元気の日記

自分が元気に頑張れるようになる為のブログ

知ってましたか? たった1gで9kcalもある脂質

脂質と聞くとどのようなイメージをお持ちですか?

脂質というと、健康やダイエットの大敵というイメージを持つ方が多い思います。

実際、「できるだけとらないほうがいい」と思い込んでいる人も少なくないかも知れません。

確かに摂りすぎはNGですが、脂質は私たちにとって大切な働きもしているんです。

脂質の働き

脂質は体に必要な三大栄養素の一つです。

脂質の主な働きは以下の通りです。

  • エネルギーを貯蔵する
  • 体温を保つ
  • 脂溶性ビタミン(ビタミンD、A、K、E)の吸収を助ける
  • 体脂肪として体温を保持する
  • 細胞膜の成分となる

脂質の摂取目標量

目標量は、

  • 男性・女性ともに摂取エネルギーの20以上30%未満
  • ※脂質量(g)=目標摂取エネルギー×25(%)÷9(脂質は1g=9kcal)

脂肪酸の種類

脂質の中で代表的な成分が「脂肪酸」です。

脂肪酸の種類によって、体に与える影響が変わります。

ご存知でしたか?

脂肪酸の種類1・飽和脂肪酸

肉や乳製品をはじめとした動物性食品などに多く含まれている脂肪酸です。

これのとり過ぎは、悪玉コレステロール中性脂肪を増やし、動脈硬化をまねく原因のひとつになります。

摂取しすぎないことが大切です。

脂肪酸の種類2・不飽和脂肪酸

<一価不飽和脂肪酸>

オリーブ油、なたね油、サフラワー油、米ぬか油などの植物油、アボカドなど果実類に多く含まれています。

<多価不飽和脂肪酸>

体の中で合成されないため食べ物からとる必要があります。

必須脂肪酸と呼ばれ、青魚(イワシ、さば、ニシン、サンマ)やマグロ、鮭、ウナギやシソ油、亜麻仁油に多く含まれています。

特に魚にはDHAEPAが豊富に含まれていて、脳の発達や機能に関与したり、血液をさらさらにしたりする働きがあります。

厚生労働省では、飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸=3:4:3でとることをすすめています。

このためには、肉や乳由来の動物性脂質に偏らないように、魚を食べたり植物性の油で調理をすることがお勧めです。

最後に

脂質は体の中で様々な働きをするため、たった1gで9kcalもある脂質でもバランス良くとるようすることが大切なんです。

 

誰でも陥る依存症 デジタル依存症と脱却法

誰でも陥る依存症 デジタル依存症と脱却法

今回は、隠れた依存症となっていることが多いと最近問題となっているデジタルドーパミンについて、内科医の先生にお話を聞いてみました。

皆さんは現代人がドーパミン過剰になっているということを聞いたことありますか?

ドーパミンは、刺激になるものや楽しいものをしたりするときに分泌されるホルモンの一つなんですが本来は、日常的にそんなに多くのドーパミンが分泌され続けているわけではありません。

ところが現代人はこのドーパミンという興奮ホルモンが日常的に過剰分泌されているということが最近になって問題になっているんです。

このドーパミンが過剰に分泌され続けてしまう現代人特有の原因、それはインターネットや SNS の普及によるネット依存症にあるんです。

デジタル依存症の恐怖

ドーパミンは、本来人が自然の中で生存し続けるために臨戦態勢になった時のみ必要とされていたホルモンなんですが現在では、このドーパミンを分泌するメディアの刺激が容易に手に入るような時代になっているので、ドーパミンが分泌され続けていることによって人間の脳が危険な状態になっているのではないかという研究がされるようになっています。

近年急速にデジタル化が進行していますが、人間がどう思っているほどデジタル化に適応できていないんです。

そこで今回のブログでは、このデジタルドーパミンが引き起こす人間の体への悪影響とその対策についてご紹介していきたいと思います。

デジタルドーパミンが及ぼす体への影響その1・不安

デジタルドーパミンが及ぼす体への影響その1は、こちら不安です。

LINE などのメールや YouTubeInstagramtiktok など自分の欲求を満たすものが簡単にスマホに表示されるようになったことで、自分の求める情報が流れてくるということが当たり前のように感じる人も多いと思います。

ところがこれらの情報に慣れて当たり前になってしまうと、自分の欲求を満たして喜びを与えてくれる情報のベースラインが高くなってしまい、それ以外のことについて楽しみを感じることができにくくなってしまうんです。

その結果 LINE にメールが来ないだけで不安になったり、目的もないのにYouTubeをサーチしないと不安になったり、携帯スマートフォンを自宅に忘れただけで不安に襲われるようになってしまうのです。

またこのような特定の状況における不安感だけではなく、漠然とした不安感や抑うつにも繋がってしまうこともあるので注意が必要と思います。

デジタルドーパミンが及ぼす体への影響その2・ストレスへの抵抗力の低下

デジタルドーパミンが及ぼす体への影響その2は、こちらストレスへの抵抗力の低下です。

ドーパミンは突然のストレスに対処するために重要な役割を果たしています。

本来はストレスがかかった時ののみドーパミンが分泌されて、その結果ストレスに対応することができるのですが、日常的にドーパミンが分泌され続ける環境に慣れてしまうと突然の強いストレスがかかってしまった時に追加で分泌されると追加のドーパミンが十分でなくなってしまい、その結果ストレスにうまく対応できなくなってしまうんです 。

デジタルドーパミンが及ぼす体への影響その3・集中力の低下

デジタルドーパミンが及ぼす体への影響その3は、こちら集中力の低下です。

現在ほとんどの人が持っているといわれているスマートフォンですが、このスマホはいつも多くの情報をもたらしてくれるので、スマホを持っていない状態でもスマホのことが気になって何をするにも集中力を維持するのが難しくなってきているんです。

この人間の注意力を惹きつけるスマホの威力は、ポケットにしまっておくだけで抑えきれないということが最近の研究でわかってきています。

大学生500人を対象とした記憶力と集中力に関する調査によると、サイレントモードにしてポケットにスマホをしまった学生はスマホ教室の外に置いてきた学生よりも成績が落ちていたということが明らかにされました。

つまりこのことは、スマートフォンなどを持ち歩いているだけで集中力が低下してしまっているということを意味していますので、何かに集中して取り組まないといけない時には、スマートフォンなどの情報デバイスを必ず遠ざけないといけないということなんです。

デジタルドーパミンが及ぼす体への影響その4・睡眠の質の低下

デジタルドーパミンが及ぼす体への影響その4は、こちら睡眠の質の低下です。

スマートフォンによるブルーライトメラトニンという睡眠ホルモンの分泌を抑えてしまうので、睡眠に良くないということよく言われていると思いますが、それ以外の理由でも睡眠の質が低下してしまいます。

その理由は、やはりドーパミンにあります。

ドーパミンは脳を興奮状態にさせてしまう働きがあるので、日ごろから過剰になってしまっていることで、慢性的に睡眠の質が低下してしまうことにつながってしまうんです。

ドーパミン過剰によるデジタル依存症を改善するための対策

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それでは次にドーパミン過剰によるデジタル依存症を改善するための対策についての話に移りたいと思います。

と言ってもとにかく行なって欲しいのは、デジタルドーパミンの断食になります。

そこでデジタルトーンファミリーを断食するための4つのコツを紹介していきたいと思います。

デジタル依存症を改善するための対策1・デジタル断食を行う対象をはっきりさせる

デジタル依存症を改善するための対策その1は、こちらデジタル断食を行う対象をはっきりさせることです。

まず初めに行なって欲しいのは、断食を行うデジタルコンテンツを決めることです。

仕事で使ってみたり、自分のためになるようなもの以外で何となく使ったりついでに見てしまっているものについては、意識をして積極的に断食するようにしてみてください。

デジタル依存症を改善するための対策2・スマホの使い過ぎ防止機能の活用

デジタル依存症を改善するための対策その2は、こちらスマホの使いすぎ防止機能を使うことです。

スマホに限らずデジタル情報を制限するためには、時間を制限することが最も効率的です。

そこで使って欲しいのが使いすぎを防止する機能になります。

iPhone7スクリーンタイムや、Android ではデジタルウェルビーイングがそれに該当します。

この機能を使うことによってスマホの利用時間を強制的に制限することは、とても効果的かと思いますので是非行ってみてください。

ただ、終了したら使用しないを徹底して下さい。

再度起動して使用しては、せっかくの努力も意味がなくなってしまいますよ。

デジタル依存症を改善するための対策3・契約ギガ数を減らす

デジタル依存症を改善するための対策その3は、こちら契約ギガ数を減らすことです。

スマホをついつい使いすぎてしまうという人は、思い切って通信料の契約ギガ数を減らすということも効果的な方法と思います。

スマホ代の節約にもなりますし、使用する場所が限定されてくるので所かまわずスマホに触ってしまう方には有効です。

デジタル依存症を改善するための対策4・使う時間を決める

デジタル依存症を改善するための対策その4は、こちらデジタルデバイスを使ってもいい時間をあらかじめ設定しておくことです。

バイスから得られる情報を一切遮断することは、現代の世の中では困難かと思いますがそれなら逆にあらかじめスマホなどのデバイスを使ってもいい時間を設定しておいて、それ以外の時間帯では極力使用しないようにするのも良い方法と思います。

最後に

今回はデジタルトーンファミリー及ぼす体への影響と、デジタル依存症を改善するための対策について紹介しました。

1ヶ月間集中的に取り組むだけでも体調の変化を感じることができると思いますので、まずは一か月間デジタルデトックスを取り組んでみてはいかがでしょうか。

  1. デジタル依存症の恐怖
    1. デジタルドーパミンが及ぼす体への影響その1・不安
    2. デジタルドーパミンが及ぼす体への影響その2・ストレスへの抵抗力の低下
    3. デジタルドーパミンが及ぼす体への影響その3・集中力の低下
    4. デジタルドーパミンが及ぼす体への影響その4・睡眠の質の低下
  2. ドーパミン過剰によるデジタル依存症を改善するための対策
    1. デジタル依存症を改善するための対策1・デジタル断食を行う対象をはっきりさせる
    2. デジタル依存症を改善するための対策2・スマホの使い過ぎ防止機能の活用
    3. デジタル依存症を改善するための対策3・契約ギガ数を減らす
    4. デジタル依存症を改善するための対策4・使う時間を決める
  3. 最後に
    1. 関連

悩んでませんか?痩せにくい猫背を改善する簡単ストレッチ

あなたは友人から背中が丸まってるよって、指摘されたことありませんか?

自分では気が付いてないけど、鏡や反射する窓で自分の姿を見たときに背が丸まってたなんて事ありませんか?

猫背の原因は前かがみでの長時間作業や、運動不足・老化などで背骨を支える筋肉が衰えてくることによります。

今ではデスクワークのPC作業やスマートフォンを見ている時間が長いことも、大きな猫背の原因の一つです。

この猫背の状態が続くと体調不良に繋がるばかりではなく、痩せにくい体質にもなってしまう場合があるのです。

猫背が痩せにくい理由

猫背の人は胸郭(胸を囲う所)が狭く、また呼吸筋の働きが弱って、肺の動きが悪くなります。

肺活量が下がることでちょっと運動をしても息切れしたりと、姿勢の悪さゆえに心肺機能を低下させていることになります。

また、猫背になりながちなPC作業やスマートフォン操作も長時間同じ姿勢でいることが多いので、筋肉の緊張状態が続いて血流が悪くなり、「こり」の原因になったり、内臓を圧迫して機能が低下することもあります。

猫背で姿勢が悪いままでいると、気づかないうちに心肺機能や内臓機能の低下・血行不良が起きて脂肪を燃やす基礎代謝の低下へとつながる可能性があると言われています。

猫背の改善方法

日常の生活から意識することが大切です。様々なシーンでの改善方法をとり入れてはいかがでしょうか。。

猫背の改善方法1・イスに座るとき

  • 顔を正面に向け、腰をピンと伸ばす
  • 腰とイスの背もたれの間にクッションを置く
  • 足を組まない
  • 椅子の高さを両足裏が床につく位の高さに調整する

猫背の改善方法2・立っているとき

  • 頭を上から糸で引っ張られているイメージで立つ
  • 片足に重心がかかる立ち方をしない

猫背を改善する手軽にできるストレッチ

◆後ろ手組みストレッチ
1.後ろで手を組んで胸を張るようにして背をそらす
2.3秒ほどキープしてゆっくり戻す
※これを5回繰り返します。

◆上の手組みストレッチ
1.背中を伸ばして座り、腕を上に向かってまっすぐ伸ばして手を組む
2.息を吐きながら体をゆっくりと左右に倒す

◆キャット&ドッグ
1. 四つん這い*の姿勢になり、息を吸い、目線を斜め上に上げながらゆっくりと背中を反らせる。

腰を反るというよりも胸を張るという意識で行います。

(*肩の下に手の付け根、骨盤の下にヒザがある状態。背中はまっすぐ。)


2. 続いて息を吐きながら、おへそを見るように背中全体をゆっくりと丸める
※ご自身の呼吸のペースで5回続ける

最後に

猫背は見た目が悪いだけでなく、体調不良の原因、ダイエット効果の低下など良いことはありません。

猫背の改善は簡単なストレッチで出来るので、できれば毎日続けてみませんか?

続けるコツは、空き時間にこまめに動かすことが大切ですよ。

“キレイの素”がたくさん詰まった 大豆の話

日本の食卓になじみ深い食品の一つに大豆がありますが、あなたは大豆製品と聞いて何を思い浮かべますか?

すぐに多くの方が「豆腐」「味噌」「おから」「納豆」などを思い浮かべるのではないでしょうか。

これらは「畑のお肉」と呼ばれる大豆を加工して作られたものの代表とも言えます。

しかもこの大豆には、良質のタンパク質やカルシウムなどのミネラル、その他の栄養素がバランスよく含まれています。

しかも大豆に含まれる成分には、

  1. 血中コレステロールを低下させる働きのある大豆タンパク質
  2. 骨の健康を維持する大豆イソフラボン
  3. ビフィズス菌を増やして腸内環境の改善に役立つ大豆オリゴ糖など

その多くが特定保健用食品にも認められています。

そして大豆には、美肌やダイエットなどにパワーを発揮する“キレイの素”がたくさん詰まっているんです。

キレイの素”がたくさん詰まった 大豆の栄養成分とその効果

大豆の栄養成分1・大豆タンパク質

大豆タンパク質は、体内でコレステロールを吸着して体外への排泄を助けたり、コレステロールからつくられる胆汁酸の排泄を促したりすることにより、血清コレステロールを下げる働きがあります。

コレステロールの摂りすぎは動脈硬化を引き起こすので原因となるので、コレステロールが高めの食べ物は食べすぎないようにすることに注意が必要です。

大豆の栄養成分2・大豆オリゴ糖

オリゴ糖ビフィズス菌のエサとなってビフィズス菌を増やし、腸内環境の改善によって便秘改善の効果があると言われています。

大豆オリゴ糖特定保健用食品で「おなかの調子を整える」食品の関与成分として認められています。

大豆の栄養成分3・イソフラボン

大豆イソフラボンは骨からカルシウムが溶けだす作用に関係しているため、骨の健康維持に役立つとされています。

また、女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きがあると言われており、ホットフラッシュなどの更年期症状への効果が期待され、様々な研究が行われています。

大豆の栄養成分4・サポニン

大豆サポニンポリフェノールの一種で、広く食品に使われている食品添加物でもあります。

ポリフェノールは、活性酸素を取り除いて酸化の働きを防ぐ抗酸化作用があることが知られています。

活性酸素はたくさん発生すると過酸化脂質を作り出し血管を傷つけるなど悪い影響があるため、抗酸化作用があるポリフェノールの大豆サポニンカテキンを含む食品や、緑黄色野菜や鮭などの持つ色の素であるカロテノイドを含む食品を、普段から食事にとり入れると良いでしょう。

大豆の栄養成分5・レシチン

レシチンは、私たちのカラダの細胞をつくる主な成分であるリン脂質の一種です。

食物に含まれているものでは、大豆レシチンや卵黄レシチンが知られています。

レシチンなどのリン脂質が不足すると、神経細胞も含め細胞の正常な働きを維持できなくなったり、血管にコレステロールがたまりやすくなるなどの恐れがあるとされます。

 

最後に

「大豆は消化が悪い」と言われますが、柔らかく煮ることで栄養成分を吸収しやすくなります。

豆腐や豆乳は、大豆が加工されるので吸収率が良くなったり、味噌・醤油・納豆は微生物の力により大豆が発酵し、風味と栄養を生みだすだけでなく、消化しやすくなります。

これらはまさに日本が産みだした健康食品ですね。

大豆のパワーを見直して、大豆食品を積極的にとり入れてはいかがでしょうか。

運動でメンタルケア! 不安やストレスを乗り切る為に

新型コロナウイルス感染症の影響で、自宅時間が増え何だか気持ちがスッキリしない、毎日おもだるいという方も少なくないはずです。

とくに冬場は日照時間が短く、ストレスの影響を感じやすくなる方も多くなるといわれています。

このようなときにどうすればいいのか?

それが運動でできるメンタルケアです。

今回は運動に期待できるメンタルケアについてと、その方法について取り上げてみました。

運動とメンタルヘルスの関係

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まずは、運動とメンタルヘルスの関係がわかる研究結果があります。

運動とメンタルヘルスの関係1・運動をしている人は抑うつ傾向になりにくい

運動をしている人は、運動をしていない、または運動時間が少ない人に比べて抑うつ傾向になりにくいということがわかっています。

20~60歳の会社員を対象にした研究があり、1週間に135分以上の運動をしているグループは、運動を全くしていないグループや、1週間の運動時間が135分未満のグループに比べ、1年後に抑うつ傾向の発生率が約半分となったことがわかりましたそうです。

135分おおよそ2時間。

長いと感じますか?

毎日だと確かにつらく感じますが、これは一週間で135分なので一日約20分。

運動習慣のない方には、少しハードルが高いかも知れませんね。

運動とメンタルヘルスの関係2・運動をしている人の方が「気分が優れている日」が多い

運動習慣のある人は、運動習慣のない人に比べて「気分が優れている日」が多いことがわかっています。

アメリカ内に住む18歳以上120万人を対象に行った調査では、運動習慣のある人は、運動をしていない人に比べ気分が優れないと感じる日数が1か月間に平均1.49日少ないという結果になりました。

中でも最も大きな関連がみられた運動の種類は、チームスポーツ、サイクリング、有酸素運動とジムでの活動であったこともわかっています。

どちらの研究においても、運動習慣があることが心の健康維持に役立つということがわかる結果となっています。

日照時間が時間が少ない冬場「在宅ワーク」は要注意

日光を浴びる時間が少ないと、メンタルヘルスの不調を感じやすくなるといわれています。

「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは、精神を安定させる働きがあり日光を浴びることで分泌されます。

日照時間の少ない冬はセロトニン分泌が少なくなると考えられ、心の不調を感じる方が増えるともいわれています。

また在宅ワークが続き、日光を浴びる時間が減っている方も同じように注意が必要です。

冬の時季や、在宅ワークが続くときこそ、昼間に外に出て身体を動かしたいものです。

まずはやってみよう!効果的な運動法

気持ちの落ち込みやすい環境のときこそ、少しずつでも身体を動かしてメンタルケアに役立てたいものです。

では具体的にどのように実践したらいいのでしょうか。

運動する時間は「今より10分プラス」を目標に

運動の最適な時間というのはさまざまいわれていますが、厚生労働省のスマート・ライフ・プロジェクトでは18歳~64歳の方の場合は以下のような目標が定められています。

・今より10分多く体を動かす
・歩行以上の強度の身体活動を毎日60分
・息がはずみ汗をかく程度の運動を毎週60分

運動習慣のなかった方が急に長時間の運動を行うと、ケガなどにつながる恐れもありますので「今より10分多く」を目標に、少しずつ運動量を増やしていくことがお勧めです。

60分とか聞くと運動習慣のない方には、始める前から気が滅入るもの。

いきなり60分でなくてもいいんです。

大切なのは、今より「10分多く」ですよ。

運動の内容は「取り組みやすいものでOK」

運動の内容は、自身が取り組みやすいもので構いません。

あれで無ければダメとかありません。

外に出てまずは今より「10分多く」多く歩くです。

外に出て行える運動であれば、日光を浴びることでセロトニン分泌を助けてくれるでしょう。

【取り組みやすい運動の例】

ウォーキング…負荷が軽いため取り組みやすい運動です。

通勤や買い物のついでにプラス10分歩くのもいいでしょう。

インターバル速歩…ウォーキングより効果が出やすいとされている運動法です。

少し負荷をかけてみたい方におすすめです。

ラジオ体操…実はさまざまな効果が期待されています。

外に出られない日は窓際で実践してみましょう。

HIIT…ややハードですが、1日4分でOKという運動法です。

すでに運動習慣がある人におすすめします。

日常生活に運動を取り入れる…何気ない動作を運動にしてしまうと、楽に運動量を増やすことができます。

ちりも積もればから始めるのもありです。

最後に

寒い日が続いたり、在宅ワークで自宅にいる時間が長くなったりすると、なかなか外に出るのは億劫に感じるかもしれません。

「時間を決めて」「休憩ついでに」など、やりやすい方法でいいんです。

ちょっとでも体を動かしてみて、スッキリ感を味わってみてはいかがでしょうか。

本当に悪?悪役にされてしまいがちな【コレステロール】

コレステロールって聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?

出来れば避けたい、数値を下げたい、太る、病気になるなど悪いイメージをする方が多いのではないでしょうか。

人間の体に存在する脂質は、大きく分けてコレステロール中性脂肪に分類されます。

しかもコレステロールは、ホルモンや脂溶性ビタミンの吸収を助ける胆汁酸の材料となり、細胞を構成する成分のひとつです。

糖質や脂肪酸を材料に主として肝臓で合成されます。

 

本当に悪?コレステロールの働きと種類

コレステロールの主な働きは以下の通りです。

  • ホルモンを作る材料となる
  • 胆汁酸を作る材料となる
  • 細胞膜を作る材料となる

コレステロールは、健康を維持するには必要なものです。

しかし増えすぎたり、バランスが崩れると問題が生じてしまいます。

コレステロールの種類

コレステロールは脂なので、血液に溶けません。

そのため体内を循環するときは水に溶ける「リポタンパク」という形で存在しています。

善玉と悪玉の違いは「リポタンパク」の比重の違いによるものです。

LDLコレステロール

「悪玉コレステロール」と言われコレステロールを多く含む低比重リポタンパク質

肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ働きがあります。

HDLコレステロール

「善玉コレステロール」と言われタンパク質を多く含む高比重リポタンパク質

コレステロールを肝臓に戻すお掃除役です。

悪玉コレステロール(LDL)は体にコレステロールを溜め、善玉コレステロール(HDL)はそれを回収しますが、運ばれるばかりで回収が追いつかないと余分なコレステロールがたまり、動脈硬化の原因になると言われています。

また、ふたつのバランス崩れて、血液中のコレステロールが増えすぎたのが、脂質異常症と呼ばれる状態です。

本当に悪?コレステロールが多く含まれる食材・食事

コレステロールは、鶏卵・魚卵・レバーなどの肝臓・肉の脂・バター・生クリーム等に多く含まれます。

卵黄 1400mg
牛タン 100mg
砂肝 200mg
あん肝 560mg
イクラ 480mg
たらこ 350mg
シュークリーム 230mg
ショートケーキ 150mg
カステラ 160mg
ラード 100mg
スクロールできます

※素材100gあたりの含有量となります。

摂取のポイント

悪玉コレステロールを増やしすぎず、善玉コレステロールを増やす生活をすることが大切です。

そのためのポイント6つご紹介します。

1.食物繊維の多い食事をする

食物繊維はコレステロールを吸着して対外に排出してくれる役割があります。

2.野菜・海藻・大豆製品・魚を積極的に食べる

野菜からとれるβ-カロテン・ビタミンC・ビタミンEなどのビタミン、大豆製品の植物性タンパク質、魚介類に含まれるタウリンコレステロールを下げる働きがあります。

そのほかには、ごまのリグナン、緑茶のカテキンコレステロールを下げる作用があると言われています。

3.お酒は適量を守る

アルコールは少しの量を飲んでいる分には、HDL(善玉)を増やす効果があります。

ただし、問題は飲みすぎること。 お酒は適量を守って長く楽しめるようにしましょう。

4.油の種類を選ぶ

サフラワー油、ひまわり油、コーン油に含まれるリノール酸は悪玉コレステロールを減少させますが、取りすぎはHDL(善玉)も減少させてしまします。

魚の脂であるEPADHAやしそ油、亜麻仁油に多く含まれるα-リノレン酸、オリーブ油のオレイン酸は悪玉(LDL)を減らし、善玉(HDL)を増やしてくれます。

しかし油は高カロリーですのでとりすぎには気をつけましょう。

5.たばこは禁煙、または節煙を心がける

たばこを吸うと、善玉(HDL)を下げてしまうことが明らかになっています。

まずは、禁煙(節煙)を決心してチャレンジしてみましょう!

6.適度な運動をする

1日の歩数が多い人ほど善玉(HDL)が高いという結果が得られています。

1度にハードな運度をするより、速足で歩くとか、階段を昇り降りするなど日常的に継続するものがおすすめです。

善玉(HDL)を増やすだけでなく肥満予防や筋力、心肺機能の老化予防に役立ちますよ。

最後に

その他にも、肉中心の脂っこい食事を控える、甘いものの食べ過ぎを控えるといった対策があります。

ただし、脂質異常症に関して食事療法、運動などをキチンとこなしても解消出来ない場合があります。

理由の一つに、遺伝があります。

もちろん遺伝であっても対応は必要ですが、一度病院で相談されるのが大切です。

こんなに努力してる結果が伴わい方は、ぜひ医師に相談してください。

アメリカの食事ガイド「マイ・プレート」

アメリカ人の食事のイメージって聞かれたら、どんな食事を思い浮かべますか?

多くの方は、ハンバーガーやピザなど高カロリーなメニューをイメージする方が多いのではないでしょうか。

米国農務省(USDA)によると、なんと成人の約74%は肥満とされ、日本の約26%と比べ2倍以上となっています。

そこで今回は、健康増進や肥満対策が気になるアメリカの食事ガイド「マイ・プレート」を見てみたいと思います。

アメリカの食事ガイド「マイ・プレート」ってなに?

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アメリカの食事ガイド「マイ・プレート」は、1992年に発表された「フード・ガイド・ピラミッド」を発展させたもので、健康増進や病気の予防をするために2011年からはじまりました。

以前のピラミッド型のガイドでは、穀物が一番下に最も多く摂る食品として、脂質と甘いお菓子が一番上に最も少なく摂る食品として示されていました。

現在進行中の「マイ・プレート」では、丸いお皿(プレート)を4つに分け、何をどれだけ食べればバランスのよい食事になるかを視覚的に分かりやすく示すように変化しています。

 

それぞれのグループ分けは次の通りです。

・オレンジ色:ご飯・パン(穀物
・むらさき色:肉・魚・大豆製品・豆類(タンパク質)
・緑色:野菜・豆類
・赤色:果物
・青色:乳製品

「マイ・プレート」で食事をバランスよくするには

・主食の半分は全粒穀物にする
・さまざまな食品からタンパク質を摂る
・お皿の半分は野菜と果物にする
・乳製品は低脂肪・無脂肪のものにする

一枚のお皿に食品を分けるのが難しい場合は、野菜→主食→主菜→果物→乳製品の順に器を大きいものから小さいものにすると「マイ・プレート」のようにバランスのよい食事をイメージすることができるという事です。

主食の半分は全粒穀物

全粒穀物は、白米など精製したものと比べてビタミンB1や鉄分が豊富に含まれます。

主食となるご飯を雑穀米や玄米、パンをライ麦パンや全粒粉パンにするのがお勧めです。

シリアルを食べるときは、オートミールを混ぜて食べるのも良い思います。

さまざまな食品からタンパク質を

タンパク質は、肉・魚・卵・大豆製品・豆類など、さまざまな食品から摂ることが理想です。

アメリカの食事ガイドでは、大豆・レンズ豆・ひよこ豆などの一部の豆類はタンパク質・鉄分・葉酸カリウムなどが豊富に含まれることから、タンパク質と野菜の2つのグループに属しています。

大豆製品や豆類は、肉と比べて飽和脂肪酸が少ないので、脂肪のとり過ぎが気になる方はとり入れたい食品の一つになります。

お皿の半分は野菜と果物を

新鮮な野菜や果物を摂るのがよいですが、忙しいときは冷凍食品や缶詰・乾燥したものを活用してもOKです。

ジュースで摂るときは、果汁100%か自家製のフレッシュジュースを飲むのがお勧めです。

また、果物は野菜に比べて糖質が多く含まれるので、マイ・プレートの示すように野菜の方を多く摂るよう意識してはいかがでしょうか。

乳製品は低脂肪・無脂肪のものを選ぶ

乳製品は過剰になりがちな飽和脂肪酸を多く含みます。

飽和脂肪酸は、コレステロール値の上昇や肥満のリスクとなることで知られています。

牛乳やヨーグルトを摂る習慣のある方は、低脂肪や無脂肪のものを選ぶか、豆乳などの大豆製品に切り替えてはいかがでしょうか。

最後に

何をどれだけ食べればバランスのよい食事になるか示したアメリカの食事ガイドである「マイ・プレート」。

ガイドラインでは、「健康増進と病気の予防のためのバランスのよい食事」として紹介されています。

そして「マイ・プレート」は、あくまでも米国人向けの食事ガイドです。

日本では、日本人の食生活や食事摂取基準に合わせた「食事バランスガイド」を参考に。

また、人によって病気の程度はさまざまで、食事療法の内容も異なります。

主治医の指示がある場合はそれに従うのが一番大切なことです。