつけてもらえたらと思います。